仮面ライダーディラスト   作:カイト・レイン

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ー前回の仮面ライダーディラストは

舜「あれはクローズ…⁉︎ビルドじゃない…⁉︎」

リュウガ「…ビルドは…もう居ねえ」

舜「2年前、七海と出会ってから…色々あったけど俺は幸せだ」

クローズ「ある奴から聞いたんだよ!いずれ俺の前に終末者ディラストが現れるってな!」

ソウイチ「お前の本当の正体は…鈴原 セントじゃない。お前の本当の名は伊宮 タクミ。仮面ライダービルドだったんだよ」



第4話 ベストマッチな2人

 

 拳をぶつけ合うディラストとクローズ。

 クローズのボクシングを思わせる動きにディラストは押されがちになるが、クローズの右ストレートをギリギリのところで受け止める。

 

「リュウガ!誰にディラストについて聞いたんだ⁉︎」

 

「あ?知らねえよ!赤紫のフードを被った奴だよ!」

 

「赤紫のフード…?いいか、リュウガよく聞け!お前は騙されてる!俺は終末者なんかじゃない!」

 

「五月蝿え!俺を騙そうとしてもそうはいかねえぞ!」

 

 全くと言っていいほど聞く耳を持たないクローズは攻撃の手を止めない。

 何度も説得をしているのも虚しく感じ、逆にディラストも苛つき始めたのか、反撃をする。

 

「この…いい加減話を聞けよ、このバカ!」

 

「お前!バカっていいやがったな⁉︎せめて筋肉つけろよ!」

 

「知るかよ!」

 

 もうどうにでもなれとクローズを力強く蹴り飛ばしたディラストはディラストドライバーに1枚のカードを装填した。

 

《KAMENRIDE RYUKI !》

 

 鏡の戦士、仮面ライダー龍騎に変身したと同時に大きな盾、ドラグシールドも召喚した。

 

「それがなんだってんだ!」

 

 専用武器であるビートクローザーを構え、ディラスト龍騎に斬りかかるクローズ。

 ビートクローザーの攻撃をドラグシールドで防いだディラスト龍騎はそのままクローズを弾き飛ばした。

 

《ATTACKRIDE SWORDBENT!》

 

 ドラグセイバーを召喚したディラスト龍騎はそのままドラグセイバーを振り下ろした。

 だが、クローズはビートクローザーでそれを受け止める。

 

 そんな攻防を続ける2人…。そんな2人に向けて一撃の光の矢が放たれる。

 

「リュウガ…!…グアァァッ!」

 

 光の矢に真っ先に気がついたディラスト龍騎はクローズを庇って光の矢を受けてしまい、ディラストへ戻ってしまう。

 

「舜…⁉︎」

 

 庇われた事に驚くクローズだったが、光の矢が放たれた方を見るとそこにはサクランボを思わせる鎧を纏った仮面ライダーが弓を構えて立っていた。

 

「何だよ、お前は!」

 

「俺か?俺はシグルドってんだ。お前がこの世界のアーマードライダーだな?」

 

 シグルドと名乗ったライダーは倒れているディラストとクローズを交互に見ながら話を続ける。

 

「そして…お前が終末者ディラストか」

 

…またか、と思いながらディラストは立ち上がる。

 

「アンタもフードの奴から何かを吹き込まれたのか」

 

「吹き込まれた…って言うのは正しいな。…だが、俺にも目的があってな!悪いが倒されてもらうぜ!」

 

 話し終えると同時にシグルドはまた光の矢を放つ。

 ディラストとクローズはそれぞれ横に回避する。

 

「だーもう!わけわかんねえけどやるしかねえ!」

 

 状況がうまく飲み込めず、考える事をやめたクローズは光の矢を上手く掻い潜り、シグルドに殴りかかる。

 シグルドはソニックアローで受け止め、クローズの拳をうまくいなし、彼のボディを何度も斬り裂いた。

 

「グオッ…⁉︎」

 

「もう一発!」

 

「グアァァッ⁉︎」

 

 ソニックアローで斬り裂かれたクローズの防御が緩んだのを見て、シグルドはゼロ距離の光の矢を放ち、それが直撃したクローズは大きく吹き飛んだ。

 

 地面に音を立てて倒れるクローズ。それを嘲笑いながらシグルドは話し始める。

 

「弱っちいなあ!まっ、これも大人の仕事なんでな…悪く思うなよ!」

 

 再び、ソニックアローを引き、倒れるクローズへ狙いを定めたシグルドは光の矢を放った…。

 

「させるかよ!」

 

《ATTACKRIDE BARRIER!」

 

 放たれた光の矢とクローズの間にディラストが入り、アタックライド:バリアのカードを発動させ、紫のエネルギーバリアを展開させ、光の矢を防いだ。

 

「舜…」

 

