再帰啓発のブルーアーカイブ   作:ゆーざーねーむ

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更新遅れました。
これくらいの文量でも書ききるのは大変ですね。


騒乱都市のマネージャー

「第37回 円卓会議を始める!」

 

「37回もやってないはずですが」

 

"円卓って言うとアーサー王伝説かな"

"なんかカッコいいね"

 

あの廃墟から5()人で帰ってきた後、話の流れでゲーム開発部にあの少女を任せ、俺と先生は一度シャーレへ帰還し情報共有を行っていた。

 

「さあ先生よ、あの時何があったのか教えてもらうではないか」

 

"わかったよ岡部先生"

"あの後モモイ、ミドリと一緒に奥に進んでいったんだけど施錠された扉があるだけでほかに何もなかったんだ"

"その扉に近づいたまたアナウンスが流れて、下の扉が開いた"

 

「下の扉?それは施錠された扉とは違う物なのか?」

 

"うん、私も最初はアナウンスのミスかなって思ったんだけど"

"そのアナウンスが流れた後、床がなくなって下に落っこちてしまったんだよね"

 

「床が無くなったって言うと、俺を閉じ込めていた檻が出てきたように建物自体が変形したのか」

「それにしても、今この場所にいるから無事ではあったのだろうが、ゲーム機をぶつけられたり銃撃されたり落下したりと散々だな先生」

 

"あはは、まあキヴォトスだからね"

"話しを戻すね"

"落下した後、モモイもミドリも無事だったから先に進んだんだけど、そこに彼女が眠っていた"

 

「眠っていたか。そういえばあの生徒の名前はなんていうんだ?

 すっかり聞き忘れていたが」

 

"実は私たちもわからなかったんだ"

 

「わからなかったというと、生徒手帳を持っていなかったのか?

 それともまさか、まるでゲームキャラクターのように記憶を失っていたのか?」

 

"どちらかと言えば記憶喪失が近いのかな?"

"彼女は起きた時に記憶がないって言っていたんだ"

"ただその時の話し方が妙に機械っぽい話し方だったね"

"実際に調べたわけではないけど、キヴォトスに住んで長いであろうモモイはこんなに私たちに似たロボットは始めて見たって言っていたね"

 

「ふむ、アロナ

 実際そんなに生徒たちに姿が似たロボットはいるのか?」

 

「すべての住民を確認しないと断言はできませんが、まずいないと思います」

 

"私の方はこれで以上かな"

 

封鎖された廃墟の工場の奥で眠るロボットのような少女か。

これが元の世界だったら「中二病乙」と言える内容であるが、このキヴォトスではあり得るのかもしれないと思えるのが怖いな

 

「了解した先生

 では次に別れた後俺に何があったか説明しよう」

 

「あの後別の生徒にあったんだ」

「名前はエイミ、そして端末越しにヒマリという生徒だ」

「どちらも特異現象捜査部という部活に所属しているらしい」

 

"エイミか、彼女なら会ったことがあるよ"

"ミレニアムの子だよね"

 

「あの二人の目的はモモイとミドリの様子の観察、そして工場の奥に眠るものの調査だったらしい」

 

"眠るものの調査か、つまり二人ともあの時点では何があるかわからなかったってことなのかな?"

 

「本人たちが言うにはそうらしい」

「それについて調べる過程で先生が接触することで何か起こることがわかり、今回俺達を巻き込んだらしい」

 

「ちなみにあの檻はヒマリがハッキングして解除したらしい」

 

"なるほどね"

"とりあえずそっちで起こったことはある程度はわかったよ"

"今度エイミ達に会ったら私からもお礼を言わないとね"

 

こうして情報を出し合ってみると、今回の出来事に対しどのように対応するべきか判断する材料が少ないことがわかった。

もう一度あの工場を調べてみるか?しかしいくらアロナの協力があっても危険な場所にわざわざ行く必要が本当にあるのか?

 

「そういえばあの場所は連邦生徒会長が隠そうとしていたとモモイが言っていたよな?

