ひろがるスカイ!プリキュア~スーパーヒーローズ~   作:のぞむ

8 / 44
キュアプリズム

ヒロがランボーグに捕まってしまい、ソラ、ましろ、あげはエルを連れて学校の屋上まで逃げてきて、あげはが追ってきている小型ランボーグが入れないようにドアをロープで固定する。

 

 

「大丈夫だよエルちゃん!お姉ちゃん達が守ってあげるからね!」

 

「ヒロくん…どうすれば…!」

 

 

ソラは何とかしてヒロを助け出す方法を考えるが思い浮かばず、ソラはヒロを助けられない自分に歯がゆさを覚える。

 

 

「あー、マイクテス、マイクテス…無駄な抵抗はやめて、さっさとプリンセスを連れて出てくるのねん!」

 

 

外にいるカバトンがメガホンで出てくるように言ってくる。

 

 

「ほら!お前からも何か言ってやれ!」

 

「いいのか?」

 

「ああ。負けを認めるなり、泣いて助けを求めるなり好きにするのねん」

 

「じゃあお言葉に甘えて…みんな!僕は大丈夫だから、絶対にエルちゃんを渡しちゃダメだ!」

 

「お口チャッ~ク!」

 

 

カバトンはガムテープを出し、ヒロの口を塞いでしまう。

 

 

「お兄ちゃん!」

 

「ヒロくん!」

 

「2人ともダメ!」

 

 

今にも飛び出していきそうな2人をあげはが止める。

 

 

「出てこないのねん?それじゃあ…」

 

 

カバトンが指を鳴らすとヒロを捕らえているランボーグが複数の触手を出し、ヒロの頬を抓って攻撃する。

 

 

「ヒロくん!」

 

「どこかに落ちてる金属バットを拾って戦えばワンチャン…いや無理!あーもう!何か良い手は…」

 

「助けなきゃ…お兄ちゃんを助けなきゃ…」

 

「そんなのわかってる!でも!」

 

「それでも…お兄ちゃんだったら絶対に助けに行ってる…見ているだけなんてしないよ!だから行かなきゃだよ!」

 

 

ましろの気持ちに呼応するように彼女の胸からミラージュペンが光と共に現れ出た。

 

 

「ましろさん!それは!?」

 

 

ソラがましろから出てきたミラージュペンを見て驚く。

 

 

「お、おいおい!」

 

 

光を見たカバトンはヒロを捕らえているランボーグと一緒に屋上まで近づいてくる。

 

 

(あれってミラージュペン!もしかして…ましろがプリキュアに!?)

 

「嘘だろ!あんな脇役が!?」

 

 

カバトンは信じられないとばかりにましろを見る。

 

 

「何それ…?」

 

 

あげははミラージュペンを見て呟く。

 

 

「これって、私の…私がプリキュアに…」

 

 

ましろはミラージュペンを手に取ろうとする。

 

 

「やめろ!!」

 

「っ…!」

 

 

カバトンの叫びでましろは手を止めてしまう。

 

 

「お前みたいな脇役がプリキュアになれるもんか!お前に何の力がある!自分だってわかってんだろ!?ほら!」

 

 

カバトンに妹のましろをバカにされ、ヒロはカバトンを睨む。

 

 

「…確かに私、お兄ちゃんやソラちゃんみたいな力はないよ…でも、お兄ちゃんはいつだって、私の事を助けてくれた!だから!」

 

 

ましろはペンを掴んだ。

 

 

「だから今度は、私がお兄ちゃんを助ける番だよ!」

 

「ぷいきゅあ~!」

 

 

エルはソラの時のようにスカイトーンをましろに飛ばし、それをましろがキャッチする。

 

 

「ヒーローの出番だよ!」

 

------------------------------

 

「スカイミラージュ!トーンコネクト!」

 

「ひろがるチェンジ!プリズム!」

 

 

「きらめきHOP!」

 

「さわやかSTEP!」

 

「はればれJUMP!」

 

 

 

 

「ふわりひろがる優しい光!キュアプリズム!!」

 

------------------------------

 

「キュ…キュアプリズムだとぉ!?」

 

「キュア…プリズム…」

 

「カ…カッコよ!」

 

「えるぅ~!」

 

(あれがましろ…キュアプリズム!やったねましろ!)

