ブタドックリ科
活動時間:昼
オリマーメモ
大気中の二酸化炭素を体内に取り込んでは氷嚢と呼ばれる器官で圧縮、ドライアイスを生成して、氷の息を吐き出す。
ヒフキブタドックリは 吐き出されたリン化合物が空気に触れることで発火が起きるため、体内が熱くならないのに対し、フブキブタは体内に氷点下の状態を作り出しているのだが、厚い脂肪と、氷嚢が細胞外凍結することで、他の内臓まで凍ってしまうのを防いでいる。
ルーイメモ
シャリっとした氷の袋は 新鮮なうちに。
軽く塩をふると 頭がキーンとする。
ピコメモ
氷属性のブタドックリ。
目は少し黄色で、水色の体に青い爪をもつ。
シルエットはブタドックリの色違いであり 振る舞いも大差ないのだが、氷嚢を持つなど 内臓の作りは それぞれ異なるようだ。
二酸化炭素を細孔(前方口吻)から取り込み、体内で圧縮、減圧して固体二酸化炭素に。 その後に噴出気化させ、その気化熱により冷えて固体化した粉末を加圧生成するように獲物を凍結させて、確実に獲物を確保する……とか考えたけど違うっぽいかな。
その辺はオリマー先生に任せます(丸投げ)。
てか なんだ 氷の息を出す生物って(逆ギレ)。
生息域が他種のブタドックリと被らないのか、争わないのか、またそれらと交配出来るのか不明。
水吐き変種はヒフキらしいが、この種類は完全に別種なのだろうか?
ただ同じ科目、グループであり、見た目もそっくりなので可能か否かであれば可能かも知れない。 子孫が残せるか、また残せても繁殖能力を持てるのか知らないけど。
「氷の息を吐き出すって……」
この惑星の生態系は どうなってるの。
水や吐くのは分かるよ。 でも燃えたり冷気を出すのは何なのかね、どういうコト?
構造といい、そうなるに至った過程といい。
そうした疑問を何度も味合わせてくれる惑星だよね、人によっては興味ないだろうけど。 ルーイとか食欲ばかりな気がするし。
「先生、そのうちキリハキブタとかなんとかいって、毒吐きドックリが見つかったりしませんかね。 あと ビリビリブタだのなんだの」
ふざけて言ったのだけど、オリマー先生は真面目に返答してきた。
「可能性はあるかも知れない。 ショイグモの中には毒を吐く種類がいるからね」
そうか、それもそうかも、と思ってしまう私は既に毒されている。 酸素というより、この惑星の生態系の現実に。
思えばチャッピーも様々で、燃えたり冷気を纏っていたりするからなぁ。
そのうち知り得る全種類の属性を持つ生物が現れたりしてね。
というか、既に その手の生物がいたようなないような……いや考えるのはやめよう、うん。
「でもチャッピーは外見が大きく変わっても、ブタドックリは見た目に統一感があるといいますか。 中身は違うのに外側は同じとは」
「ショイグモもそうだね」
「ブタドックリも種類別に食性や、何らかの好みが違うとか?」
「かも知れない。 それを調べるのも面白いテーマかも知れないね」
相変わらず色々分からないままだけど。
ルーイメモはブレないよね。 コレの臓器……氷嚢か何かを かき氷かスイカみたいに食っているというね。
そんな食い方は、ちょっと……人を選びそうだ。