「ちっ、余計な事をしてくれてよ!」

 

「…今度は俺が相手だ」

 

 拳を握り、戦闘体制を取るディラストにシグルドはやれやれ、と頭に手を置く。

 

「じゃあ、お前からくたばりな!」

 

 そう言い放つとディラストに向けて光の矢を連射する。ディラストもその光の矢を避け続ける。

 

「避けるだけじゃあ、俺には勝てねえぞ?」

 

「だったら、これはどうだ?」

 

《ATTACKRIDE MACH!》

 

 カードの力を発動させた瞬間、ディラストの姿が消える。何処に行ったのかと周囲を見渡すシグルド…。

 

「なっ…⁉︎ガアッ…⁉︎ウワァッ⁉︎」

 

 すると、突然シグルドを何者かが襲った。

 それはアタックライド:マッハの能力、超高速の力を発動させたディラストだった。

 

 超高速で何度かシグルドを攻撃した後、シグルドの目の前に出現した。

 

「あんまり若者を舐めるなって事だ!」

 

《ATTACKRIDE PUNCH!》

 

 ディラストはパープル色に発光・分身した拳で敵をシグルドを殴りつけた。何とか踏ん張り、仮面越しにディラストを睨みつけたシグルド。

 

「舐めるなはこっちの台詞だガキィ!」

 

 ディラストに苛ついたシグルドはソニックアローで攻撃を仕掛けようとしたが…。

 

「ウオオリヤァァァッ!」

 

 ディラストの背後からクローズが跳躍してきて、大きく振りかぶりシグルドを殴り、姿勢が崩れたのを見て、ディラストもあるカードをディラストドライバーに装填した。

 

《ATTACKRIDE KICK!》

 

姿勢を崩したシグルドをパープル色に発光・分身した足で蹴り、更にクローズも連続パンチで追撃をかける。

 

《ATTACKRIDE CHOP!》

 

 チョップで何度も浴びせた後、ディラストとクローズはダブルキックでシグルドを蹴り飛ばした。

 

「このクソガキ共ガァっ…!」

 

 調子付くディラストとクローズに苛つきまくったシグルドは再び、ソニックアローを構えたが…。

 

「そこまでだ、シグルド」

 

 突然聞こえてきた声と共にシグルドは銀色のオーロラに包まれ出した。

 

「なっ…⁉︎おい、待て!俺はまだやれる!ディラストを倒して…俺には人間を超えるんだァァッ‼︎」

 

 そう叫び残してシグルドは銀色のオーロラと共に消えてしまった…。

 

「やはり使えない男だったか」

 

 現れた赤紫のローブの男を警戒するディラストだったが、クローズが何かを思い出したかのように声を上げる。

 

「あー!お前!俺に舜が終末者ディラストにだって教えた奴!」

 

「…何?お前が…?」

 

 目の前にいる人物こそが2人の激突の原因だと知り、ディラストは更に警戒を強める。

 

「お前…何者だ?」

 

「俺の名は|諸刃()()()…。終末者ディラスト…お前を倒す男だ」

 

 諸刃…。

 確かにそう名乗った男は背後に銀色のオーロラを出現させる。

 

「お前が世界を巡るたびに俺はお前の前に現れる。覚悟しろ…悪魔め」

 

 そう言い残すと諸刃は銀色のオーロラと共に消えた…。

 

「(諸刃…。奴は一体何者なんだ…?)」

 

 変身を解除しながら自身の目の前に現れた謎の男、諸刃…。何故ディラストを倒そうとしているのか…。それを考えていると同じく変身を解除したリュウガが申し訳なさそうに声をかけてきた。

 

「あのよ…舜。悪かったな…俺、騙されていたみたいだ」

 

「…突然、見ず知らずの俺が現れたんだ。疑っても仕方ねえよ。気にしてないぜ?俺は」

 

 俺は気にしていないと言う舜の言葉にリュウガはニコリ、と笑って「舜〜!」、と舜の肩を叩いた。

 それを笑顔で舜も叩き返し、少し戯れあっていると舜のスマホが震えた。

 

「…七海?どうした?」

 

 舜が通話に出ると七海の声が聞こえ、すぐに戻ってきて欲しいと言われ、舜とリュウガは大急ぎでdoscitaに戻り、地下へ向かうと七海とセントが俯いた顔をしていた

 

「何だ何だ、2人とも?なんかあったのか?」

 

 いつもの調子で声をかけたリュウガにセントが告げる。

 

「リュウガ…。お前、俺に何か隠している事ないか?」

 

「は、はあっ⁉︎…そ、そんなわけないだろう⁉︎」

 

 突然のセントの質問にリュウガは戸惑いながら誤魔化そうとする。そのリュウガの反応で何かを悟ったのかセントはため息を吐いた。

 

「そうか…リュウガ。やっぱりお前は俺に嘘をついていたんだな!」

 

