翌日2人より少し早めに起きて外に出た。目的は山だ、少し高い山がありそこを乗り越えると大図書館がある。多分距離的に3時間くらいは歩く事になりそうだった。
ラミィ「早起き....だね...」
ラミィが目を擦りながら宿屋の外に出てきた。黒上はどうしたと聞くともう少し待って欲しいと言っていたみたいだ。
「後は黒上待ちか」
ラミィ「あと少しでディルーゾだけど、大丈夫?」
「なんとも無いんだよな、それが。」
黒上「悪ぃ、遅れた」
「大丈夫だ」
ラミィ「じゃあ、行きましょうか。」
村から出発して山に向かっていった。まだ大図書館には彼女たちがいることも知らずに…
ねね「ね〜ししろん、この扉何〜?」
ぼたん「うわ、なんかすごい扉じゃん」
図書館の奥にある階段を降りて行くとそこには大きな鉄の扉があった。開ける方法がなく力づくで開けないといけなかった。でも今の2人は魔力を消費したくないため躊躇っていた。
ぼたん「どうにかして開ける方法ないかなぁ…」
だいふく「……!!」
ねね「ラミィ…?」
ぼたん「やっぱ来てるんだね…だいふくがいてよかったわ。」
ねね「じゃあ待ったらそのうち来るかな?」
ぼたん「期待してもいいかもね。」
ねね「じゃあ来るまでねね達でここ開けてみよっか。」
ぼたん「頑張ってみるかぁ」
「疲れた…」
黒上「珍しいな、お前が弱音吐くのは。」
ラミィ「あれ何...」
ラミィ指さした先は俺らが登る先だった、そこにはなんか化け物?みたいなやばい姿した生き物だった。猪に似た生物でまだこっちには気づいていなかった
黒上「お前ならあれくらい直ぐにやれるだろ。」
「舐められてるのか俺...?まぁやるけどさ。」
弓を持って[連弾射]で猪らしき化け物に向かって放った。しっかりと命中して猪は倒れた。今の所素早く放てるようになっていて自分は満足していた。だが黒上はまだいけると言っていた。
ラミィ「お見事!」
黒上「あんまり甘やかすな、まだいける」
ラミィ「十分すごいことだよ?」
「飴と鞭が同時に存在すると複雑な気持ちになるな…」
黒上「よし、もうすぐだから行くぞ。」
そうして俺たちはなんとか山の頂上へと着いた。先を見ると大図書館が見えて、その先はディルーゾ王国が見えていた。なんというか気が引き締まってきた。
黒上「やっぱ怖いか?」
「いや、なんなら楽しみだ。」
黒上「気が合うな、私もだ」
ラミィ「ラミィはちょっと怖いなぁ…」
ねっ子「……!!」
黒上「なんか訴えてるぞ。」
ラミィ「近くに、ねねとししろんがいるって言ってる…」
黒上「どこだ」
ラミィ「大図書館にいるって言ってる…」
「意外だな、事が上手く行きすぎて怖いわやっぱ。」
黒上「飛ぶか?」
「飛ぶとは?」
ラミィ「飛びましょうか。」
黒上はラミィと戦っていた時と同じように一瞬で飛んでいた。そしてラミィに関しては初めて見る姿だ、氷の羽を生み出して急に飛び立った。俺はと言うと特に何もなかった。
「俺置いてけぼり…?」
すると鞄の中にある本がまた勝手に出てきた。そして勝手に本が開いてそのページを見るとまた頭の中に映像が流れてきた。
「今度は飛べと言うのかよ本さんや…」
それは[フルボルト・ジャンプ]*1と言う魔法でこれならなんとか2人に追いつくはずだ
「よし、都合良い魔法よ頼むぞ」
足にエネルギーを貯めた、そこからエネルギーを解放して山の頂上か一気に飛び上がった。景色が広がって緑の森がたくさん見えた、そして2人の姿が遠くに居た。
この魔法は一度着地して再度飛び上がれる事ができる。流石にずっとは飛べなかった。2人が図書館に着いたようで、俺も後から合流した。着地がミスってちょっとデカイ音が鳴ってしまった
黒上「うっさい着地だしなんか習得したな。」
「都合よく本が教えてくれたんだよな。」
ラミィ「面白い魔法だね。」
黒上「ま、3人無事で着いたし入るか。」
ぼたん「何今の音…」
ねね「ラミィかな?」
黒上「なんだよ、誰もいねぇじゃねぇか」
ラミィ「ここにいるはず…」
ねね「ラミィだああああああああああああ!!!!!!!」
ぼたん「やっと会えたかぁ」
ラミィ「二人とも……!!!!」
ラミィが二人のところへ駆け寄って抱きしめていた。この二人が獅白ぼたんと桃鈴ねねと言う2人なのかと思った。
黒上「んで合流したがお前はどうする」
「まぁ、あの3人はしばらくあのままにしておこう、俺はちょっとこの図書館を見て回るよ。」
黒上「んじゃ、私は休憩しておく」