 

 

「ランボーグ!」

 

 

するとソラ達を追っていた小型ランボーグが天井を破り、屋上に現れる。

 

 

「ボッコボコにしろ!ランボーグ!」

 

 

小型ランボーグはプリズムに攻撃してくる。プリズムはジャンプしてかわすが高く飛んで行ってしまう。

 

 

「えぇ~!パワー強すぎだぁ~!」

 

「今だランボーグ!プリンセスを奪うのねん!」

 

 

ランボーグがエルに迫って来る

 

 

「させないよ!」

 

 

プリズムは近くのビルの壁を蹴り、すぐさま戻って小型ランボーグを蹴り飛ばす。その際、カバトンが小型ランボーグとぶつかり、近くのビルまで吹っ飛ばされ、カバトンはソラのミラージュペンを手放す。

 

 

「しまった~!」

 

(よし!ソラちゃんのペンを手放したぞ!)

 

「お兄ちゃん!」

 

 

プリズムは手から光弾のようなものを出し、ヒロを捕らえているランボーグにぶつける。すると触手が緩み、ヒロは触手から抜け出し、ランボーグを足場にしてジャンプし、ソラのミラージュペンを手に取り、ヒロは自身の口を塞いでいるガムテープを剥がす。

 

 

「ソラちゃん!」

 

 

ソラは屋上から飛び出し、ヒロが投げてきたペンをキャッチする。

 

 

「ヒーローの出番です!」

 

------------------------------

 

「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!!」

 

「よっと!」

 

 

ヒロは上手く地面に着地し、スカイがヒロに駆け寄ってくる。

 

 

「ヒロくん!大丈夫ですか!?」

 

「うん!」

 

「ごめんなさい!私のせいで…!」

 

「ストップ!」

 

「ヒロくん…?」

 

「スカイはスカイのやるべきことをするんだ。話はまた後でね」

 

「…はい!」

 

 

スカイはランボーグに、プリズムは小型ランボーグに向かっていく。

 

 

「ヒ~ロ~ガ~ル~!スカイパーンチ!!」

 

 

「スミキッタ~…」

 

 

スカイの浄化技でランボーグが浄化される。

 

 

 

 

 

「ヒ~ロ~ガ~ル~!プリズムショット!!」

 

 

「スミキッタ~…」

 

 

プリズムの浄化技で小型ランボーグも浄化することが出来た。

 

 

「ツ…TUEEE!」

 

 

カバトンが撤退し、スカイとプリズムは変身を解く。するとましろが地面に座り込んでしまい、ヒロとソラがましろの元に駆け寄る。

 

 

「ましろ!」

 

「ましろさん!」

 

「大丈夫…緊張が解けたらふにゃ~ってなっちゃっただけだよ…」

 

「…ごめんなさい!私が未熟なせいで…私がカバトンの罠に引っかかったせいでヒロくんが捕まってしまって…私なんか、放っておいてくれれば!」

 

「ダメだ!」

 

「っ!」

 

 

ヒロの一言でソラは黙ってしまう。

 

 

「それ以上はダメだよ、ソラちゃん」

 

「ヒロくん…」

 

「お兄ちゃんの言う通りだよ。私なんか…なんて言っちゃダメ。ソラちゃんは、大事な友達なんだから」

 

「ましろさん…はい!」

 

「…ましろ」

 

 

ヒロがましろを呼ぶ。

 

 

「ありがとう!僕を助けてくれて」

 

「お兄ちゃん…っ!」

 

 

するとましろがヒロに抱きつく。

 

 

「良かった…お兄ちゃん…っ無事で良かったよ~!」

 

「ましろ…」

 

 

ましろは泣きながらヒロの無事を心から安心し、喜んでいた。ましろを安心させるためにヒロはましろを抱きしめる…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、忘れられそうにない出来事を見てしまい、困っているあげはに3人は苦笑いしてしまったのだった…。




次回も楽しみに待っていてください!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。