お昼休憩になったので、お腹を満たしに昼食会場まで足を運ぼうとした矢先、
なんか黒服に身を包んだヒトが目の前に現れたんだ。
「西尾遠矢様に新田幸助様ですね? こちらで、お嬢様がお待ちです」
「あ、はい」
「お嬢様?」
いきなりなんのこっちゃと来てみると、キタちゃんにダイヤちゃん・テイオーやライス・姉弟子といった見知った顔ぶれが揃い、午前に血反吐を吐く思いをしながら頑張ったクラスメイト達がいた。
なんでこんなところと思ったんだけど、バイキング形式でありながらそこに並べられた一品は体にいいものばっかり。
なるほど、ねぎらいかあ。
そしてなんとなくだけど、ダイヤちゃんが主催っぽい。だから、お礼をしないとね。なんせ春なのに初夏と言わんばかりの熱射なんだ。これじゃ倒れちまうよ。
ちゃんとした屋内に冷房。天井の扇風機も回っているし、至れり尽くせりだ。
感謝の念に耐えませんな!
「遠矢さん、障害物競走お疲れ様でした」
「お疲れ様。ダイヤちゃん、こんなに豪勢な催しをありがとうございます」
「いえいえ、キタちゃんの命の恩人だもの。当然のことです」
「命の恩人?」
「ダイヤちゃんがね、遠矢さんが――」
「わあああああ!! ダイヤちゃん、ストップストップ!」
「えー、キタちゃんのお話面白かったのに」
ダイヤちゃん。君さ、キタちゃんと話しているときさ、僕の方に視線を向けてくるのやめてくれないかな?
なんかこう、腹の底が冷える感じがして嫌なんだよね。
悪いことしたのかな? なんの危害も加えていないと思うんだけどなぁ。
「西尾、お前……またなんか誤解されるようなことやったのか?」
「流石に、テイオーにしたことはやってないよ」
「……」ジトー
「嘘じゃないよ!」
ジト目してこないでよ。っていうか、新田くんも結構僕と一緒に、思わせぶりな行動をしまくってるじゃないか!
共犯者だよ、共犯者! ギルティーだ!
はあ…気にしてもしょうがないし、腹を満たそうじゃないか。
主催者側のダイヤちゃんも食べ始めたし、キタちゃんもお皿によそって僕やテイオーと一緒に食べたぞ。
うーん、今後一生ありつけない豪勢なものを頂いたよ。ありがたやありがたや。
「よぉし、テメェら! 腹八分までにしておけよ! 片腹大激痛になっても知らねぇぞ!」
「わかってんよ、小比賀!」
「そんくらいわかっとるわ、小比賀くん!」
「この後のほうが艱難辛苦を味わう。当然のこと」
「皆わかってんじゃねぇか! じゃあ、麻生の活躍でも見っか!」
「せやなあ!」
「漢見せたれ、麻生!」
黙々と食べていたと思ったら、もう終わったんだね。
早いなぁと思いつつ、皆の麻生くんへの注目はお昼に行われる演目のこと。
この競技場の中央で、カメラで会場の映像に映されながらチャンバラをするんだ。
本人曰く、真剣のほうがいいらしい。銃刀法違反なんだよなぁ。
麻生くんがパドックから出てきて、中央にある試合の場所へ行くと対岸からウマ娘が一人やってくる。
最初から一騎打ちとか覚悟キマってんね!
本来はダブルスで魅せるんだけど、クライマックスにはちょこっとばかし早いんじゃないかな。
<其の方、名の有る将と御觀受け致す>
<如何にも、我が名はグラスワンダー。貴殿は征夷大将軍の末裔か>
<ほほう、遠方にも我の事は耳に入っていたか。我こそは、水戸徳川家庶流の末裔、麻生 治郎左衛門 家宗也!!>
<っ!! 誉有る一騎打ちを所望するッ!>
<構わん……いざ!>
<參る!>
あのさ、麻生くんの喝もそうなんだけど、柔らかい素材の武器が合わさるだけでそんな衝撃波出る?