 机を勢いよく叩き、立ち上がったセントはリュウガに詰め寄る。

 

「全部思い出したんだよ。…奴の、ブラッドスタークの言葉でな」

 

「ブラッドスタークだと⁉︎」

 

 どうしてここでブラッドスタークの名前が出るのか、舜は考えるがそれよりも先にセントが話を続ける。

 

「俺の本当の名前が伊宮 タクミで仮面ライダービルドだった事…。ブラッドスターク…嫌、マスターが俺の記憶を奪った事も全てな」

 

「セントが…仮面ライダービルド…⁉︎」

 

「ま、待て待て!スタークの正体がマスターだってのはどう言う事だ⁉︎」

 

ブラッドスタークの正体がソウイチという事実にリュウガと舜は驚愕の表情を浮かべる。

 

「それは流石のお前でも知らなかった様だな。大方、お前もアイツに利用されてたみたいだな」

 

「マスターが記憶を失ったお前を連れて来たんだ。恐らく、敵の攻撃で記憶を失ったんだと俺に言った…。全部嘘だったのかよ!」

 

 柱を思いっきり殴り、悔しさを露わにするリュウガにセントは告げる。

 

「お前が騙されていた事には同情してやる。…だが、一番許せないのはお前が俺に嘘をついていた事だ」

 

「セント…?」

 

「記憶を失った俺は足手纏いだったからか?どうして俺に本当の事を教えなかったんだ⁉︎」

 

 熱くなり出したセントはリュウガの胸ぐらを掴み怒鳴る。本当の事を話して欲しかったのだと自重するセントにリュウガは何か言おうとしたが、言葉が見つからなかった。

 

「どうやら記憶がなくなった後、お前が仮面ライダーになってこの街を守っていた様だな。…それなら俺もお前と一緒に戦いたかった…。リュウガ、お前は最悪だ」

 

 力強くリュウガを離したセントはそのまま部屋を後にして外に出て行ってしまった…。

 

「リュウガ…」

 

 俯くリュウガに舜と七海はかける言葉を見つけられずにいた。

 

「そう、だよな…。何で俺…気がついてやれなかったんだろうな…。アイツの気持ちに…」

 

 何かに気がついたリュウガは顔を上げ、舜達を見た。

 

「もう一度、セントと話してくる!」

 

 そう言い残したリュウガはセントを追いかける事にした…。

 

 

 

 

 

 

 

 リュウガはセントがいるであろう場所に来るとベンチに座るセントの姿があった。

 

「…何しに来たんだよ」

 

 リュウガに気づいたセントは視線こそ一瞬、彼に向けたが、すぐさま逸らしてしまう。

 

「謝っても許されないのはわかってる…。お前の戦ってきた事を無碍にするみたいな真似してすまなかった…!でもな、セント…俺はお前に2度と傷ついて欲しくなかったんだよ…!」

 

 セントに本当の過去について話していなかった理由をリュウガは打ち明ける。その話に逸らしていた視線をセントが再び向ける。

 

「俺さ…本当はお前が羨ましかったんだよ。スマッシュと戦えてみんなを守れる力があって…。みんなにヒーローだって言われていて。俺もお前みたいになりたかった」

 

「リュウガ…」

 

「でも俺は俺だ。お前にはなれねえ…。だって、お前は仮面ライダーとしての苦しみも知っていたから…。俺の気づかない所で苦しんでいたんだろ?俺にはできねえよ」

 

「そんな事…」

 

 そんな事ない、と言いかけたセントの隣にリュウガが座り込む。

 

「だから、記憶を失って何もかもわからなくなったお前に普通の生活を送らせてやりたかった。…俺が代わりに仮面ライダーとして戦えばお前を戦いの連鎖から抜けさせられると思ったんだ」

 

「…」

 

 リュウガの迷いのない言葉にセントは何も言えずに聞いていた。

 

「だから、本当に済まなかった。後、言い訳にしか聞こえないけどよ…。俺だって本当はお前と並んで戦いたかったんだぜ?」

 

「…馬鹿野郎…。それならそうと早く言えよ」

 

 セントの顔を見ると笑みが戻っていた事に気がついたリュウガも笑い出す。

 

「じゃあこれからは2人で、だな!」

 

「おう!」

 

 拳をぶつけ合うセントとリュウガはお互いを見合って笑う。

 改めてお互いを知る事ができた…2人はそんな気がしていた。

 

 だが、2人の笑みは突然聞こえてきた拍手によって消えてしまう。

 

「昔のコンビ再結成か?感動ものだな」

 

 拍手しながら歩いてきたのはソウイチだった。

 

「マスター…!」

 

「テメェ…よくも騙しやがったな!」

 

「おいおい…。そういうのは騙される方が悪いんだよ」

 

