5人揃ってディルーゾ王国に向かうことにした。作戦としては一つ考えてきた、まずはねね、ぼたん、ラミィで国の外側で待機してもらう。そして俺と黒上で国の内部に侵入する。ねねとぼたんの話によると結界が貼られていて内側から外に出るのはほぼ無理らしい、でもなぜ出れているのか聞くと本人から追い出されて出たようだ。そして両方から結界を壊す作戦だ。もしもの時の作戦である
黒上「相変わらず国の壁はデカいな。」
「ここがディルーゾ…」
ラミィ「死なないでね」
黒上「私は大丈だが、こいつがどうなるかな?」
「うるさいなぁ…いくぞ…」
俺と黒上で国の中に入った。外から内側に入るのは簡単だった。だが入った瞬間に雰囲気はガラッと変わった。街並みも中世っぽかったのもそうだが一気に空の雰囲気がおかしかった
黒上「完全に尾丸ポルカの結界が張り巡らされてるな」
「それで、どうする」
黒上「親玉を探すだけだろ。」
「まぁ…そうだよな。」
少しその辺を見渡した。普通に住民は生活したいた。俺と黒上は違和感を覚え話しかけた。
住民1「はやく逃げるんだ…さもないとポルカ様に…」
黒上「あ?何言ってんだ?」
住民1「従わないと…」
ポルカ「あ〜!ルール違反だ!」
気づいたら後ろに目的のポルカがいた。俺と黒上は住民を後ろに下げさせた。だがポルカが指を鳴らすと後ろにいた住民は煙と共に小さな人形に変化していた。
「な、何した…」
ポルカ「何って?ただポルカの指示に従わない子は人形に変えちゃうんだ。もちろんポルカの結界内にいる人は絶対にね。」
そう言ってポルカは俺の腕に触れようとした。察して黒上が刀を抜いた。ポルカは少し俺らから距離を取った
黒上「お前、相手の体に触れないとまさか何もできない感じか」
ポルカ「そう言うわけじゃないけど、触れれば君たちの体はほぼポルカの好きなようにできるんだ。でも結界内にいたらみんなに大して影響を与えれるんだ。例えばこれとか」
またポルカが指を鳴らした。すると俺らの周りが重力が掛かって体が重くなって立ち上がれなかった。
黒上「チッ…めんどくさい魔法だな!!!」
黒上が剣を抜いて斬撃を出した。ポルカには命中したが煙となって消えた。それと同時に重力は消えていった。そして国全体にポルカの声が響いた。
ポルカ『改めて、ポルカのサーカスにようこそ!ここは全てはポルカが王様!みーんなポルカの指示に従ってくれるんだ!』
「あれで洗脳状態か…」
黒上「覚えてる限りだが結構変わりないぞ…厄介かもな」
ポルカ『じゃあ早速外から勇者さん達にはポルカの兵士たちと戦ってもらおうかなぁ…』
「めんどくさいことになったな…」
黒上「気を引き締めてけ、ここから長い戦いになるぞ。」
「そっちもな。」
ぼたん「あたしらは暇だね、」
ねね「向こうがどうしてるのか全くわからないんだよね」
ラミィ「結界のせいか音が全く聞こえないんだよね。」
ぼたん「結界のせいで内部も見えないし…合図ってしっかり見えるんかなぁ」
合図とは黒上が決めた合図だ。どうやらぼたんにしか伝わらない合図らしいが本人にはさっぱり分からないみたいだ
黒上「キリがねぇ...!」
「いくら倒しても復活してくるとか聞いてない...」
ポルカが出してきた手下は炎で出来た動物だ。ライオンやウサギなどたくさんの動物が居た。斬っても斬っても炎を纏って復活してくる。永遠にこれが続いて流石に俺らも面倒くさがってた。
黒上「水は無いのかよ!」
「ちょうど氷のラミィが外に居るぞ」
黒上「能力が分かってれば...お前のその刀ってなんなんだよ」
「残念だな、何の反応も示さない。」
黒上「貸してみろ。」
刀を投げて戦ってる黒上に受け取らせた。黒上は刀を鞘から抜いて二刀流状態になった。
黒上「まぁ二刀流でもいいか」
ポルカ『どう?ポルカの動物達は?楽しい?』
黒上「悠斗!伏せろ!」
「えっ!?」
黒上に言われ瞬時に伏せた。黒上は回転斬りで動物達をかき消した。何とか炎を消すことに成功していた。ポルカの居場所を特定しようとした。だが黒上は先にやることがあるらしい
黒上「だから先に行け」
「わかった。」
黒上「刀も返しておく。」
「何するか知らないが、頑張ってこい」
黒上「生きて帰ってこい」
そう言って俺は黒上と解散してきた。俺はディルーゾの中心地へと向かって行った。だが問題が一つ発生した
ポルカ「あーあ、やられちゃったかぁ…」
「自分から来てくれたか。」
ポルカ「でもポルカと戦うのはまだだよ、今度は実体のある兵士たちに戦ってもらうね。」
そう言ってポルカが目の前から消えた。あれは分身だったのか?
