科目:コダマグモ科
活動時間:昼
オリマーメモ
黒と黄色の縞模様が特徴的なクモ。
獲物の通りそうな場所を選んで
不規則な巣網を張って待ち構える。
ダマグモ科やショイグモ科とは異なり、
脚が8本で 雌雄同体の性質を持っている。
一説では、繁殖の効率を上げるために
別々のオスとメスが ひとつに融合していると
言われているが、単独での生殖は行われず、
脚が4本の単性個体も見つかっていない。
ルーイメモ
脚を1本ずつ割いて
糸にからめて食べると 甘くておいしい。
ピコメモ
脚が8本あるクモで、危険色を思わせる黒と黄色の体色を持っている。
規則性の無い巣網を張り、引っかかった獲物を捕食する待ち伏せ型である。 待機中は脚を中央に寄せており、名前にあるようなマリやタマのような形状をしている。
巣網の下は通り抜けられても、羽ピクミンなどは、ルートや攻め方によっては簡単に引っかかってしまうので、邪魔なら予め排除するのが好ましい。
こちらから攻撃する際は、マリグモ本体の高さや、表と裏、どちらにいるかなど、注意して投擲、攻撃しないと ただの給餌係と化してしまうので注意が必要である。
「クモですね」
その名前が付けられた生物は、この惑星に少なくないけれど、この生物は脚が4つではなく8つある。
どちらかといえば、この生物こそが本当のクモだともいえるかも知れない。
巣網が不規則であったり、実はオスとメスが合体した姿なんじゃねとか、謎があったりと怪しい部分もあるけれど……。
「待ち伏せ型の、常識の内側にいるようで謎を残しているクモだよ」
「そのようですね。 巣網が不規則なのも、何か理由があるのでしょうか」
「獲物を引っ掛ける機能を果たせるなら、細やかに作る必要はない、という事なのかも知れないね」
「雌雄同体ということですが、単体なのか複数くっついた姿なのか……」
「うむ。 繁殖効率を高めるため、と言われても、単体で増えることはない。 解剖したものや繁殖行動を更に注意深く観察すれば、見えてくるものがありそうなのだが……」
唸りを上げるオリマー先生。
珍しく普通っぽい生物だと安心していたら、実は謎を遺していますというのだから大変だよね、この惑星の生物の理解は。
でも雌雄同体の生物の事例は他にもある気がするし、そうした生物を参考にすることでも見えてくるものがあるかも知れないね。
ルーイは……ナニか、わたあめにしてない?
いや、クモの感想が お菓子みたいって。
彼奴の味覚、私たちと違うんじゃ……?
それともマジなのだろうか……?
それもまた、謎である。 知りたくはないけど。