ゲームが上手いコミュ障底辺配信者が成り上がる話   作:グラタン二世

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第21話 「7/26(水)スクリム2日目 その➁」

 

スクリム2日目 第1試合 残り部隊数−−−14部隊。まだ第2収縮が終わったところなのに結構な数が減っている。キルログはしっかり見ていたが同じ部隊が無双してキルポイントを稼いでいたわけではない。今回はキルポイントを狙う部隊が多かっただけだろうか?まぁ、考えていても仕方ない。目の前のことに集中しよう。

 

「鉄塔側の方登ってるよ〜」

「わ、分かりました」

 

SRを持ってる星乃さんに牽制してもらおうか…それともこのまま放置するか。あまりこっちに寄られたくはないから星乃さんに牽制してもらうか。

 

「み、水無瀬さんと星乃さんの位置を変わってもらって良いですか?星乃さんには鉄塔側の牽制をお願いしたいです」

「おーけー」

「ほいよ〜」

 

水無瀬さんの武器構成はかなり近距離に寄っている。流石にあの距離の敵にSMGとSGでどうにかしろというのは酷だ。鉄塔側は星乃さんに任せて、俺と水無瀬さんは森林側を見て俺が牽制すれば良い。LMG持ってるし。

 

「鉄塔の人達SR持っていないかも」

「本当ですか?」

「全然撃ち返してこないし。多分持ってないんじゃない?」

「な、ならチクチクしといてください」

「そりゃチクチクしまくりですわ」

 

そう言って星乃さんはチクチクとSRを撃ちだす。あの部隊は高さの有利を取るために鉄塔を取っただけか。そこそこ距離はあるから詰めては来ないと思うが……

 

「うーん中々当たらないな〜」

「まぁ、当てなくても牽制してれば大丈夫なんで」

「アーマー進化させたいんだけどねぇ」

 

鉄塔は低めの柵があってそっちに判定が吸われてるのか中々当たらないことが多い。そこは気合で当てるしかない。

 

「あっ、反対の方に行ってしまわれた」

「警戒だけはしといてください」

「分かったよ〜」

 

牽制は成功したらしく、鉄塔の反対側に行ってしまった。これで俺達のことをあんまり見ないだろう。

 

 

「あっ、なんとか入りましたね」

「良かった〜ナイス勘!」

 

第3収縮が終了し、次の安全地帯に入れるかは不安だったがなんとかなった。だが、安全地帯の真ん中ではないので次の収縮では外れるだろう。移動ルートとどう戦うかも決めなくては。無駄に戦うのは意味がない。最後の方まで生き残れば必ずキルポイントは取れるのだから。……よし。

 

「星乃さん。ヴァラウルトの用意をもう少ししたらお願いします」

 

            ◇

 

「うーん…場所が悪い」

「どうします?laughさん」

「こういう時はspearがなんとかしてくれる」

「お前が考えろよ…」

「こういうのはお前の方が得意だろ?」

「まぁ…な」

 

laughチームは安全地帯に入ってはいるが場所があまりにも悪く、射線もほぼ通らず何もできない。だからlaughはこの中で1番オーダーできるだろうspearに丸投げした。

 

彼らのキャラ構成はlaughがコングフィスト。spearがハンブラーであおいはいつも通りジャンキラーだ。この構成は安全地帯調査装置を使用できるハンブラーがいるので次の安地ぐらい分かるだろうと思われるかもしれないがそれはランダムに設置されるので見つけられないことも多くある。今回は全く見つけられなかった。

 

 

「…キルポイントは取れてるから動かなくてもいいと思う」

「まぁ、確かにそうだよな」

「分かりました」

 

彼らは既にキルポイントを獲得している。勢いに任せて戦いに行くのも良いかもしれないが無駄な戦いはしないようだ。

 

laugh自身はそうでもないと思っているがlaughは傍から見たら結構な脳筋だ。そして戦闘狂でもある。彼を止めることができるのはspearなど一部の人に限られるだろう。

 

