なんかホロメンが敵キャラだったんですけど   作:ただの片栗粉

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本と刀

ねね「ししろんまだ〜?」

 

ぼたん「おまるんの結界が予想以上に厄介だから解析に時間がかかるね」

 

ラミィ「中の2人生きてるといいんだけど...」

 

ぼたん「ま、簡単に死ぬような姿はしてないけどね。」

 

ぼたんはまだ結界を破るために解析を進めていた。そして残りのふたりはやる事があまりない為暇を持て余していた。

 


 

フブキ「チッ...やっぱ任せるんじゃなかった」

 

ポルカ「これで1対1で戦えるね!」

 

フブキ「私が悠斗の代わりにお前を殺す!」

 

フブキが刀を再度抜いてポルカに向かって斬りかかった。

斬ることには成功したがそこにはただの木があった。

 

フブキ「忍者じゃねぇんだから変な事すんなっ!」

 

ポルカ「ポルカがする事ぜーんぶサーカスの演目だよ!」

 

炎の動物が召喚されて一気にこっちへとやってくるがそこでフブキが断ち斬る。だが真っ二つにされた動物は再度形成して元通りになる。

 

フブキ「チッ...雪花ラミィでも連れて来たら良かったか...」

 

ポルカ「闇と風じゃあ...ポルカには勝てない気がするなぁ…」

 

フブキ「早く結界を壊してくれ...」

 


 

「うぉぉ...思いっきりやられちゃったか...」

 

目を覚ますと周りが真っ白な空間に包まれていた。さっきの悲惨な光景が嘘のように真っ白だった。

目の前には本とまだぼやけて見えるが人影が見えた。

 

「何が起きた...?」

 

???「ここはお前が持つ本の精神世界だ。俺はその本の中にいる奴だ」

 

「もしかして今まで俺に教えていたのはお前なのか?」

 

???「いや、"まだ"教えてない。」

 

「まだ...?」

 

???「俺以外に本の中にいる奴らはまだいる。今は俺だけがお前に話してる。」

 

「どうして俺をここに...」

 

???「あの狐に苦戦してるようだな。だからここに呼んだ。俺ならあの狐に憑いた悪いヤツを断ち斬れる。」

 

「どういうことだ?」

 

???「お前が持つその刀だ、俺ならその刀で斬れる訳だ。」

 

「だが、ポルカはどうなる?」

 

???「俺のモットーは悪は断ち善は生かす、シンプルな言葉だが俺は好きだ。」

 

「面白いな、でも本からどうやって倒すんだ?」

 

???「簡単な事だ、今からお前の体を借りるそれであの狐を倒す。」

 

「貸す...それだけで良いのか?」

 

???「あぁ」

 


 

ぼたん「開いた...」

 

ねね「え!?まさか結界が壊れたの!?」

 

ぼたん「早く入らないとすぐ修復されちゃうから、行くよ」

 

ラミィ「早くおまるんに会わないと...!」

 


 

フブキ「クソっ...!いくら倒しても湧いてきやがる!」

 

ポルカ「座員君はたーくさんいるからね!これでもまだ第二陣だよ?まだまだいるからね!」

 

フブキ「この野郎...狐っ端微塵(ポップコーン)!!!」

 

ポルカに向かって飛び上がり、刀を変形させ、とうもろこし型のハンマーを振りかざした。だがポルカは手のひらをフブキに向けていた。

 

ポルカ「フレイムバード*1

 

フブキ「ッ...?!」

 

爆発と同時に何者かがフブキを守った。だがその人影は見慣れない人影だった。

 

フブキ「アンタ...悠斗...か?」

 

「悠斗だが、ちょっと違うな。」

 

ラミィ「だ、誰?」

 

「俺は武神流の使い手、と言っておく。」

 

フブキ「誰だ...?」

 

ぼたん「なんか凄いことになってない?」

 

ポルカ「...吹き飛ばしたのに雰囲気が違ってる。何が起きたの?」

 

ねね「なんかかっこいい!」

 

そう、さっき言った通り俺はあいつに体を貸した。だが期待外れでは無さそうだ。俺の姿は髪色が黒から白に変わっただけだ。

 

「さて、そこの狐。今からお前の中にある悪を断ち斬る、いいな?」

 

ポルカ「ふん...雰囲気が変わっただけでポルカはポルカだもん!」

 

「直ぐに楽にさせてやる。武神流でな!」

 

そいつは俺の持っていた刀を抜き、刃をポルカに向けた。

 

ポルカ「今日のサーカスはフィナーレだね...」

 

「悪を断ち、善は生かす。この刀にかけて狐の悪を断つ」

 