改めてこの大図書館を見ると奥行きがすごくあってたくさんの本がズラッと並べられているこの中から探す本は俺の鞄と似た本だ、だがしばらく探しているがそれらしい本は全く無かったが、この世界に関する本は何冊か見つけた。その場で読んでいたが色々と情報が得れた。
「何この階段」
大図書館の隅に下に続く階段がありそれを降りていくとデカイ扉があった。少し開けようとしたが全く開かなかった。
黒上「どこ行ったかと思ったらここにいたか、ここの扉は特殊な金属でできた扉だ。まぁ下がってな。」
黒上が何か唱えていた。
黒上「よし、私のクダギツネ達…私のところに来い
刀に何匹かの狐が憑依した。そして黒上が何か言っていたがあまり聞き取れなかった。そして次の瞬間黒上はそのハンマーになった刀を振り下ろして扉を叩き壊した。
「えぇ…」
黒上「良いだろ」
轟音が聞こえたせいか3人が俺らのとこまでやってきた。扉を見ると3人は驚いていた。
ねね「黒ちゃん!?どうやったの??」
黒上「あ?普通に叩き壊しただけだぞ。」
ぼたん「派手にやったねぇ」
ラミィ「この奥何か無い?」
煙が無くなっていくとだんだん中の様子が見えてきた。どうやらいろんなものが保管されていた。本もあるが気になったのは他だ、武器やいろんなものが保管されていた。
「おいおい、刀じゃん。綺麗に保管されてたんだな」
黒上「持っておいても損はないな…」
「その刀さ、俺でも使えるのかな。」
黒上「まぁ使えなくはないと思うが、良いのか?」
「正直弓も良いけど刀まぁ使えないって訳でもないんだよね」
黒上「んじゃ、持ってきな。」
柄巻の色が白で汚れも無かった。刃も全く刃こぼれもせずにまるで手入れされているようだった。
ラミィ「ここの本棚、悠斗さんが持ってた本の柄と似てるね」
「ほんとだ。似てる」
ぼたん「あ、そういえば自己紹介してなかったね」
「俺は岸川悠斗。」
ぼたん「あたしは獅白ぼたん、よろしくね」
ねね「桃鈴ねねだよ!よろしくね!」
「よし、それでこの本と俺の本ってどう言う感じなんだろうか。」
黒上「この本棚、2冊分空いてるけどなんか関係あるのか。」
ねね「悠斗君の本はなんなの?」
ラミィ「たまに意思がある本」
「俺に魔法を教えてくれる不思議な本だ。」
そう言いながら本をその空いたところに置いた。確かになんかしっくりきた。少し他の本を手に取って読んだ。それは多分禁書って言われてるやつだった。
黒上「黒魔術だなこれ、悠斗のもやばい本かこれ?」
「でもこいつにそんな危険な魔法教えてもらってないんだよな」
ぼたん「しかも鍵掛かってるおまけ付き」
「教えてくれよ俺の本さぁ...」
黒上「そういえばお前のあの石ってなんだ?」
「ん?これか、なんか青い石ってだけで何も無いんだよな」
黒上「そこら辺に捨てておけば良いじゃないか」
「なんか重要な気がしてなぁ...捨てきれないんだよな」
ぼたん「ん〜...見覚えある石でも無いしなぁ、何処かで解明できるでしょ」
ねね「綺麗な石だなぁ... 」
ラミィ「ねぇ、そういえば2人はどうやって洗脳解いたんだっけ?」
ぼたん「あたしが先に洗脳解いたのよ、解けた原因は不明だけど、気付いたら目の前にねねが居たから何とか戦って無理やり元に戻した。そしたらおまるんだけ洗脳が解けなくて逃げたの。」
ねね「気付いたらねねボロボロでびっくりしたんだよね〜」
ラミィ「次はおまるんを元に戻そう...そうしたら4人また楽しく集まれるよ...」
黒上「んで、悠斗はなにしてんだ」
3人が話してる最中俺は刀を持って座っていた。
「ん?あぁ、刀の記憶を見てた。」
黒上「どういう事だ?」
「本が俺に魔法を教えてくるのと似た原理だな、新しい物に触れるとその物の記憶が見れるんだよな、まるで前から知ってた様に。」
ラミィ「それどういう能力?」
「俺が聞きたいわ」
ねね「ねねは聞いたことないけど...ししろんは?」
ぼたん「あたしも無いね、初めて聞いた。」
「んじゃとりあえず凄い能力って思っておこうか。」
黒上「んで、記憶見て何か分かったか?」
「この刀の能力だよ、こいつ良い能力持ってるらしい。」
ぼたん「気になるねぇ...」
「残念、今の俺には使えないな。」
ラミィ「な、なんで...?」
「この刀気難しいらしくてさ、そう簡単には使わせない見たいだ。」
黒上「まるで意思がある前提の話してるな?」
「分かるんだよな、刀の意思が。」
ねね「不思議だね〜」
「ま、いつか使えるだろう。」
黒上「んじゃ、そろそろ目的の王国へ突撃するか。」
ラミィ「行こう...!」
やべぇ書くこと思いつかないや....感想とか諸々お願いします!!!