ここ、来賓用に防弾ガラスでできてるって、『巨万の富』が教えてくれるんだけど。
それに戰になってんじゃん。誉どころの戦いじゃないって。
<お主、大将首だろっ、なあ、なあ!!>
<お命頂戴致す>
<ヒャハハハハッ! 君の命、何円にナるんだロうねっ!?>
<ふん、ヒトに化けた餓鬼か。いいだろう、來い。疾く死ね>
ねえねえ、本当にチャンバラなの? っていうか、麻生くんその腰に差してるそれって、何なのかな!?
皆も熱狂してるけど、ってキタちゃんもドス抜けー!とかキミ気質だよね?
鹿島新當流?
『巨万の富』さん? なんか興奮して、いろんな情報を与えてくれるのはありがたいんだけど、表現がすっごい物騒なんだよね。一子相伝かつ口伝のやつを文章で教えてもらっても、
それ人間業じゃないと思うんだよ。
会場は大盛りあがりで、大成功だと思うよ。最後の一撃がねこだましなのはよろしくないけど。
皆怪我もなかった。いいことだ。
お昼休憩も終わったことだし、続けて団体競技をしていこうか。
といってもヒトが出られるやつは、限定的。僕は大縄跳びまで、ダンス会場の調整を行うことにしたんだ。
午前中の敵情視察はすでに済んでいる。
更に誰が大食いかっていうのも、新田くんが調べている。
調べた理由は、エネルギー効率最悪なウマ娘に糖分ガチ盛りスイーツを渡すためだ。
今僕は、”調整はあたしたちがやってるから、スイーツOhDeadBoo作戦やってきて!”って谷岡さんから門前払いされ、強豪が戰をやっているところにやってきた。
ここで競っている奴らの大半が、2つあとにある大縄跳びに参戦することが判明しているんだ。
「浜内くん、見える?」
「見えるぜ」
「鼻血垂らしてまで見るやつは後でいいから、最後に残っているウマ娘を見てくれよ……」
「おっと! すまんね。ついつい」
「同志! B組のウマ娘ちゃんが退場します!」
「流石はデジたん! 西尾、東側だ」
「あいよ!」
途中で近衛さんのSPさんから、試食ケーキ一式をもらって東出口へ向かうんだ。
そこで負けちゃったね―とか言って、青春の汗をかいているウマ娘に一般人を装って渡すんだ。
運動後には、ミネラル・水分・糖分ですよ、と。
さすれば、彼女たちは、なんのことと食べていくんだ。
む、オグリキャップ方面は失敗か。あの暴食のベルセルクは抑えられないって。
こっちも嗅ぎ付かれる前に退散だ!
「新田くん、そっちはどう!?」
「騎バ戦出場者の6割を、太り気味にしてやった! 西尾は!?」
「台風の目の出走者4割!」
「上等!」
走って逃げていると、何者かに襟首を掴まれた!
ぐえっ、何事ッ?
誰かと思えばテイオーだ。一体どうしたのかな?
「遠矢?」
「何かな?」
「このケーキを配ったのはキミ達だよね?」
「おう、配ったのは僕だね。新田くんは違うから開放してほしいな」
「さっきの会話聞いちゃったもんね! 同罪! うちのクラスのマックイーンがこんなになっちゃったんだよ!?
これじゃ、ライブ見れないじゃん!」
テイオーの後ろにロングヘアのウマ娘がいた。
な、なんとむごい……ふっ。
「い、今嘲笑いましたわね!?」
「笑っちゃいないさ。そもそも僕は、ケーキを配っていただけ。それを食べるという選択肢を取った、君たちが悪いんだ。
僕も新田くんも悪くないよ」
「いいえ! わたくし達が出てきたところを狙いすましたかのように、できたてのクリームたっぷりふわっふわな生地と
超高級あまおうイチゴが載せられたケーキをお出しになりましたわ!
