科目:ボケナメコ科
活動時間:昼夜
オリマーメモ
神経系だけでなく、粘液を出す生理器官も菌糸に侵され、胞子をまきながら移動する。
他の生物に胞子をふりかけ、新たなゾンビ化を引き起こし、ドクナメコの生息域を広げていく。
活動を終えると、体液が抜け縮んでしまうため培地にはならず、そのまま放置される。
ルーイメモ
毒抜きするときの ゆで汁が香ばしく
旨味が強いが、飲みすぎると お腹を壊す。
ピコメモ
カジオコシ系の陸棲貝類が、菌糸に操られて動き回っている。
動きは正常な時と変わらないが、例により捕食はしてくるし、燃える粘液ではなく毒性の胞子を撒き散らしており、普通には触れられないのも共通している。
生物により役割が違うようで、この場合は移動しながら胞子を撒き散らして分布を広げるも、培地になることなく放置される。
活動が止まると、体液が抜けて体積が小さくなり、蓄えられる栄養の差などで幼菌になるには都合が悪いのかも知れない。
菌糸が生物を支配するに当たり、その筋肉の動かし方をどうやって得ているのだろう。
脳からか。 マッスルメモリか。 その器官が死んでいたら動かせないのか。
菌が離れる以外に活動停止になる条件とは。
ヌルヌル動いているので、死後硬直によって動かなくなる、とかもあるのではないだろうか。 或いは太陽光などの周辺環境にも左右される可能性もある。
「ああ、これもそういう……動く死体か」
これもまたゾンビであるそうな。
見た目にも毒々しく、それが生きているかのように地上を動き回っている。
魑魅魍魎が跋扈している様は気分が悪い。
「カビフラシの役割は、動き回って胞子をまき散らして生息域を広げることだね」
「そうしてゾンビだらけのホラー展開になるんですね、分かりたくありません」
とは言ってみるも、そんなデタラメにゾンビ化した生物やキノコが蔓延っている光景は、今のところ、そうは見ていない。
増えすぎない理由があるのだろうさ。
或いは、場所によっては酷いかもだが。
「環境によっては、菌糸の成長に適さない場所もあるだろう。 太陽光が強い場所、痩せた土地で周囲に栄養源がないところなどは、歩くキノコといえど進出は難しいかも知れない」
「それでも十分な脅威でしょう。 ピクミンにとっても、他の生物にとっても毒です」
「掃除屋という意味では、必要とされる生態だと思うよ。 こうした分解者がいるからこそ、成り立つバランスがあるはずだ」
そうかも知れないけれど。
やはり死体が動き回ってるのは気分が……難しいところだね。
取り敢えずは、私たちに害がない場所から出ないで欲しいと願うばかり。
うっかり母星に持ち帰って繁殖する環境だったら悲惨なことになりそうだ。
ルーイは気にせず食うだけだろうけど。
お吸い物かナニかにしてやがるし。