俺とフブキ、そしてラミィの3人で酒屋の席に座っていて話していた。
「あ、そういえば一緒に住んでる子の名前知らないんだが誰なんだ?」
黒上「そう言えば言ってなかったな、白上フブキって奴だ。私と正反対の白い奴だ。」
思ったより似てると言うよりかは黒白除けばほぼ同姓同名なのに驚いた。これからどう呼べば良いんだろうか。
「そうしたらもうなんて呼べばいいんだよ。」
黒上「だったら私のことは黒上って呼んどけ、白上の方はフブキってよく呼ばれてるからそっちの方がいい。」
「了解。」
ラミィ「あのあの、もし良かったら悠斗さんのお話が聞きたいです!」
黒上「もっと聞かせろ。お前の話は特殊で面白い。」
「んな事言われても...意外と文化面は似てるんだよな。ちょっとこっちの方が原始的に近いというか。」
ラミィ「じゃあやっぱり昔悠斗さんと同じように来た人がそちらの文化を伝えたんでしょうね...」
「そう考えた方が妥当な気がするな。」
黒上「あ、そう言えば次は何処に行くんだ。まったく決めてないから行けないぞ。」
「確かに、そうだな」
俺は鞄から地図を取り出し机に広げた。まずはアルバブス大陸を見てどこに行くか悩んでいた。
ラミィ「次行くとしたらラミィ達が居たこのディルーゾ王国ですね。ここはこの街より発展してて恐らく悠斗さんの思う街並みが広がっていますね。」
「でも流石に遠いな...」
ラミィ「アイリス街は南の港があってディルーゾ王国の付近にはまた別の港があります。そしてアイリス街にはディルーゾ王国付近の港まで向かう船があるのでそこに乗っていくと良いですよ。」
位置関係としてはアイリス街が南、ディルーゾ王国は東にあたる位置関係であった。ラミィ達が居たならきっと誰かがいるはずと思いそこに向かうことを決定した。
黒上「決まりだな、まぁでも今日はもう暗いから宿に泊まるか。」
ラミィ「そうですね、よし...そしたら今日はラミィの奢りです!!沢山食べてください!!!」
「じゃあ遠慮なく....」
黒上「私も疲れたから今日は多めに食わせてもらうぞ。」
というか実際にこの世界の料理を食うのは初めてだな、目には入っていたが食うことは全然無かった。というかこの世界来てまだ飯にありつけてなかったじゃん俺...そして黒上と俺が頼む中ラミィがめちゃくちゃ酒飲んでて酔っ払ってた。
ラミィ「あぁ〜〜よっちらぁ〜ラミィに構え〜!!」
「助けてくれ、黒上」
黒上「私は飯食ってるからそっちの世話は頼んだぞ。」
「次なんかあっても助けねぇぞ...」
黒上「今回はたまたまだ、次は私一人で片付けられる...」
ラミィ「ラミィという女がいるのに他の人と話してるぅ〜〜!!!」
やべぇ、良くない。理性が保てない。何故かって?そりゃもう当たってるんすよ、デカいアレが。さっきまで冷静な女の子だったのに酔ったら構え構えって言ってくるわがままお姫様だよ....
黒上はそっぽ向いて助けてくれないしどうしたらいいんだよこの状況...