抗えるわけがありません!」
「そんなの知らないよ。人気になりたいケーキ屋さんの策略に載せられたと思うんだな!」
ちょうどいい、不幸にも旋風が少し吹いた。
僕らはこの旋風[つむじかぜ]にまぎれて、第一集合地点へ行くんだ。
そこにはダイヤちゃんとキタちゃん、姉弟子がいる。
腕を組んで裏の顔って感じがするけれど、あのケーキを提供してくれたのはダイヤちゃんだ。
最初は近衛さんが用意していたんだけど、ウマ娘を甘く見ていた。
まさか、オグリキャップやグラスワンダー・スーパークリークに、用意していたすべてが食べられるなんて!
そこで面白がってたダイヤちゃんにレシピを渡してみると、すぐに用意してくれた。
勝つためには、全てをなげうってでもなさなければならないことが有る!
あとが怖いなぁ。
「で、遠矢。どうなの?」
「あ、はい、姉弟子。あのお菓子で、だいぶ皆面白可笑しくなりましたよ」
「上出来よ! やっぱり砂糖の魔法は、みんなを幸せにするのよ! ほっぺたがおちそうだったわ!」
あれ、くっそ甘かったんだけど。姉弟子のパパさん、後々ものすごい剣幕でわがまま言われそう。
本当に申し訳ないです。
「と、遠矢さん、ダイヤちゃん……これ、本当に大丈夫なの?」
「大丈夫だ、問題ない」
「新田委員長さんがそういうなら……」
「うん。新田くんがそういうんだ。何も問題ないよ」
キタちゃんを撫でていると、ダイヤちゃんや姉弟子からスゴイ目で見られる。
コワイ!
途中田淵くんが姉弟子を探しに来ていたので、ここで姉弟子が退場する。
また門田くんや麻生くんも合流して、だいぶ対戦相手がOhDeadBooになった事を確認したよ。
暴食のベルセルク(オグリキャップ)以外、なんとかできたらしいけど他のウマ娘に渡す分も食べられちゃったらしく数が足りないんだとか。
近衛さんや藤野さんに応援に行ってもらおうと思ったけど、ふたりとも別の競技場である台風の目に出場するみたい。
だからこの場には居ないんだ。
ここで作戦を決めるのは新田くん。伝えられた作戦と即席で作られた戦術で相対するのさ。
だいたい看破されるけどね。
「よお遠矢、だいぶおもしれーことやってんじゃねーか」
「あ、ゴルシさん……とトレーナー」
「おう。お前さんがやった事、俺たちトレーナーにとっちゃアレだけど。まあ、最後まで全力でやっちまえ」
「はい! 全力全開でやっちまいますよ!」
「ゴルシちゃんもやっていいか!?」ワクワク
「バレないようにお願いしますね」
そういうわけで、ゴルシさんもどこからか取り出したケーキをウオッカさんやスカーレットさんに食べさせていた。
二人とうちのクラスって、戦うことなかったなぁ。
この感謝祭が終わったら、食堂の方にレシピを提出できないか聞いてみよっと。
あ、そろそろ時間だ。ふいに見た時計の針が、プログラム開始の20分前になってる。
僕が参加するのは、次の大縄跳びで終わりだ。
そして僕らヒトが参加する競技は、騎馬戦で終わるよ。
まあ、後2つといっても諦めることは決してしない。全力であらがって全力で楽しむから。
だからゴルシさん、うちのクラス発祥のケーキって言わないでよ。
「集まったな? 訓練通りにすることだ。いいな?」
「「「Sir,Yes sir!」」」
「声が小さい! 腹から声だせやあ!!」
「「「SIR,YES SIR!!!」」」
「よぉし、中央都立帝國大学校付属中学校、中等部1年1組の入場じゃ!