 もしかして連邦生徒会には何かしら資料が残ってるんじゃないか?」

 

"そうかもね、明日調べに行ってみようか"

 

「そうだな。

 いや、先生はゲーム開発部に何かあったらすぐに会いに行けるよう、シャーレに待機してもらってもいいか?」

 

"かまわないけど、どうして?"

 

「実は先ほど伝え忘れていたことがあってな、ヒマリが見つけ出したものから目を離さないようにと言われたんだ」

 

"それでいつでも会えるように、一人はシャーレに残っていて欲しいってことだね"

"わかった、それで行こうか"

 

そうして明日の予定について話した後、少し残っていた仕事を片付けてから解散となった。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

"おはよう岡部先生、岡部先生が今日連邦生徒会に向かうってリンちゃんには伝えておいたよ"

 

「ああ、ありがとう先生

 そういえばアポイントを取っていなかったな」

 

朝の挨拶から始まり、今日の予定を確認してから連邦生徒会へと向かった。

 

 

 

 

「アロナ、リンに連邦生徒会に着いたこと、下の受付で待っていることを伝えてくれないか」

 

「わかりました岡部先生」

 

連邦生徒会

このキヴォトスの全行政を担い、学園都市の運営に従事する中央組織であり、シャーレの上位組織でもある。

現在はいなくなった連邦生徒会長を探すことと、そのいなくなった生徒会長の仕事を補うことで忙しいらしく、キヴォトスで発生した問題の解決をシャーレで受け持っている。

理想を言うならば連邦生徒会と協力してこれからの仕事を進めた方いいのだろうが、シャーレも現状所属している人員が俺と先生、人数に入れていいのかわからないがアロナの3人しかいないため

全部署の室長との挨拶すらできていない。

 

今日あの廃墟について調べたデータがないか探した後、何とか時間を見つけて挨拶くらいはいった方が良いか

 

「お待たせしました岡部先生、本日はミレニアムで封鎖していた廃墟についてのデータを確認しに来たということで間違いないでしょうか?」

 

連邦生徒会について考えていると、生徒会長代理の七神リンが話しかけてきた。

 

「間違いないぞ。悪いな、忙しい時に」

 

「お気になさらず、いつも忙しいですから」

 

七神リン

生徒会長の代わりに連邦生徒会の実質的なトップに立ち、何とか連邦生徒会を回している苦労人だ。

キヴォトスは毎日どこかで銃撃戦が発生するほど治安が悪いこともあるが、生徒会長はもともとかなり仕事ができていたいわゆる超人だったらしく、生徒会長の仕事の比重がかなり大きかったことも原因で

現状かなり忙しい日々を送っているらしい。

 

現状のシャーレもそうだが、このキヴォトスに存在する組織はどこも忙しい。

これらを何とかしようと一部的に学校の垣根を越えて協力し、少しでも業務の効率化をシャーレ主導で行っているが、学生として考えたらいまだに忙しすぎる組織ばかりだ。

 

「廃墟の封鎖などの取り締まり関連でしたら、おそらく防衛室の領域かと思われます」

「防衛室長とは面識がありませんでしたよね?

 今回を機にご紹介します」

 

「確かに面識がないな。

 なんていう名前なんだ」

 

「不知火カヤ防衛室長です」

 

そう話しているうちに防衛室へと辿り着いた。

リンが防衛室の扉をノックし、中から「どうぞ」という声がしたため入室した。

 

「カヤ、こちらシャーレの岡部先生です。

 今朝お知らせしたとおり、以前生徒会長が封鎖していたミレニアムの廃墟について知りたいとのことでお越しいただきました」

 

「ご紹介ありがとうございます、リン行政官」

 

「初めまして、岡部先生」

 

「防衛室長の不知火カヤです」

 

「よろしくお願いしますね」

 




ちなみにシュタインズ・ゲートは今年で14周年です。
未だにいろんな形で続いていくコンテンツというのは楽しみがいがあっていいですね。
14周年では秋葉原のラジオ会館でいろいろとコラボしています。
関東圏に住んでいる方がいたら一度立ち寄ってみてはどうでしょうか?
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