「あぁ〜戦いて〜」

「我慢してください」

「あおいさんの言う通りだ。今は、な」

「ということは、そういうことだよな?」

「あぁ。暴れる時が来たら全力でサポートしてやる」

 

まだ、その時ではない。彼らが暴れるのはもう少し先だ。

 

             ◇

 

「ええやん。この安地」

「おれたちいるのバレてるから顔全然出さないっすけどね」

「それはしょうがないですよ!」

 

第3収縮が始まる直前、部隊数は減り現在12部隊。RUIN達がいる場所は未だに安地の中心に近い。そして彼らがこの場所を陣取っているのは周りの部隊に知られているので中々周りの部隊は顔を出さずアーマーも進化させる事ができなくなってしまった。

 

「このままやとアーマー差で負けるかもな〜」

「じゃあ私が下に行って稼いで来ますよ!」

「逃げれる状況整えるっすから行ってもええんやない?」

「ライフダイバーのウルトあるっすから大丈夫」

「ありがとうございます!行って来ます!」

「おーう」

 

この部隊はRUINがハンブラーを使い、sizukaがライフダイバー。つむぎがバリーサを使用している。

 

彼らが考えた作戦は、ライフダイバーのウルトである『超回復』を生かした作戦だ。このウルトは遠距離でも付与することができるので遠くで死にかけてもなんとか戻って来れるかもしれない。まぁ、結構なギャンブル作戦だ。一応保険としてバリーサのスキルであるシールド回復もあるが、ただの保険であるので『超回復』での離脱が失敗したら負けだ。

 

「検知お願いします!」

「どうぞ〜」

 

つむぎは検知によって敵の位置を確認。近くにいた部隊を強襲することにした。あまり遠すぎる場所に行くと帰ることができなくなるからだ。

 

「ちょっと待ちますね」

「ええで。時間はまぁ、あるしな」

 

敵の位置は分かったが、顔は見えないからダメージは通らない。彼女は少し待つことにした。時間は第3収縮が終わるまで。それまでに1人でも出て来なければすぐに帰還する。

 

(…後、40秒。1人倒せたらあまりにラッキーだけど…)

 

第3収縮終了10秒前まで待つ。が、その部隊が出てくることはなかった。今回の作戦は失敗だ。

 

「駄目でした。戻ります…!」

「りょうか〜い」

 

第3収縮終了時、残り部隊数−−−10部隊

 

            ◇

 

「流石にその手は見え見え過ぎるな〜」

「1人こっちに来てたんですから、上詰めても良かったんじゃないですか?」

「い〜や、それこそ思う壺だね。オレたちの誰かが出てくるのを待ってたんだから」

「まぁ、そうね。ワタシ達のできることは耐えることだけ」

 

つむぎが強襲しようとしていた部隊はaliaの部隊だった。

 

「次もオレたちは安地内だ。このままゆっくり耐えていこう」

「「はい!」」

 

aliaはオーダーが上手く、今回のつむぎの動きの理由もなんとなく感づいたからこそ、ここで耐えることができているのだ。

 

もし仮に誰かが上に行っていたらRUINかsizukaにボコボコにされていただろう。

 

(問題は…最終安地。このまま上が有利なままならマズいな…どうにかして排除しなければ)

  

             ◇

 

「あーこのままだと負けるな」

「他の部隊が高台の部隊にちょっかいかけたら良いんだけどな〜」

「とりあえず、待つことしかできなくないですか?」

「いや〜コングのスキルで上取りに行ったら死ぬよな〜」

「まぁそうだろうな」

 

laughチームは未だに動くことができていない。まぁ、そもそも動く気がほぼなかったのだが。今は高台に行く必要がある。このままだと高台に登れず安地外ダメージによって死ぬとかいう無様に死に方になってしまう。それは配信者的には面白いがチームとしては良くないだろう。

 

「とりあえず音はしっかり聞いときますね」

「あぁ。そうしといてくれたら助かる」

 