 尚もリュウガを煽る様な口調で彼を馬鹿にするソウイチにリュウガは食ってかかるが、セントが彼を落ち着かせ、ソウイチに質問する。

 

「マスター、アンタは何者だ?」

 

「俺か?俺の本当の名はエボルト…。まあ、簡単に言えばこの地球とは別の生命体だ」

 

「地球外生命体…⁉︎」

 

「宇宙人という事かよ!」

 

 今まで一緒に暮らしていた人物が宇宙人だと知り、セントとリュウガは驚く。

 

「地球外生命体のアンタがこの地球で何を企んでいる?」

 

「力を取り戻すためさ…。俺の元の力をな!」

 

 よく見るとソウイチことエボルトの腰にはビルドドライバーに似たベルトが装着されていた。

 2本のフルボトルに似たエボルボトルを取り出し、ビルドドライバーに似たエボルドライバーに装填する。

 

《コブラ!ライダーシステム!エボリューション!Are you ready?》

 

「変身」

 

《コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハッハッハ!》

 

 エボルトは仮面ライダーエボルフェーズ1に変身した。

 

「エボル、フェーズ1…!これが俺の真の力だ!」

 

「何が真の力だよ!変身!」

 

《Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah! 》

 

「リュウガ!」

 

 リュウガもクローズに変身し、セントの制止も聞かず、エボルに殴りかかる。だが、クローズの拳はエボルに当たる前に止まり、クローズはボディに蹴りを入れられる。

 

「バカは何処まで行ってもバカだな、リュウガ!」

 

「五月蝿え!」

 

 エボルの挑発に乗ったクローズは彼に右ストレートを浴びせようとした。しかし、それをエボルは受け止め、クローズの仮面部分をがっしりと掴んだ。

 

「お前の力も貰うぞ、リュウガ!」

 

「な、に…⁉︎うわぁぁぁぁっ‼︎」

 

 突然、クローズの身体が光出して彼が苦しみ始めると変身が強制的に解除されてしまう。

 

「リュウガ‼︎」

 

「タク、ミ…!」

 

 セントの声に反応したのかリュウガは首だけを振り向き、セントの本当の名を呼び、腕を伸ばしたが、リュウガの身体は粒子となってしまい、エボルに吸い込まれてしまった…。

 

「リュウガが…吸い込まれた…⁉︎」

 

「力が満ちるぜ…!」

 

 何かの力を感じたエボルは嬉しさのあまり、拳を握る。

 

「リュウガを…リュウガ返せぇぇぇぇっ‼︎」

 

 大事な親友を奪われた事に怒り狂ったセントは生身でエボルに殴りかかったが、簡単に受け止められ、投げ飛ばされてしまう。

 地面に倒れるセントを見ながらエボルは次の標的をセントに変える。

 

「次はお前の番だ、タクミ!」

 

《ATTACKRIDE BLAST!》

 

「はあっ!」

 

「ぬっ…?」

 

 そこへディラストが現れ、ディラストブラストを放ち、エボルに隙が生まれる。

 

「無事か、セント⁉︎」

 

「その声…舜か…?」

 

「此処は一旦退くぞ!」

 

《ATTACKRIDE INVISIBLE!》

 

 セントを掴んだディラストはアタックライド:インビジブルの効果でセントと共に姿を消した…。

 

「逃したか…。まあいい。セントを誘き出せる方法なんて幾らでもある」

 

 仮面の奥で笑みを浮かべたエボルは右手を上空に向けると無数のワームホールが出現し、そこから無数のガーディアンが出現した…。

 

 

 

 

 

 変身を解除した舜はセントと共に舜と七海の家へと戻ってきた。

 

「セントさん!」

 

 ボロボロのセントを見て、七海はすぐに傷の手当てを始める。

 

「セント。俺達に対して聞きたい事もあるだろうが、状況が状況だ。…リュウガはどうした?」

 

「…リュウガは、マスター…嫌、エボルトに吸収された…」

 

 エボルトとはあの仮面ライダーの事だろうと悟る。

 

「アイツの狙いは俺だ…。俺まで吸収されてしまったら…世界は…」

 

「崩壊する、か…」

 

 非常に不味い状況だな、と舜は息を吐きながらテレビのリモコンのスイッチを押すとテレビが付いた。

 

 そこには街の光景が映し出されていた。逃げ惑う人々に襲い掛かる無数のガーディアン。

 ニュースのアナウンサーも恐怖により言葉が回らない声を上げていた。先程までの平和な日常からの地獄絵図の変化に七海は身体を震わせる。

 

「…セント。リュウガを取り戻せる確率は?」

 

「わからない…。リュウガは生きているのかすらな…」

 

「…そうか。それならやる事は1つだ。行くぞ、セント」

 

 ガーディアン達が暴れる街へ向かおうと舜はセントにも声をかけるが、セントは椅子に座ったまま動かなかった。

 