気張っていけえ! 一着取るど!」
「「「応!!」」」
「頼むぞ、俺の生徒たち」
「おいセンコー、あんたほとんど何もやってないだろうが」
「資料の横流しはしたじゃないか」
「通りで見やすいと思った」
「ねえ委員長、ここで1着取ったらどうなるの?」
「最下位から抜け出せる。藤野、騎バ戦の準備だ」
「おっけー! 新田、こっちの方は任せた!」
「ああ。行って来い」
「小比賀~! 足引っ張んなよ~!」
「麻生! 安倍! 久保田! 空回りすんなよ!!?」
「俺の弟子共、へますんじゃねえぞ!」
「遠矢! まけんじゃないわよ!」
「遠矢さーん! がんばってくださーい!」
「「「私(俺)たちの息子(娘)頑張れえええええ!!!」」」
ご観覧席のご両親の方々の声援がものスゴイなあ!
僕の両親は……っ。さて、1位目指して頑張るぞ!
「えー、負けてしまいました」
「三位かぁ」
「まさかケーキのOhDeadBooを、直前まで走り込んで消化していただなんて」
「予想できるかよ、んなこと」
「14組くらい落とせたけど、その程度かぁ」
ウマ娘の身体能力が高いから、お腹の重み程度じゃどうにもならなかった。
でも、ワンテンポ飛ぶのに遅れるから、そっちの方向で僕らは3位を取ったんだ。
やらないより、やったほうがよかったね。この後は騎馬戦だ。
僕はダンスステージの調整のために、最終確認だ。
ウマ娘たちの競技は、クラス対抗リレーを午前中に終わらせているから騎馬戦の後は駅伝をする。
これが終わったら、ようやく閉会式というか最終発表だね。
「逝ってくる」
「なんか変な覚悟決めてない? 大丈夫?」
「みんなスイーツ関係で目くじらを立ててるからなあ」
「武運長久を祈る」
「麻生も出るんだよ、あくしろよ!」
「遠矢! お前も出るんだ!」
「なんで!? 僕の出場競技終わったじゃん!」
「あちらでテイオー様とマックイーン様がお目見えだ。行って来い!」
「うわ、西尾くんってウマ娘に粉かけてんの?」
「厳しい戦いになりそうね」
うわあ!? お、押すんじゃない! 門田くん助けて!
あ、だめ? そう。
おわかりになられましたか? ええ、そうです。門田くんが辞退して、そこに補充要員として入れられてしまいました。
あーもうめちゃくちゃだよ。すでに限界に達しているっていうのに。
決まったものはしょうがないので、作戦を小比賀くんから聞いてみる。
作戦内容はとにかく待ち受けるんだって。やっぱり、足じゃ敵わないから、どっしり構えて技ありでやっていくんだと。
そりゃそうだっていう反応しかできないね。
「大事なのは間合い そして、退かぬ心だ」
麻生くんから薫陶を受けたよ。ありがとう! でも第二次性徴してないから、腕が短いんだよね。
脚であるみんなに全てを任せて、僕は全力で応対するよ!
入場して一斉に並んで、騎馬を作るんだ。そして、1対1や勝ち上がり戦をこなしていく。
腕力で負けているなら、力をかける向きを変える方が良いかもね。
僕がそう思っているのと同じように、みんなも力技ではどうにもならないのを知っている。
だからフェイントや視線誘導を使って、一進一退の攻防を繰り広げているよ。
最後の総力戦は、総大将である麻生くんが囮になって足自慢でくんでいる小比賀くんの騎馬が後ろからせめて立てていくんだって。
本来ならウマ娘に背面攻撃は、ほとんど意味を成さないんだけど視界に制限を設ける意味において、
やって損はないらしい。
ま、眉唾ぁ。総力戦となって一気にウマ娘に有利な声援が湧き上がる中、
やっぱり僕らには強い野次がくるねえ!