ポルカが炎を放った瞬間刀に手をかけていたあいつが刀を抜き一瞬で炎を斬った。そして瞬く間にポルカとの距離を詰めていた。刃を振りかざす瞬間にポルカは後ろに下がった。

 

ポルカ「速すぎる...誰なの!」

 

三郎「自己紹介が遅れたな...俺は武神流の使い手、伊藤 三郎だ。」

 

ポルカ「...」

 

少しポルカが考え出した瞬間、察したのか三郎は1歩踏み出して一気に走り出した。ポルカは座員と炎の動物を召喚して戦った。

 

三郎「温いな、こんなんじゃ蚊を斬ってるのと同じだ。」

 

フブキ「てか、お前らいつ来たんだ」

 

ぼたん「まあ時間かかったけど何とか結界を解析して入れたよ」

 

三郎「そこの女子達!召喚された生き物を足止めしておいてくれ!」

 

フブキ「チッ...人使いが荒い奴かよ」

 

ラミィ「まあまあ、ここは協力しておこ?」

 

ねね「ねね達が応戦出来なさそうだしなぁ...」

 

フブキ「たしかにな...」

 

実際フブキの戦い方とは似ているが速さや足取りがもはや別次元過ぎた。言うならば"剣豪"とでも言った方がいい。

 

三郎「長試合は苦手だ、次で決めるぞ。」

 

ポルカ「何する気...なの...」

 

ポルカは息が切れてその場に立ってるのがやっとだった。三郎は刀を鞘に入れて、構えた。

 

三郎「見せてやろう、武神流の力を。」

 

鞘から刀が少し抜けると白い光を放っていた。周りの全員が驚きに包まれていた。

 

フブキ「な、なんだよあの力...」

 

ねね「かっこいい!!!!」

 

三郎「武神流...」

 

刀を抜きポルカとわずか数メートルの距離まで詰めてきた。刀を振りかざす瞬間、三郎はこう言った。

 

三郎「朧月!!」

 

次の瞬間にポルカの後ろには三郎が既に立っていた。するとポルカの全身から紫色の煙が空に舞っていった。これが三郎の言う悪なのか。

 

三郎「悠斗と言ったな、しっかり悪は断ち斬ったぞ。」

 

そう言うと意識が現実世界に戻ってきた。それと同時に体を貸した反動で体が動かなかった。きっとあの戦い方と技だろうな。

 

フブキ「おい!悠斗!」

 

「おぉフブキ...ポルカはどうだ?」

 

フブキ「安心しろ、元に戻った。結界も無くなったしちっさい奴も元の人に戻ってる。」

 

「んじゃ...俺は一旦寝るわ...」

 

フブキ「はぁ!?おい!起きろ!」

 

ポルカ「ん...何が起きたの...?」

 

ラミィ「おまるん!!!!!」

 

ポルカ「ラ、ラミィ!?それにみんな...」

 

ねね「心配したよおおおおおおおおお」

 

ぼたん「一件落着、だけど国の損害はとんでもなさそうだね...」

 

ポルカ「一体何が起きたの...」

 

ねね「話せば長くなるのおおおおおおお」

 

あまりにも決着が一瞬すぎた、あの本に居る人達はどういう人物なのか更に気になる。とりあえず俺は一旦寝よう...

 


 

フブキ「...っおい!目覚ましたか!」

 

「痛ったぁ...身体中が痛すぎる...」

 

ラミィ「国の人達が協力して悠斗さんの回復をしてくれたみたいで、直ぐには元には戻りませんけど...強いですね」

 

「どのくらい寝てた...?」

 

ぼたん「まぁ軽く1日は寝てたよ」

 

「それで...尾丸ポルカはどうなった?」

 

ねね「1回国の偉い人と話してるよ、洗脳って言っても結構派手にやっちゃったからね...」

 

「そういや、洗脳ってどんな感じなんだ?」

 

ラミィ「ラミィは全く覚えていません...都合良く記憶が無いというか...」

 

ぼたん「うん...そうだね」

 

フブキ「私は知らねぇ、気付いたらフブキが消えてた。」

 

「そうか...やっぱ手がかり無しと...」

 

フブキ「とりあえずだ、お前らはどうするんだ?」

 

ぼたん「ここに残って国の修復を手伝う事にしたよ。」

 

ラミィ「おまるん含めみんなでやらないとね!」

 

ねね「ここで別れちゃうけど、また会えたらいいね!」

 

するとドアが開いてポルカが帰ってきた。予想した通り疲れきった顔をしていた。

一旦この国の事件は解決したが、大元の洗脳はまだ解決出来ないようだ。

 

*1
炎の鳥が高速で敵を焼き尽くす。




雑だけどポルカ編は完成したぁ...次からも変わらず亀更新で進めて行きますので何卒よろしくお願いします
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