科目:ブタドックリ科
活動時間:昼
オリマーメモ
ヒフキブタドックリの変種。
発火触媒を生成するいくつかの酵素が遺伝子欠落によって 合成されないため、触媒にいたる数ステップ前の液体のまま噴出されてしまう。
この変異体が出現したのは ごく最近であるが、その遺伝子特性が かなりの確率で遺伝するため現在では その個体数をかなり増やしているようである。
ルーイメモ
めん棒などで よくたたいてからお刺身に。
薬味のショウガは お好みで。
ピコメモ
遺伝子的な問題により、火ではなく液体を噴き出してしまうブタドックリ。
鼻水を拭きかけられているようで、こちらとしては不衛生で気分が悪い。
外見は変わらないが、鼻先が青く変色しているため、見分けは容易な方である。
赤ピクミンではなく、青ピクミンで対処するのが良い。 ただし周囲の状況には気を付けること。
今のところ、この種は変種であって新種とはなされていない様子であるが、このタイプが遺伝しやすく数が増えているとのことで、今後の分布域、個体数拡大によっては、新たに新種とされるか、火を噴く方が淘汰されて入れ替わるかも知れない。
ただ、こうした変異種も、長い目で見れば生命の進化の形といえるのかも。 そう考えれば、必ずしも変化が悪いことだとは言い切れない。
遭難者が葉っぱ人に変貌するのも、ピクミンの存在そのものも、もしかしたら……。
「火ではなく水を噴くブタドックリですか」
鼻水を拭いてるようなヤツで、できれば正面には立ちたくない。
火を噴かれるより安全だし、生物としても まだその方が理解できるとはいえども。
「遺伝子の欠落によるものだと分かった。 それ以外の特徴は変わらない」
「そのようですね」
「この種は、火を噴く生体プロセスが複雑だったからね。 少しでも変化があれば生き残れないか、このように無害に近い形として生き残るしかなかったのかも知れない」
まぁでも、この形でも生き残って子孫を残せるなら、1つの道にも見える。
詳しく調べれば、実は問題があるかもだが。
寿命とか、食性の変化とか。
「しかし、こうした遺伝子異常の生物が多いような気がするのですが。 この星では、そういうものなのでしょうか?」
「全てが偶然とは言わない。 この変種の場合、遺伝する確率が高い。 そのぶん、目にする機会も増えるといえる。 だからと他の種まで同様の理由と決めつけられないがね。 まだ調査は始まったばかりだ。 今後、紐解かれていくことに期待するよ」
そうして、この惑星の謎に迫るかもね。
今見ている生物が、実はみんな変異種でした、なんてオチもあるかも。
ルーイは……変わらず気にせず食うだけか。
ただ調理方法が変わっているから、味も変わっているのかも。
それには食性や構造上の関わりが?
彼のメモからも考察が生まれるね……。