「…俺は行かない…」

 

「…何?」

 

 俺は行かないというセントの言葉に舜は足を止め、セントの方へ視線を移す。

 

「俺が吸収されれば、本当に世界が終わる…。それにリュウガを助けられる確証もないのに俺達が行った所で…」

 

 弱気な言葉をポツポツと口にするセント…。そんな彼の胸ぐらを舜が力強く掴み、彼を立たせる。

 

「俺達が行かないで…誰がエボルトを止めるんだよ!…今も街の人達は仮面ライダーを…俺達を待っているんだよ!」

 

 弱気なセントに自分達が行かなければもっと誰かが悲しむと告げるもセントは首を縦に振らない。

 

「もういい…。腰抜けはそこに座っていろ。…俺は戦う…!この世界を救う為に…!」

 

 力強くセントの胸ぐらを離した舜はそのまま外へ出て行く…。

 そんな舜を見た後、セントはまたもや力無く椅子に座り込んでしまう。

 

「仕方ないじゃないか…。今更、俺に何ができるってんだよ…」

 

「セントさん…」

 

 無力な自分を恨み、俯くセントに七海は声をかけられなかった…。

 

 

 

 

 

 

 無数のガーディアンが暴れる街中では…。

 街中に響き渡る爆発音や悲鳴…。

 

 その光景を見ながら、ソウイチことエボルトはエボルドライバーをトントン、と何度も叩いていた。

 

「ほらほら、早く来ないと街の奴等は全滅するぜ?」

 

 今の状況を楽しんでいるかの様に笑うエボルト。人々の悲鳴をまるでBGMとして聴いているかの様に楽しみながらエボルトは自身が入れた珈琲を飲む。

 

《ATTACKRIDE SONICSLASH!》

 

 突然、パープルの影が風の様に現れ、複数のガーディアン達が斬り裂かれ、爆発した。

 そして爆炎の中、ディラストが現れた。

 

「来たか、イレギュラー」

 

「お前…俺が別の世界の人間だと知っていたのか…!」

 

「これ以上、余所者のお前に邪魔はさせない」

 

《ドラゴン! ライダーシステム! エボリューション!Are you ready?》

 

「変身」

 

《ドラゴン! ドラゴン! エボルドラゴン!フッハッハッハッハッハッハ!》

 

 エボルトは先程のコブラフォームとは違い、まるでクローズを思わせる姿…仮面ライダーエボルドラゴンフォームに変身した。

 

「イレギュラーは御退場願おうか!」

 

「簡単に退場してたまるかよ!」

 

《ATTACKRIDE SONICBLAST!》

 

 ラストブッカー・ガンモードを構えたディラストはエボルとガーディアンの群れに向かって走り出した…。

 

 

 

 

 

 

 一方セントは先程、舜に言われた言葉が何度も頭でリピートされていた。頭では行かなければならない…。そんな事は彼もわかっていた。

 しかし、身体が動かないのだ。

 

 理不尽に記憶を失わされ、大事な相棒まで奪われた。本当ならエボルトにその借りを返したいとも思っていた。

 だが、どうしても恐怖で動けなかった…。

 

「…舜は凄いな」

 

「え?」

 

 突然、セントの口が開き七海が聞き返した。

 

「別の世界の為に生命を賭けられるなんて…」

 

 本来、自分とは関係のない誰かの為に戦えるなんて普通ではできない…。

 どうしてそこまで戦えるのだろうか…それがセントにはわからなかった。

 

「アイツは怖くないのかな…?」

 

「…舜だって、本当は怖いと思いますよ」

 

「え…?」

 

 七海の一言にセントは思わず聞き返してしまう。

 

「だって、少しでも油断すると死んでしまうんですよ?それなのに怖くないわけないですよ。でも、それがディラストの…仮面ライダーの使命なのかもしれないって舜は言ってました」

 

「仮面ライダーの使命…」

 

「セントさん。貴方が過去にどの様な思いで戦っていたのか、私にはわかりません。でも貴方にだってあったはずです。貴方の…仮面ライダービルドとしての使命が…!」

 

「俺の、使命…!」

 

 セントは過去の戦いを思い出した…。

 伊宮 タクミの頃の戦いの記憶を…。

 

 見返りを求めないラブ&ピースの為…。

 誰かの為に戦ってきた自分の使命を…。

 

「そうだ…悩む事なんてなかった…!仮面ライダーの戦いに確証なんて必要なかったんだ!」

 

 何かが吹っ切れた様な顔で立ち上がったセントは机の上に置いていた自分用のビルドドライバーを手に取り、コートを着込んだ。

 

「ありがとう、七海ちゃん!君は最高だ!行ってくる!」

 