「まずい」
少し考え事をしていたらすでに兵士に囲まれていた。おそらくディルーゾの兵士だあろう。洗脳されてここまでやってきたのか。
「[巨弓の一撃:風]」
兵士が大勢で斬り掛かってきたすぐさまに俺は飛び上がって撃って兵士を吹き飛ばした。と思ったがボロボロのまま立ち上がってきた。
「ゾンビかこいつら?」
何度も撃ったり刀を抜いて斬っていたがやっぱり復活してくる。でも実体はあるから限界があるということに気がついてきた。こいつらも一人の人間と思うと少し戦うのが躊躇ってきた。
ポルカ「ダメだなぁ、ここの兵士さんたちは…」
ポルカが家の屋根に現れて指を鳴らすと俺の周りにいた兵士達がドサドサと倒れて行った
ポルカ「ん〜策は残り少ないけど…やっぱりポルカが行った方良いよねぇ…」
「お前は洗脳されてるのか?」
ポルカ「ポルカはポルカだよ、ただ命令に従うだけ。」
「何言ってるか知らんけど、お前はここでどうしたいんだ。」
ポルカ「この[無限のアリーナ]*1で永遠にポルカの国として歴史に名を刻むことにしたんだ。」
「それがいつまで続くかな...」
黒上「さて、合図送るか。」
黒上は意識を集中させてある事をしていた。それは共鳴というやり方で相手と自分の意識を合わせる方法だ。それを黒上はぼたんに向けてやるという作戦を考えていた。
黒上「.......あった。」
ぼたん「....!?」
ラミィ「ししろん?」
ぼたん「合図が来たよ。」
ねね「え?どこどこ?」
ぼたん「アタシの頭の中に合図が来たよ。」
黒上「よし、多分気付いただろう。」
黒上は刀を抜いて一気に上空に飛び上がった。城壁が目の前に広がるが、上には結界が張り巡らされている。その結界に向かって黒上は斬りかかった。
黒上「かっ....たいなぁ!」
ぼたん「ここかぁ、よし2人ともここから結界を割るよ」
3人は城壁の上に飛び上がって天井の結界が目の前に広がった。
ねね「こんなに広いんだね...」
ラミィ「これ壊せれる...?」
ぼたん「ま、やってみようぜ」
ぼたん、ラミィ、ねねの3人が一気に結界に向かって攻撃を仕掛けた。その内側で黒上も同時に攻撃しているがタダじゃ壊れなかった。
ポルカ「....1人足りないって思ったらポルカの結界を壊そうとしてるんだ。」
「やっぱ無理か...」
ポルカ「既にポルカの結界内に居ることを忘れないでよね。」
ポルカは指を鳴らした。俺には何も起こらなかったが一体何が起きたのか理解が出来なかった。
黒上「っ...!?クッソ、気付きやがったか」
黒上に重力が掛かり一気に地面に叩き落とされた。立ち上がろうとするが最初の時より重しが掛かってほぼ立ち上がれなくなっていた。
黒上「めんどくさいことしやがる......!」
「何をした」
ポルカ「何って君ともう一人いた子がここの結界壊そうとしたから叩き落としてあげたよ?」
「なんだかんだ1番ヤバい奴か...」
ポルカ「酷い言い様だね〜ポルカはただ指示に従って国を支配したのにさぁ...」
黒上「おい!尾丸ポルカ!!何しやがる!」
後ろから凄いスピードで飛んできた黒上が居た。気付くと一気に刀を振り下ろしてポルカに向かって斬りかかった。
だがその攻撃も虚しく避けられてしまった。
ポルカ「言ったでしょ?ここはポルカの王国、ポルカが絶対なの。」
黒上「おい、どうなってんだよ!」
「多分、結界自体がポルカなんだよ。だから気付かれて失敗したんだ。」
黒上「クソッ...!」