この構成であの高台までは一気に行けない。高台近くにあるジップラインを使って登る。もしくはヴァラのウルトを使って強引に取るかだ。

 

(ヴァラ使ってる部隊いるかもなぁ…それなら…)

 

「laugh。あおいさん」

「なんだ〜?」

「どうしました?」

「ヴァラウルトの音聞こえたらすぐに高台登るぞ」

 

            ◇

 

「星乃さん!お願いします」

「おーけー!おーけー!いつでもどうぞ!」

 

ヴァラウルトを起動し、イツキとカイがひかりの横に配置される。これで空を飛ぶ準備ができた。

 

「ば、場所はあそこの高台です!どうしてでも取ります!」

「そこだね。了解!」

「行くよ〜!」

 

マップにピンを指し、どこに行くべきかを明確にする。彼らのいる場所が安全地帯から外れた今、カイは向かうべきと判断した。距離は問題ない。たどり着いてからが問題だ。

 

(多分、あそこにいるのは──)

 

「えっ、当てられたんだけど…!」

「…マジ?」

「あっ、ごめん。これ──」

 

RUINとsizukaは飛行中のひかりを狙い撃ち、コントロールを失わせた。

 

カイはあの高台にいる部隊がRUIN達であることは分かっていた。それなりにスナイパーの腕があることは知っていたがここまでとは思ってもいなかった。

 

(まさか、星乃さんを正確に落としてくるなんて…!)

 

空の指導者であるヴァラが落とされたら、それに付いていっているカイとイツキはコントロールできないまま高台の前に落ちてしまう。

 

 

「マズいよ!これ!逃げられない…!」

「な、なんとか遮蔽に──」

 

高台に辿り着けなかった彼らを待っていたのは、ありとあらゆる銃弾による弾幕。遮蔽は周りに全くない。要するに──

 

(負け、だ…)

 

第4収縮途中、残り部隊数−−−8部隊

 

             ◇

 

「行くぞ!」

「おう!」

「はい!」

 

ヴァラウルトの音が微かに聞こえた瞬間、laugh達は動きだした。

 

「どうせRUINかsizukaが飛んでる奴は落とす!そっちに集中している間に乗り込む!」

 

spearはRUINとsizukaのスナイパーの腕を知っている。飛んでる敵を落とすなんて何回も見てきた。

 

「しゃあ!戦いの時間だ!」

 

彼ら3人はジップラインを登りきり、高台へ辿り着いた。

 

            

そして同時にalia達も高台に登っていた。laugh達と反対側のジップラインからなので鉢合わせる事はなかった。

 

「行くよ」

「「はい!」」

 

高台での三つ巴戦が始まる。

 

            ◇

 

「…来ました!2方向からです!こっち来てください」

「まぁ、この小さな基地みたいなところで耐えるしかないやろなぁ」

「せやねんけど、おれたちディフェンスできるようなキャラじゃないで?」

「ほな、戦うしか──」

「グレネード…!」

「うぉ、危ないで」

 

最初に攻撃してきたのは──

 

「後、どれぐらい残ってる?」

「後、4個です」

「了解。大事に使っていこう」

 

laughチーム。グレネードの得意なあおいが窓からグレネードを投げ入れ、牽制した。ダメージは入らなかったようだ。

 

「…ッ!」

「おぉ~もう1部隊いたか」

 

そんなlaughチームを銃撃してきたのはaliaチーム。小さな基地の周辺にある柵を使ってなんとか凌ぐ。

 

(もう1部隊いるのダルいな…けど…)

 

「じゃ、中入ってぶっ壊してくる」

「おう」

「援護します」

 

外の部隊がうざったいなら基地の中に入って、中にいる部隊を倒せば良い。

 

「じゃ上取るわ」

「私達は正面からですね」

 

laughがコングフィストのスキルを使い基地の屋上を取る。laughは屋上からspearとあおいは正面の扉から基地に入る。

 

「検知頼むわ」

「了解」

 

laughの頼みを聞き、spearは検知を放つ。

 