 最後に笑顔を見せたセントはガーディアン達が暴れる街中へと向かった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 無数に群がるガーディアン達を倒して行くディラスト…。

 だが、流石の彼でも疲れが見え始めてきた。

 

「やるな、イレギュラー。たが、そろそろ疲れてきたんじゃないか?」

 

「まだまだ…此処からだ!」

 

《ATTACKRIDE SONICPUNCH!》

 

 ディラストドライバーにアタックライド:ソニックパンチのカードを装填したディラストは超高速でエボルに接近し、パンチを繰り出した、が…。

 

「…今、何かしたか?」

 

 ディラストが繰り出したパンチはエボルに簡単に受け止められてしまった。

 そのまま強力な蹴りを受け、ディラストは吹き飛ばされると同時に変身が強制解除されてしまった…。

 

 地面に転がる舜…。

 そんな彼の周りにガーディアン達が囲む。

 

「くっ…!」

 

「頑張ったようだが、此処までだな」

 

 うつ伏せで倒れる舜にトドメを刺そうとエボルが彼に歩み寄る。だが突然、バイクのエンジン音が聞こえ、ガーディアン達を吹き飛ばしながら、マシンビルダーに乗り、駆けつけたセントが現れた。

 

「セント…!」

 

「悪い!ちょっと遅れた!」

 

 倒れていた舜をセントは立たせて、微笑んだ。セントの迷いが晴れたのかと舜も心の中で微笑み、ふらつきながらも立ち上がる。

 

「今度は俺に任せてくれ」

 

 舜を下がらせた後、エボルの前に立った。

 

「来たか、タクミ」

 

「待たせたな、エボルト…。リュウガを返してもらうぞ!」

 

「無駄だ!リュウガの意識はもう完全に消えたんだよ!」

 

「果たしてそれはどうかな?…あのバカのしぶとさはアンタも知ってるだろう?…今からそれを証明してやる!」

 

 走り出したセントはエボルに接近する。セントの何かの思惑に勘づいたエボルは彼を迎え撃ち、セントに攻撃を仕掛けた。

 だが、走りながら体勢を低くして、エボルの攻撃を避けたセントはエボルの懐に潜り込み、右ストレートを彼のボディへ叩き込んだ。

 

 ただの人間の何の変哲もない右ストレート…。エボルには効かないと思われていたが…。

 

「な、何…⁉︎ぐうぅぅぅっ…⁉︎」

 

 セントに殴られた部分を抑え込み、エボルは苦しみ始めた。

 

「お前…!何しやがった…⁉︎」

 

 突然の苦しみに初めて戸惑いを見せるエボルにセントは握っていたラビットフルボトルを見せびらかせた。

 

「ただの拳でお前に挑むわけないだろう?それと…いい加減戻ってこい!リュウガァァッ‼︎」

 

 セントの叫びに呼応するかの様にエボルのボディが光り、そこからリュウガが上半身が出てきた。

 

「タ、タクミ…!」

 

「リュウガー!」

 

 手を伸ばすリュウガの手をセントが掴み、勢い良く引き抜いた。

 リュウガを助け出したセントの上にリュウガが覆いかぶさる様に倒れる。

 

「ちょ、重いっての!この筋肉バカ!」

 

「誰が筋肉バカだ!」

 

 愚痴を言い合いながら、立ち上がった2人はお互い何もないと知り安堵する。

 

「お前ら…!良くも!」

 

 ドスの効いたエボルの声が聞こえたと思い、視線をエボルの方へ向けると、リュウガの力が消えたせいか、ドラゴンフォームからコブラフォームに戻っていた。

 

「もう許さねえ!お前ら2人とも俺の力の糧にしてやる!」

 

「無理だ、お前では」

 

 突然間に入ってきた舜の一言にエボルのイラつきが更に大きくなる。

 

「どんな脅威が来てもベストマッチなコイツらの絆なら…負ける事はないんだよ!」

 

「黙れ、イレギュラーが!なんなんだお前は⁉︎」

 

「全ての世界を救う仮面ライダーだ!良く覚えておきやがれ!セント!リュウガ!」

 

 舜の言葉にセントとリュウガは舜を中心に並び、3人はそれぞれのドライバーを腰に装着した。

 

《ラビット!タンク!ベストマッチ! Are you ready? 》

 

《 ウェイクアップ! クローズドラゴン!Are you ready? 》

 

「「「変身!」」」

 

《KAMENRIDE DELAST!》

 

《鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イエーイ! 》

 

《Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah! 》

 

 舜はディラスト、セントはビルド、リュウガはクローズに変身し、3人のライダーはそれぞれ戦闘体勢を整えた。

 

「この世界…救ってやる!」

 

 3人のライダーは一斉に駆け出し、無数のガーディアンと戦い始める。

 

《ATTACKRIDE SONICKICK!》

 

「ふっ!はぁっ!やあっ!」

 

