科目:イヌムシ科
活動時間:昼夜
オリマーメモ
浅瀬に生息し、水に落ちた虫などを餌とする。
デメマダラの近縁とあって 類似点が見られ、
特に骨格は 陸棲のときの名残を多く残しており、比較的最近に 陸棲から水棲に移行したようだ。
ルーイメモ
唐揚げにする。 淡白な味。
刺身にするときは 寄生虫に注意。
ピコメモ
名前の通り丸みを帯び、足がなく這うように移動する。 目は退化していてパッと見では確認出来ないが、嗅覚は鋭いらしく、背後から接近してもすぐに反応を示す。
捕食の際は大口を開け、体がやや前方に伸びるようにして行われる。
なんとデメマダラの近縁であり、科目も同じイヌムシ科に分類されている。 そう思えば、あの大口はそれっぽい。 骨格からも分かることがあったのだろう。
どのような経緯で陸棲から水棲に移行したのだろうか。 骨格は陸にいた頃の名残を残しているとのことで、水から出て陸地で活動することも出来る両生のような雰囲気もあるのだが、水棲になった以上は呼吸方法もだいぶ異なっているのだろうか。
「デメマダラの近縁種なんですか?」
科目や説明を見て、首を傾げた。
言われてみれば、這う姿や大口を開ける様子はベビーチャッピーぽいけれど。
「生物は見た目だけでは判断がつきにくい。 遺伝子調査や解剖の結果、初めて近縁だと分かることもある」
さすがですね、オリマー先生。
その辺は専門知識や技能がないと、判断することが出来ない分野だよ、間違いない。
うん……本当に運送業者なのかな?
「どのような経緯で陸棲から水棲になったのでしょうか。 脚も目も退化しているようですし」
ヒレっぽいヒラヒラが尻にあるけど、浮いて泳ぐ姿を確認できなかった。
イモガエルのように飛ぶのに特化して、泳ぎが上手くないというパターンもあるので、似た環境にいるからと同じ基準で考えるのは悪手かも知れない。
「デメマダラの多様性は多岐にわたる。 周囲の環境に適応、進出する為に進化したと考えられる。 この種も、その中の1つなのかも知れない」
「かもですね。 燃えたり凍ったり舌が伸びたり、そのうちに空飛ぶイヌムシ科がでるかもでしょうし」
「それは分からないが、まだ見つかっていない新種がいる可能性はある。 まだ調査は始まったばかりだからね」
多様性、豊かすぎるだろ この惑星。
巨大なイヌだって空を飛んだのだのだ。
もうなんでもありだろ、という思いである。
ルーイは そんなの気にせず食うばかりか。
寄生虫に気を付けるなど、食べる上での注意は怠ってないあたり、そっち方面の知識は造詣が深そうであるが。