ピクミン科
活動時間:昼
オリマーメモ
ピクミンの体は もともと植物の根であり、
筋肉や脳の神経回路などの代替となる組織を
年月をかけ獲得していったと考えられる。
しかし、この黄ピクミンは 多くの生物にとって危険な電気に対して 完全な耐性を持っており、むしろ 電気を好んでいると言ってもいい。
通電することで花が咲くことさえあるのだ。
このことから、彼らは我々とは まったく異なる神経伝達方法を取っている可能性がうかがえる。
また、頭部にある耳のようなひだのおかげで、投げられると 高く飛べたり、穴を掘ったりするのを得意としているようだ。
ルーイメモ
どう見ても、耳ピクミン。
ピコメモ
この星の生物は植物や機械との境界が曖昧であり、どこまでを動植物として判断するべきか識別に困惑することが多々ある。
ピクミンに関していえば、動物と植物の両方の性質を併せ持つ動植物であり、更にこの黄ピクミンは耳らしき器官が目立っている。 この部分があることで空気力学的に有利になるのか、他の種類より高く投げ飛ばすことが可能である。
また、それ以上に驚くべきことは、当種は電気耐性があり、通電による被害が見られないことだ。
電気による筋肉麻痺、障害らしきものは今のところ確認出来ない。 寧ろ花が咲くなど、植物的な成長すら見られる事態である。
神経配列や体に秘密がありそうな気もするが、この星には電気を発生させる動物が幾つも確認でき、こうした生物に対抗する為に進化したのかも知れない。
「ピクミンにも様々な種類がありますが、それぞれ個性豊かというか。 燃えない体に溺れない体、黄ピクミンなんて感電してもへっちゃらな体ですよね」
私たちに協力的ながら、謎が多いピクミン。
身近な存在なのによく分からない。 背の高さや背後をついてきたり物を運ぶ習性は共通しているけど、加えて何かに耐性があったり能力を持っている。
それは何故か。 そうした環境に晒されて、生き残る為に進化したとでもいうのか。
だとすれば、この摩訶不思議な生物が数多跋扈する星の環境は、大昔から特異な存在であったともいえる。
まさか短期間で生物が粘土を捏ねたようにポンポン進化して、様々な姿形をし始めた訳じゃないだろうし。
「加えて投げると高く飛ぶし、穴掘りも得意だ。 そうする方が、生き延びるのに有利だったのかも知れないね」
オリマー先生も、似た意見なのかも知れない。
けれど、悪い点や微妙な点もある。
羽ピクミンは飛行能力持ちだから、高いところにも楽々辿り着く。 穴掘りも急用じゃなければ他でも良い。
そうなるとやはりというか、電気無効というのが最大のメリットにも思えてくる。
……いや、なんで電気が効かないのか。
電撃攻撃してくる原生生物もいるから、そうした危険に対する解答がこの黄ピクミンなのだろうか。 疑問は尽きない。
「……本当、この星の生物の進化の歴史って、どうなっているんでしょうかね」
「分からない。 私たちはこの星に降り立って間も無い。 我々が想像だにしなかった、あっと驚く秘密が隠されているのかも知れないよ」
「そう考えると、浪漫がありますね。 同時に恐怖もあるといいますか」
ルーイは食うことしか興味ないだろうけど。
まさかピクミンを食べようとかしないよね?
半動半植物といっても、見た目も大きさも人間みたいなフォルムしてるし。