 アタックライド:ソニックキックのカードを発動させ、超高速の蹴り技でガーディアンを倒して行くディラスト。

 

 ビルドとクローズも目の前のガーディアン達を倒した後、エボルに戦いを挑んだ。

 2人のダブルパンチを片手で受け止めたエボルは衝撃波で2人を吹き飛ばす。

 

「タクミ!俺にいい考えがある!」

 

「何だよ、それ?」

 

「突っ込むだけだ!」

 

 作戦がそれかよ!、とツッコミを入れるビルドに構わず、防御なしの特攻をするクローズ。

 

「相変わらずバカだな!」

 

 突っ込んでくるクローズに向けて、衝撃波を放つエボル。しかし、衝撃波を受けてもクローズは怯まず、勢いついたパンチでエボルは殴り飛ばされた…。

 

 これには流石のディラストやビルドも嘘ー…という反応しかなかった。

 

「それなら此処が好機だ!セント!」

 

「ああ!」

 

 すぐに好機と見て、ディラストとビルドも戦線に加わり、連携攻撃でエボルにダメージを与えていき、ディラスト、ビルド、クローズのトリプル蹴りにエボルを吹き飛んだ。

 

「何故だ…何故ただの人間如きに…⁉︎」

 

「どうだ?凄いだろ?人間の可能性は!」

 

「あんまり人間を舐めんじゃねえ!」

 

 ビルドとクローズの言葉に呼応するかの様にラストブッカーから3枚のカードが飛び出してきた。

 その3枚のカードを掴むとビルドの力が戻ったのか、カードの色が戻った。

 

「成る程…こういう感じか!セント!実験を始まるぞ!」

 

《FINALFROMRIDE B B B BUILD!》

 

 ファイナルフォームライドのカードをディラストドライバーに装填したディラストはビルドの背後に立つ。

 

「少し我慢しろよ!」

 

「えっ、何々⁉︎」

 

 突然のディラストの行動に驚くビルドに構わず、彼の背中に手を置くとビルドの形が変わっていき、赤いウサギを思わせるビルドラビットへ姿を変えた。

 

「何だこりゃあー⁉︎セントがウサギになった⁉︎」

 

「勝手に人を実験台にするんじゃないよ!」

 

「行くぞ!」

 

「聞けよ!」

 

 ビルドが変形した事にクローズも驚く。ビルドラビットは隣に立つディラストに文句を言うが、聞いてもらえずツッコミを入れるも諦めたのか、本物のウサギの様にピョンピョン飛びながらエボルに攻撃を仕掛けた。

 ビルドラビットの攻撃により生まれた隙をディラストが見逃さず、エボルの懐に潜り込み、彼を蹴り上げた。

 

「セント!」

 

「わかってるって!」

 

 ディラストの考えがわかっていたのか、ビルドラビットは背を地面に突き、脚を上げる。その両脚の裏に着地したディラストをビルドラビットは大きく蹴り上げた。

 

「はあぁぁぁぁっ!」

 

 高く跳躍したディラストはそのまま飛び蹴りの体制に入り、打ち上げられたエボルを突き抜けた。そのままビルに着地したと同時に再び跳躍する。

 ビルドラビットもビルドに戻り、跳躍する。

 

《FINALATTACKRIDE DE DE DE DELAST!》

 

《Ready go! ボルテックフィニッシュ!》

 

「「ハアァァァッ‼︎」」

 

 同時に必殺キックを発動させたディラストとビルドの必殺技はエボルに直撃…。

 

「この俺が…人間如きにぃぃぃっ!」

 

 その断末魔を最後にエボルは大爆発を起こした。上空の爆炎が消えると同時にディラストとビルドは着地した。

 

「やったな!」

 

「ああ!」

 

 エボルを倒したと確信し、ディラストとビルドはグータッチして喜んだ。

 

「おーい!タクミー!舜ー!」

 

 手を振りながら走ってくるクローズを見て、2人とクローズは変身を解除した…。

 

 

 

 辺りもすっかり日が暮れ、刺す夕日が眩しく感じる。

 今の場所に心配になったのか七海も駆けつけ、4人でその夕日を眺めた。

 

「行くのか?」

 

 マシンディラスダーを召喚した舜は七海と共にそれに乗り、家に帰ろうとしているとセントに呼び止められる。

 

「ああ。恐らくこの世界でのすべき事は終わったと思うからな」

 

「ありがとな!並行世界とかよくわかんねえけど…お前と会えて良かった!」

 

 嬉しそうに舜の肩を叩くリュウガに舜は微笑み、同じく彼の肩を小突く。

 だが、セントは何かを考えてる表情をしている事に気が付かず、七海の別れの挨拶も終わり、2人は走り去った…。

 