しばらくしてやっと酒屋から出ることが出来た。そういやラミィの家って何処だ...聞いてみるが酔っ払ってほぼ何言ってるか分からない状況だった。
黒上「多分こいつ家別の場所だぞ。」
「マジで?」
黒上「多分ディルーゾだと思うぞ、そっからこっちに来たんだし絶対そうだ。」
「なるほど...え?」
ラミィ「せいか〜〜い!ラミィは今家ないのぉ〜!!」
黒上「仕方ないから同じ宿に泊まるか。」
「そうだな。」
そうして俺たちは今夜泊まる宿にもう1人追加で泊まる事にした。もちろん俺は1人だがラミィは黒上に任せることにした。
翌日、俺は起きて早速シャワーを浴びてスッキリした。昨日の戦いの疲れも寝て起きたらすっかりと消えてて気持ちが良かった。
「あっ…黒上大丈夫かな…」
まぁ大丈夫の精神でなんとかなってるだろと思って旅の支度を進めていた…
黒上「暑苦しいわ...マジで寝れなかった。」
やっぱ思った通り昨日の夜は酔っ払いに絡まれて寝ることがあまり寝れなかったらしい。初めて男でよかったと思った…
ラミィ「お酒はやっぱりやめられません…」
「酔わない程度にしてくれよ。」
ラミィ「はいぃ…」
黒上「とりあえず港に行くぞ。そして雪花ラミィ、お前の家ってどこだ?」
ラミィ「え?ディルーゾですよ?」
黒上「やっぱりか…」
ラミィ「もしかしてラミィの家のこと心配してました?」
「多少なり心配はしてたよ、でもディルーゾって聞いて安心したわ。」
黒上「とりあえず行くぞ」
黒上の一言で3人で港に向かうことにした。だが向かって船員の人にディルーゾ王国に行きたいと話したがここで問題が発生した。
船員「すまんな、今ディルーゾ王国行きの船はないんだよ。」
黒上「はぁ!?どうしてだよ!!」
「まぁ落ち着けよ、それでどうしてだ?」
船員「今、ディルーゾってバケモンの襲撃を受けていてなそのせいで船やら貿易船が周辺に停泊することができないんだ。」
ラミィ「し、襲撃が….」
黒上「チッ…行くぞ…」
「待てって…」
ラミィ「待ってよ…!」
黒上が早歩きで港から去ってしまったので俺とラミィで追いかける羽目になってしまった。いつの間にか街の外にまで走っていた。
「ちょ……早すぎ…」
黒上「仕方ねぇだろ…あぁもう!!!!イラつく!!!」
ラミィ「つ、疲れた…」
黒上「イラつくから、悠斗、相手になれ。」
「はっ…!?」
次に黒上を見ると刀を抜いて降りかかる黒上の姿が見えた。今の俺には避けることしかできず、とにかく刀を振りかざしてくる黒上から逃げるようにしていた。
黒上「おい!逃げんな!!」
「いやいや…無理だろ!!」
黒上「修行だと思え!!」
修業と言われると少し気合が入った。俺は弓を構えて狙いを定めようとした、だがそれより早く黒上が斬りかかってくるためすぐに打つことが出来なかった
黒上「チッ…もう基礎から教えてやる。雪花ラミィ、お前も手伝え。」
ラミィ「えっ…はい!」
俺が弱すぎるが故に黒上が飽きたのか普通に修行を始めてきた。
黒上「戦いは遊びじゃねぇ、敵を前にして背を向けるな、命を奪う時も相手を見据えろ、覚悟を持て。」
なんだかその言葉が俺の考えを変えてくれた。弓を構える。それは黒上が指を指した先のちょっとしたバケモンだ、ゴブリンとは違う何か、だが俺は弓を構えてじっくりと打つ機会を狙った。
そして奴が立ち止まった瞬間矢を放った。しっかり頭に刺さり倒れた。
黒上「やるじゃないか、後はどのくらい早く弓を引けるかだ。後は雪花ラミィ、基礎体力を上げてやってくれ。」
ラミィ「分かった!!」
そしてアイリス街の離れで俺の修行が始まっていた。厳しい分、多分何か良いものが得れるだろうと願っておく。
???「魔王様一部の洗脳した奴らが自我を取り戻しています。」
魔王「そうか、なら良い。」
???「何故再度洗脳をしないのですか?」
魔王「別世界から来た彼の力だ。どうしようも出来ない。」
???「彼の能力と言いますと...?」
魔王「カリスマだ。」
???「貴方様も似たような魔法ですかね...?」
魔王「いずれにせよ、君も分かる。」
修行が始まってから、大体どれくらい経ったのだろうか…日没までやっていたようで3人共もうヘトヘトな状態だった。
黒上「その体もこの世界に慣れてきたみたいだな、ある程度能力は人並みになってきたぞ。」
ラミィ「急に慣れるの辞めてよ...ラミィ対応するの大変だったわ!!」
「ごめん...だって急に体の重みが無くなったからさ...」
黒上「ま、それくらいなら雪花ラミィは倒せそうだな。」
ラミィ「は!?こんなので倒れんわ!!!」
「だんだんラミィも素が出てきたな、面白いよ。」
ラミィ「そうかなぁ...」
黒上「よし、また明日にまた港に行くぞ。無理だったらもう歩いてディルーゾに向かう。」
「了解」
ラミィ「分かった...!」
帰って酒屋で飯食ったがめちゃくちゃ美味く感じて最高だった。またラミィが酔っ払ってたのは内緒にしておこう。
お嬢の5周年お披露目めっちゃ良くないか????
元からだけどボブメガネってめちゃくちゃタイプでそれがあったのガチで発狂して成仏してきた。あとは配信に夢中でグッズ買うの忘れてたくらいですね()