トレセンの搬入業者は今日もちょっぴり大変です   作:ゴリ押しこそ至高

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プロローグ

「うちが中央トレセンの指定搬入業者になれたって……本当に担当僕でいいんですか?」

 

「君だからいいんだよ!ウマ娘でパワーがあって、スタミナもあって、無事故無違反愛嬌よし!それに君の古巣だ、広いトレセン内で迷う事も他の人に比べれば可能性が低いだろう?」

 

元中央トレセン学園所属、ハピネスキャリー。それが僕のかつての肩書だ。

 

これでもGⅡでは結構いい成績を残していた。

GⅠはどうだったかって?……うん、誇っているのがGⅡの時点で察して欲しかったけどね?どのレースも惨敗だったよ。速度が足りなかったんだよ。

 

さて今の肩書はというと、トラックを乗り回して主に野菜をいろんなところに届ける搬入業者だ。

 

………とは言っても郊外にある田舎の、敷地だけは広い会社だ。

 

所属しておいてなんだけど、よくトレセンと契約できたねボス。うちってゴリゴリの田舎の中小企業だよ?

 

「わかりました。ありがたく引き受けさせてもらいます。……遠いから回るルートがだいぶ変わっちゃいますねえ。ちょっとルート組み直さなきゃ」

 

「ああ、それなんだけど今まで回ってたルートはそのまま俺が引き継ぐからさ。トレセンは遠いし、搬入する量も結構なもんだ。取引先も皆この件を応援してくれてる」

 

「えっ?ボスが引き継ぐのはわかりましたけど、皆が応援してくれてるっていうのはなんで…?いやありがたいですが」

 

「一流かつ信頼できる物が集まる中央トレセンで使われてる野菜を、この店でも使っています!って偽りなく言えるのは結構な拍がつくんだろう。今の値段は変わらずに、店のアピールポイントが増えるんだから好意的にもなってくれるさ」

 

「なるほど〜」

 

「……まあ単純に皆の人が良いだけかもしれないけどな。ビジネスというか打算的な考えから見るとこういうメリットがあるかもなってだけだから、鵜呑みにはするなよ?」

 

「わかりました」

 

「ただあの人達、お前をいたく気に入ってるもんでなあ…皆話の最後にゃ『キャリーちゃんに会いにくくなるのは寂しい』って言ってた。愛されてんなあお前」

 

「照れちゃいますねえ。まあでも気持ちはわかりますよ。ボス顔怖いですから、愛され方が僕みたいなマスコットって感じじゃなくて気のいいヤクザのにいちゃんって感じなんでしょう。ふらっと消えてもいつのまにか戻ってきそう感ありますもんね」

 

「………俺だって熊みたいで多少のマスコット感は…」

 

「熊は一般的には怖い生き物でしょう。なんでマスコットの方向で張り合ってきたんですか?愛されてはいるんですからいいじゃないですか」

 

「うるせえ自分に無い要素での愛され方は多少の憧れがあんだよ。……まあともかく来週からトレセンに行ってもらう事になるから、よろしく頼んだぞ」

 

「承知しました!」




ハピネスキャリー
164㎝,体重微増,Aカップ
芝A,ダートC
短D,マE,中B,長A
逃げD,先行B,差しB,追い込みB

スタミナの化け物。けど速度がイマイチすぎてGⅠでは入着すら出来なかった。
基本優しい愛されガールだけど親しい人にはちょいちょいデリカシーが無い。
好きな食べ物は納豆の巻き寿司と冷やしそうめんで,嫌いなものは熱々の食べ物(極度の猫舌)。
最近の悩みは、同級生は皆育っているのに自分だけバストがAから変わらない事と童顔である事。
若干ロリコン。最近ロリを感じていたハルウララのバストサイズが、明らかに自分より上であることに気づいて脳が破壊された。
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