 舜と七海を見送ったセントとリュウガだが、セントがずっと浮かない顔をしていた。

 そのセントの表情に気づいたリョウガは呆れた様にセントに声をかけた。

 

「なあ、タクミ…。嫌、セント。…行きたいんだろ?舜達と」

 

「は、はあっ⁉︎そ、そんなわけないだろ⁉︎」

 

 わかりやすい様に目を逸らして誤魔化すセントにリュウガは更にため息を吐く。

 

「お前は本当にわかりやすいやつだなぁ!いいから行ってこいよ、セント」

 

「な、何言ってんだよ…⁉︎この世界にはまだスマッシュがいるんだぞ!それなのに…!」

 

「何の為に俺がいると思ってんだよ?…安心しろよ。お前の記憶がない期間、俺が一人で戦ってたんだぞ?俺に任せろって!」

 

 笑顔で旅立ちを勧めてくれる相棒にセントは感謝の気持ちでいっぱいになり、ある物をリュウガに手渡す。

 

「…これは?」

 

「クローズの強化アイテムだ。記憶を失う前に作っていたのをここに来る前に調整しておいた。この世界を頼んだぞ、リュウガ。俺が帰ってきて世界を滅んでいたら招致しないからな!」

 

 セントの言葉に誰に言ってんだよと取っ組み合うリュウガ。本当に良い相棒を持ったとセントは感じ、この世界をリュウガに任せ、マシンビルダーに乗って、舜達を追いかけた…。

 

「頑張れよ、セント!」

 

 相棒の旅立ちにリュウガはエールを送った…。

 

 

 

 

 

 マシンディラスダーを走らせる舜と後ろに乗る七海。そんな彼等の前に突然、1人の青年が目の前に飛び出てきてそれに気づいた舜は急ブレーキを入れて目の前の青年に叫ぶ。

 

「急に飛び出てきて危ねえだろ!」

 

「…」

 

 しかし、青年は謝りもせず歩き去ってしまった…。

 

「えー…」

 

「何なんだよ、アイツ…」

 

 青年の態度に呆れる2人…。

 気にせず、マシンディラスダーのエンジンを吹かせて再び走り出した。

 

 

 

 

 舜達がマシンディラスダーで走り去った後、その場からいなくなったと思われた青年が走り去った舜達の後ろ姿を見ていた。

 

「奴が海道 舜…。終末者ディラストに選ばれた男か…」

 

 青年は手に持った剣を肩に担ぐ。

 

「お前は…俺が倒す…!」

 

 青年の持っていた剣の手元部分に描かれていたクレストが不気味に輝いた…。

 

 

 

 

 家に着いた舜達はリビングに入る。

 

「これでこの世界は救えたんだよね?」

 

「ああ。ビルドの力も取り戻せたしな」

 

 ビルドのカードを七海に見せる。これでこの世界の全て事を終えたと語り、次の世界へ行けると考えた舜。

 2人でそんな話をしていると玄関の扉が開き、入ってきたのはセントだった。

 

「お邪魔しまーす!」

 

「セントさん⁉︎」

 

「お前何で⁉︎」

 

 突然のセントの訪問に驚く舜と七海。

 そんな2人に構わず、セントは決意した事を2人に話す。

 

「舜!七海ちゃん!俺も旅に同行させて欲しいんだ!」

 

「「ええっ⁉︎」」

 

 セントの言葉に舜と七海は声を揃える。まさか、旅に同行したいと言い出すとは思わなかったからだ。

 

「色々考えて決めたんだ。俺も他の世界を見てみたいし、勿論他の世界も助けたい!全ての世界をラブ&ピースにする為に!」

 

 ただ単の興味本位で旅に同行したいというわけではないと感じ、七海は舜に視線を移すと舜もその視線に気付いたのか七海を見て、頷いた。

 

「その言い方だとこの世界の事をリュウガに任せてきたみたいだな。…歓迎するぜ、セント!」

 

「これからよろしくね!セント君!」

 

 これから旅の仲間になるのだと七海も敬語をやめ、舜達はセントの同行を許可した。

 こうして新たな仲間を加えた舜達…。

 

 すると、机の上に置いていたプロジェクターが光だし、映し出された絵が変わった。

 

 ピンク色の何かのキャラクターとそれに似た黒いキャラが同時にジャンプしている絵だった。

 それと同時にラストブッカーから1枚のカードを取り出すとそのカードが光り出す。

 

「エグゼイドの世界…!」

 

 舜達は次の世界へと渡る事になった…。

 




ー次回の仮面ライダーディラストは

舜「免許もないのに医者になる事になるとはな」

?「終末者ディラスト!この世界からお前を切除する!」

ディラスト「黒い、エグゼイド…⁉︎」

?「俺がお前を倒す」

《DELORD!》

第5話 NO PLAYINGエグゼイド⁉︎

全てを終わらし、全てを救え!
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