約1000文字。一時間かかりました。遅筆です。
慣れとともに段々筆が速くなる予定です。キムラカソクシマス
「ここはどこだ?」
気づけば俺は、トーキョーグールのopみたいな青い空の中にいた。
見渡す限り蒼が広がっている。
「ここは儂の固有結界の中じゃ。アイアム ざボーンオバマイ……」
ヌッとジジイが現れた。神秘のオーラを放っている。神に違いない。
「あなたは?」
「儂は神じゃ。今からお前を異世界転生させてやる」
「転生ですか!そそそそれって、なろう的なやつですか!」
ジジイは目を閉じて「然り」とうなづいた。
「儂はなろう系を好む。特にハーレムものを好む。しかし、いっぱい読んでたら飽きが来てしまった。もはや味のしないガムじゃ。よって、お前に特典を与えて観察する」
「なるほど!理解!」
「うむ、話が早くてラクちんこ。さあ、お前の願いを言ってみよ。ただし三つまでじゃ」
そう言うと、神は砂時計をひっくり返す。
「この砂が魂の寿命じゃ。落ちきる前に転生させる」
時間はあまりなさそうだ。
「では、イケメンフェイス、最強の身体、なんでもできる魔法をください」
「却下じゃ。テンプレつまらん。もっとオリジナリティを出せ」
テンプレつまらん、か……ただ最強で万能なだけではダメってことだ。つまり自己完結型はダメ。
なら、仲間を増やす感じの能力が良さそうだ。たとえばポケモンみたいな。
「では、マスターボールを作る能力をください」
「うむ、よかろう。あと二つじゃ」
あと二つ。慎重にならざるを得ない……
決して後悔しない能力を……
「では、時間を止める能力とマジカルチンポをください」
「ふむ、合格じゃ。マスターボール、時間停止、マジカルチンポを授けよう。良いハーレムを築くがいい。ちなみに、転生先はダンまちじゃ」
うほー!ダンまちか!エルフにアマゾネス、褐色ドワーフ!テンション上がるぜ!
「あと、時代は原作開始のちょっと前じゃ」
「原作開始……もしかして、アルフィア叔母さんに会えない感じですか?」
「んーどうじゃろうな。その時点ではすでに亡くなっておるが、手段がないわけじゃない」
「マジですか!その手段とは?」
「んー、それを教えちゃつまらん。与えた能力を使えばいけるとだけ言っておこうかの」
マスターボール、時間停止、チンポ。この三つでそれが叶うのか?想像できないが、嘘を言ってる顔じゃない。それに砂時計の砂が落ちきりそうだ。
「わかり、ました。では、転生を!」
「うむ!良いハーレムを期待しておるぞ!アイアム ざボーンオブマイ……」
神が詠唱を始めたところで、俺の意識は途切れる。
⭐︎
ハッと目が覚める。
俺は畑か何かの上に寝転んでいるみたいだ。そして、そんな俺をのぞき込む影が二つ。
「あ、おじいちゃん」
「うむ、覚醒したようじゃな」
白髪赤眼の少年と髭を蓄えたジジイだ。