デメマダラ科
活動時間:昼夜
オリマーメモ
大量の氷霜を腹部にまとったデメマダラ。
その氷は、小動物を凍らせてしまうほど低温で、失っても再生するなど、生物の常識ではまったく考えられない性質を持つ。
低温の氷に触れながらも自身が凍らないのは、細胞内に糖やアミノ酸、有機酸などを蓄え植物に似た耐凍性を得ているからである。
ルーイメモ
脂身たっぷり。
赤身が好きな人には鼻先がおすすめ。
ピコメモ
氷霜で腹部を守っているのだろうか?
シルエットや振る舞いこそ普通のデメマダラだが、他にはない特殊な器官を備えている様子。
如何にして、かような能力を得たのだろう。
極寒環境にいる生物は、毛を多く生やして保温性を高める手段をとったり、脂肪を多く蓄えて耐えるイメージだが(ルーイメモを見るに脂肪は多そうだが)こうした生物は別の理由があるのだろうか。
高温もいれば低温もいるデメマダラ。
どのような進化を経て、ひとつの科目にこれだけ多くの存在がいるのだろう。
「今度は氷属性持ちのデメマダラですか」
今更に驚き疲れたので、普通に尋ねる。
生物側は普通じゃないけど……アレ、普通ってなんだろう、分からないや。
「気持ちは分かるよ。 生物の常識では考えられないからね」
オリマー先生も思うところはあるよね。
だって、小動物が凍りつく程の低温の氷を纏い、壊れても再生するんでしょ、どういう理由なの。
「ただ氷や冷気を獲物に浴びせる訳ではないから、腹部の防衛目的で纏っている可能性がある」
「ピクミンの攻撃に対抗しているんでしょうか」
「或いは。 生息圏の拡大に伴い、脅威に晒されている原生生物はいるからな。 パンモドキはピクミンの包囲攻撃に耐えられるよう肉厚の体を持ったように、この生物も弱点に当たる腹部を氷で守っているのかもね」
「なんで毛や甲羅じゃないですか。 氷を生成したり、それに耐えられる特殊な器官が必要でしょうに」
「襲ってきた生物を凍らせる事で、確実に捕食できるようにしているのかも知れない」
「だとしても、氷を持つ生物だなんて……」
「この惑星では常識に囚われてはいけない」
だよね、今更ながら。
何でも食べようとするルーイは、常識に囚われていなさそうだけど。
「また、この三齢幼生のコンコチャッピーは成体とほぼ同じ姿をして氷を纏うが、斑紋の数が成体と違うのは気になるな。 パンモドキかと思ったが、解剖の結果、その可能性はないと分かった。 興味はある」
「斑紋を利用してチャッピーに擬態しているコチャッピーも、氷を出すことまでは出来ずに擬態はできなかったのかも。 ペロチャッピーも特殊ですし。 或いはメリットがなかったのか。 その意味では、地の色が露出しているクマチャッピーの擬態も確認出来てませんよね。 パトロール型なことや識別能力が高くて諦めた、とかですかね」
「今回、確認出来なかっただけで、本当は何処かにいる可能性は否定できないがね。 テンコチャッピーがいたのだから、他にもいても良いと思うのだが……やはり特殊なチャッピーの擬態は難しいのかも知れない」
これからに擬態、じゃなかった期待かな?
それでもやはり氷属性って、うん、凄い。