「めちゃくちゃ待たれてるな」

「迂闊に行かなくて正解だったな…」

「早く正面から入りましょう」

「だな」

 

検知によると二階にRUINチームが全員いるらしい。トラップ等も見当たらないということは一階はフリーということ。素早く入るが吉だ。

 

「すぐに二階に上がる!言うまで扉抑えてくれ!」

「…下にいる1部隊が上がってきそうだ。入るぞ」

「あぁ!」

 

扉を開け、laughが最初に使ったのはウルトであるロケットランチャを全弾撃ち込む。

 

「そっちは頼んだ」

「了解」

 

spearとあおいは二階に入り、3人の敵を視認する。

 

「ウルトを──」

 

spearはハンブラーのウルトを使い、周りの敵のスキルとウルトを使用不可にしようとしたが、先に相手のハンブラーにウルトを使われたらしく、こちらのスキルとウルトが制限される。

 

「…やられたなぁ」

 

一手遅かった。が、まだ死んでない。まだ倒せる。俺たちを倒すために絶対出てくるのだから。

 

「あおいさん…!グレを…!」

「分かりました!」

 

3人が潜んでいるであろう部屋にグレネードを投げる。扉はグレネードを当たれば破壊される。そうしてしまえば丸見えだ。

 

「出てきたな…!」

 

扉が破壊された瞬間。次のグレネードを投げる前にバリーサが部屋から飛び出してくる。

 

「く…!」

 

何発もあおいとspearがサブマシンガンを当てたが、バリーサのスキルであるシールド回復によってなかったことにされる。

さらにspearは重点的に狙われたらしく、大ダメージを喰らう。

 

「すいません…落ちます!」

「一度下に──」

 

あおいは新たに出てきたハンブラーによって落とされる。spearはなんとか一階に戻るが──

 

「入ってきてたのかよ」

 

aliaチームのメンバーが基地内に入っていた。それに気づかなかったspearはそのままショットガンを撃たれダウンする。

 

「悪い、負けた」

「こっちもそろそろヤバそうだ。1人は倒したけどな」

「屋上からは行けなさそうだ」

「一度逃げても良いが……」

「駄目だ。なんとかしてここを取らなきゃ」

 

逃げという選択肢を提示するが、この場所を取れなくては勝利はない。そんな話をしている間に──

 

「RUINが1人落としたぞ……!」

「マジか…!今かよ」

 

laughは今、基地の柵に張り付いている。どうにかして基地内を取ろうとタイミングを伺っている。

 

(sizukaが落とされた…!なら、今だな)

 

「さ、行くか」

 

            ◇

 

「すんません負けました」

「おう、待てや。今蘇生したる」

「紲さん援護頼んます」

「はい…!」

 

spearを倒した敵を倒そうとしたが思いの他強く、つむぎより先にsizukaは落とされてしまった。2対1だから落とされても問題がなかったとはいえ、あんなに簡単に落とされるとは思わなかった。つむぎの活躍によりsizukaを倒した敵は回復のために一度引いている。

 

(足音…?どこからや──)

 

「なっ…!」

 

sizukaを蘇生していたRUINに散弾がぶち込まれ、大ダメージを受ける。すぐに蘇生を止め迎撃しようとするが間に合わない。

 

「紲さん!上から来とります!」

「ぐっ…!」

 

つむぎは二階からの攻撃を受け、一階の個室に回復しようと移動するか、このまま迎撃するかその二択を迷った。それが命取りだった。

 

「ッ…!」

 

一瞬にして距離を詰められ、そのまま敗北した。一度もダメージを与えることはできなかった。

 

             ◇

 

「──倒したね」

 

つむぎが倒された瞬間、aliaは扉を開き目の前にいるコングフィストを攻撃した。サブマシンガンの連射がほぼ全弾当たる。

 

「これで、オレたちの勝ちだ」

 

反撃はされたがほぼダメージを喰らわず、aliaは高台の戦いを制した。だが、alia部隊のメンバーは既に倒された。この後、1人でここを防衛できるはずがない。

 

