ピクミン科
活動時間:昼
前書き
赤ピクミンとしつつ、ピクミンそのものについてが多めに
赤ピクミン
オリマーメモ
ピクミンは、植物と動物の両方の性質を兼ね備えた歩根類の一種である。
自分を引っこ抜いたものに従う習性があり、他の生物をリーダーとして迎え入れては、種全体を繁栄させる為、ある種の共生関係を築く事が多い。
この赤ピクミンは、ピクミンの中でも最も見つけやすい種類で、頭部に鼻のような突起があり、攻撃性も高い。
さらに生物でありながら炎や熱に強いなど驚くべき特徴があるが、これは皮膚や筋繊維が難燃性のセルロースでできている為である。
ルーイメモ
ピクピクニンジンそっくり。
おいしそうだけど、我慢。
ピコメモ
半動半植物
ミドリムシの様な?
人のフォルムに近く手足があって(というより根か)走り回り、モノを運んだり、茎?の部分を振って叩いて戦ったりする
土の中に埋まり続けている事で頭部の葉が成長し、蕾、花へと成長
引き抜いた後も、大地のエキスを吸う事で花へ成長し、合わせて何故か足が速くなる
強い衝撃を受けると散って葉になり、合わせて速力も低下する
投げられ放置され食べられようと、それを嬉々として行う外道リーダーであろうと反発せず黙って従ってくれる健気さと賢さを見せてくれる
笛による隊列制御や命令に有無を言わず働く
かといって物言わぬ完璧で究極の奴隷という訳でなく、大きな目はともかく、発声器官不明ながら歌ったり、宇宙犬に戯れ付く様子を見せたり、クシャミに驚いたり、リーダーのストレッチの動きを真似る様子が確認出来る
赤ピクミンは真っ赤で目立つ色をしており、捕食者からすれば格好の的に思えるが(他ピクミンにも言えるが)それにも理由があるのだろうか。
生物の中には毒を持ち、被捕食を避ける為に敢えて目立つ危険色を持つのもいるが、赤ピクミンの場合は どんな理由だろう。
攻撃性の高さに関しては、標的を叩く時の筋繊維や鼻が関係している……と、誰かが言っていた気がする。
[ピクミンとの共生?]
共生と寄生の違いは、互いに利益を得ているか、一方的に得ているかの違い。
ピクミンの場合、リーダーがいる事で強い敵と戦い、数を増やして繁栄、リーダー側は荷物を運んで貰ったり障害を排除して貰う仲である。
ただ、共生関係の仲でも対等の立場とは限らず、要らないと判断されたなら排除される可能性もある。
マメ科植物に共生する根粒菌は空気中の窒素を取り入れて植物に与え、バクテリアの方は植物から糖分を貰う。
この関係は共生と言えるが、実はこの関係は植物の方がかなりコントロールしていて、働きの悪い奴は切ってしまう。
或いは窒素が沢山あり、要らないと思うと中で殺してしまう(栄養分を絶つ。 飼い殺し状態)
そもそも根粒菌は窒素固定(窒素の生産)しなくても平和に生きれるが、それを植物側は取り込み根で飼い、エサを与えて増やしてみたり、要らなくなったら切ってみたりして、完全にコントロールしている。
植物も結構エグい事をする。 知って緑に優しくとか言わなくて良いや……と思った人もいるかも知れない。
ピクミンも実はその"手"を持つのかも、と思えば怖く感じる。
生かされているのは どっち だろう。
どっち、という何かと優越を競わせようとする考えは嫌いだが、実際は如何に。
他
ウジ星 シャラン調査団:フレーヌ
コッパイ星 植物学者:ブリトニー
共通:植物学者
「オリマー先生。 この星の友好的な生物、ピクミンについて聞きたいのですが」
「嬉しいが私は運送業者、素人だよ。 先生と言われるほどじゃない。 だが分かる範囲で答えよう」
いやいやオリマー先生?
貴方がもし「素人質問で恐縮なのですが」とか枕詞を使ったら、ビビる人もいるから。
主に私が。
今は自分が質問する側なのを内心ビビリながらも安堵しつつ、口を開いた。
「ピクミンとの関係って、共生と見ていますが、どうなのかなと」
「ふむ」
「リーダーがいる事でピクミンは繁栄し、代わりに我々は荷物を運んでもらう……けれど、立場は平等なのかなと。 葉っぱ人になるのもピクミンがオニヨンに運んだ結果でしょう?
どの様な意図があったんでしょうか。 やはり最後は獲物か何かなのか、それとも……」
それを言うと、怖がりなレスキュー隊のシェパード隊長が同意してくれそうだ。
けれど理解が遠い存在だからと一方的に排他的にはなりたくない。
知ったら知ったで後悔もあるだろうけど。
そんな私を察してか否か、オリマー先生は答えてくれた。
「確かに、私もオニヨンに運ばれて葉っぱ人に変貌した。 だが生命維持装置が切れたのに未だ生きられたのは、彼等のお陰なのだ。
弊害として頭の中はダンドリのコトばかりになったが、命を繋いでくれたピクミンには感謝しているよ。
勿論、元に戻す治療してくれたレスキュー隊にもね」
「結果論です、それは」
「だとしても、こうしていられるのはピクミンのお陰なんだ。 それに改めて何かしてくる様子はない。 気になるコトも増えたが、今はこれで良い。 家族の元へ帰れるのだから」
遭難中にも注意深く生物観察をしていたであろう人が言うと、それはそれで重い。
もう強く言えなくなるじゃん。
先生は下手すると、この星で一生を終えた可能性があったし、家族と永遠の別れもあり得た。
なら、他人の私が その件に首を突っ込むのはお門違いという奴だよね。
「……ピクミンへの疑問は尽きませんが」
オリマーはオリマー、ピクミンはピクミンとして考えたいところだけど。
今は そっとしておこう。
「私もだ」
けれど、付き合ってくれるオリマー先生。
やはり並々ならぬ情熱を持っている。
「葉っぱ人に葉っぱ犬のモス。 ポンガシグサにオニヨン。 ペレット草。 ピクミンとの繋がりを疑える生物は多い。
何故そうなのか、何故、その様な習性を持つに至ったのか。 初めて出会った赤ピクミンも、攻撃性の高さはともかく、火に強いと知った時は驚いた。
その後に出会ったピクミンも個性豊かで、興味が尽きなかったな。 じっくり調べられないのが悔やまれる」
いや先生、命懸けのフィールドワークしながら超観察してたんじゃないの?
そうじゃなきゃ書けない事も多いでしょ。
なんなら先生の家には解剖道具やホルマリン漬けの生物が並んでる疑惑まである。
「あー……赤ピクミン以外の情報も観閲します」
「済まないな、今の私個人の限界を見せている様だ。 けれど話を聞きたくなったら、また聞いてくれると嬉しい」
謙遜も過ぎれば嫌味っすよ先生。
私は逃げる様に図鑑を再度開いたのでした。
オリマーとルーイはマリオとルイージを捩った名前ですから、主人公の名も流れでマリオシリーズから。 4に出てくる遭難者は犬種ぽいので、ドージとか考えましたが、ピコというコトに。
作者(ハヤモ)は無能なので、間違いもあると思いますので、作中の情報を鵜呑みにしないように、また、お手柔らかにお願いします