「えー、負けてしまいました」
「おしい! もうちょっとだったのに」
「ふっふーん、テイオー様に勝つなんて一億光年早いんだよ!」
「ちきしょう! あともうちょっとで、つめろだったんだけどなあ!」
「みんなお疲れ様! スポーツドリンク持ってきたよ!」
「く、不覚っ。かくなる上は、ライブの成功を前提に度肝を抜かす力をっ!」
「おう、麻生。力むんじゃねえ」
「まずはみんな、お疲れ様。まだ最後のライブがあるけど、それまでは駅伝を見ながら休憩をしよう」
「典孝師匠! 一緒に駅伝みましょ!」
「お、いいぞ。一緒に、追い込み・まくりの奇術師。ミスターシービーでもお応援しようか」
「私達は出場できませんが、勝者の特権として駅伝を特等席で見ませんこと?」
「え!? い、いや、このあとライブの準備があるから」
「もうすでに準備完了だよ。だから、マックちゃんと一緒に行ってきたら?」
「ダイヤもお供したいです!」
「あたしもあたしも!」
「ふふ、一緒に観覧いたしましょう」
「ちょ、ボクも一緒に見る!」
あんのじょう負けてしまったんだけど、気持ちでは負けてなかったはず。
うん、終わったことだからつべこべ言わないよ。新田くんたちと浜内くんの推し活について、一緒に学ぶはずだったのにダイヤちゃんに押され、キタちゃんに腕を取られて強制連行されてしまった!
あとから付いてきたテイオーと合流して、みんなと一緒に応援したよ。
意外とみんな速度を出していなくて、接戦みたいな感じだった。
そりゃそうか、誰かわからないけどアスファルトが一部ぐちゃぐちゃになってたし。脆いんだね、ここらへんの道路。
駅伝も終わって再び行進して並ぶ。そこで結果発表だ!
さあ、僕らクラスの順位は~~?
おっと、下から数えたほうが早いねえ!
むしろ最下位じゃないんかい! やったぜええええええ!!!
1年のサポート科三組に僅差にて勝利なり。
喜びもひとしお。すぐに準備にとりかかるぞ!
事前の取り決め通りにうごいて色々配置している間、観客であるウマ娘も再配置しているみたいだ。
「各自再確認できたか!」
「照明、音源、配置オーケー! 観客席は?」
「移動完了したようだ。いつでも行けるぞ!」
僕らの最後の大仕事、開幕だ!
ーーーーーー夜
「今日はお疲れ様」
「お、来るの早いじゃないか」
「まあね」
新田くんや藤野さんといった委員長や体育委員が片付けを行っているんだけど、
たった今開放されたみたい。随分とお疲れなようですな。ここはねぎらいとして、これをつけてもらおう。
「なんだこれ?」
「さっき作った子機」
「子機?」
最近ライスのウマソウルの波長が強くなってきて、僕らへの不幸が強くなってきているんだ。
そこで対応策として分散することにしたのさ。そしてこの子機は現在ヒトだけなんだけど、もう少し研究して他の動物や関係ないウマ娘につけられたらなと思ってる。
まあ僕と新田くんを主力として引き付けているけど、それを複数人に分け与えればいいんだけどね。
そうすると原液をかぶるようなもんだから、絶対悪影響しか出ない。
「ウマ娘につけるのはまずいだろ、流石にさぁ」
「わ、わかってるよ。しないよ、そんなの。かわりに田淵師匠とか浜内くんにでもつけてもらおうかなって」
「あー、まぁ、やりすぎんなよ?」
「あはは、友達にそんなことしないって」
「どうだかな」
僕のことをなんだと思ってるのさ。ちゃんとデリカシー?はあるよ。
じゃあ残りのことをパパっとおわらせよっか。
「ふわぁ、もう眠いから終わりにするよ。おやすみー」
「おやすみー」