「まぁ、時間の問題だな〜」

 

後は順位をできる限り伸ばすだけ。耐えて耐えて耐え抜こう。

 

 

 

第4収縮終了時、残り部隊数−−−4部隊

 

 

             ◇

 

「すいません…RUINさん達の技量を甘く見すぎました」

「あれは仕方のないことです。次からはそこも考えていけば良いんですから」

「はい…」

 

カイ達は倒された後、SKも入れてすぐに反省会を行っていた。

 

「僕たちも何もできなかったし…」

「あの人たちがいるんじゃヴァラやめた方がいいのかな?」

「いや、あそこまで当ててくるのは中々ないでしょうからやめなくても良いんじゃないかと思いますか」

 

今回のヴァラ落としはしょうがないことだと割り切った方が良い。もう一度同じ状況であったとしても落とされる可能性は高くないだろう。運、とまではいかないがあの時はRUIN達がカイたちを倒すのに意識を割きすぎていたような気もする。

 

(それだけ、ヴァラウルトで取られるのを警戒していたのだろうか…?)

 

SKは彼らの意図が読めず顔をしかめた。

 

(…もうすぐ試合が終わる。その後考えるか)

 

一度、SKは既に最終収縮前の試合の状況に意識を移した。

 

             

 

「1試合目は終わりましたね…」

「僕たちは9位っぽいよ」

「もう少しいけたかな〜って感じだわ」

 

1試合目のチャンピオンは下での戦いを制し、高台を獲得した部隊だった。カイ達は順位をそこそこ取れただけだった。

 

 

「構成変えます?」

「変えなくても大丈夫だと思います。コロコロ変えるのは良くないですから」

「まぁ、そうですよね」

 

一度負けたからと言って今使っていた構成が駄目だったという訳ではない。何度も繰り返して慣れていくしかないのだ。

 

「次の試合、頑張りましょう」

「うん!」

「ほいよ〜」

 

             ◇

 

・2試合目

 

安地運とアイテム運に恵まれ、3位という高順位を取ることに成功。また、イツキの活躍によりキルポイントを6獲得することができた。特に課題はなかったが、強いて言うならばまだ地形の理解ができていない可能性があった。

 

・3試合目

 

ひかりとカイのサポートによってイツキが攻撃をのびのびと行う事ができたが、安地運に恵まれず移動中に狙撃され、カイが落ちる。その後人数不利ながらもヴァラのスキルでの耐久などで8位を獲得。キルポイントは4。

 

・4試合目

 

安地運とアイテム運に恵まれず、安地移動中にaliaチームに襲われる。1人は倒したがalia達の巧い位置取りによって敗北。順位は19位。キルポイントは1。

 

・5試合目

 

安地運に恵まれたが、アーマー運が無く3人中2人が青アーマーで終盤を戦う事になる。ひかりのナイス判断ヴァラウルト

により高順位である4位を取る事に成功。しかしキルポイントは多くは取れず2ポイントだった。

 

             ◇   

 

「今日もお疲れ様でした」

「お疲れ様です」

「お疲れ〜」

「乙〜」

 

スクリム2日目の全試合が終わり、解散の雰囲気が流れる。

 

「もちろん今日もランクマッチ無限にやるよね?」

「アタシは良いよ〜」

「私も明日は何もないので見ときますよ」

「本当ですか!?助かる〜」

「カイさんもやるよね?」

「そ、それはもちろんです…!」

「今日はSKさんもいるしコーチングしてもらうぞ〜!」

 

 

俺は、今回のスクリムで何もできていない。エンペラーまで到達してる癖に何も教えられてないし、ホントに、駄目な奴だ。俺は。

 

「さぁ、行くよ〜!」

「お〜!」

 

あぁ、俺は楽しめてないのかな。二人はこんなにも楽しめてるのに。

 

「カイさんもやるよ〜!」

「は、はい」

 

──俺は、何をすればいいんだ。




次回はマジで見てほしいです。

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