科目:?科
活動時間:昼
オリマーメモ
モスは生まれながらの葉っぱ犬であり、
一部にピクミンと類似のDNAを持っている。
オッチンとの違いは その1点のみであり、後天的にオッチンが葉っぱ化したことから
ピクミンは 他の生物に対して、何らかの形で
DNAを伝播させていると思われる。
私や多くの遭難者が葉っぱ人になった現象は、オニオンに運ばれたのが原因であるが、これも人体のピクミン化であると言えるだろう。
もしかすると、ピクミン化した生物を この惑星から出られなくすることで、彼らは恒久的に リーダーを手に入れようとしているのではないだろうか?
ルーイメモ
食材を調達しに行くのに便利。
コンパクトで 小回りが利く。
ピコメモ
レスキュー隊にいる宇宙犬のオッチンと同じ大きさを持つ犬で、この星で発見された。
全体的に緑色で、行動や鳴き声は知識の中のソレで、唯一異なるといえるのが尻尾が葉っぱである。
コレに関しては、オッチンに有効であった薬を投与しても治る様子を見せない。 恐らくは生まれつきの葉っぱ犬であると考えられている。
葉っぱのある生物は、この星から出られないらしく、この為にオリマー先生が旅立つ時はモスとは別れなければならない。
葉っぱについては、オニオンやピクミンとの関係性が疑われており、親から子への垂直伝播による遺伝子継承等と異なる、他生物への水平伝播の可能性についての考察がされている。
遭難者はオニオンに運ばれる事で葉っぱ人になったので、伝播を解き明かす鍵はオニオンにあるのかも知れない。
しかし、オッチンがオニオンに運ばれたのを見たという報告はなく、また、変化後に行動に大きな変化が生じた様子もなかった。
一方で遭難者は思考がダンドリの事ばかりになったり、身動きが取れなくなっていた。 これらの事から、生物によって変化の条件が異なる可能性もある。
また、ヒカリのミツによる治療、予め摂取していた者はオニオンに運ばれても 葉っぱ人化しないなど、その辺の謎も残る。
なんにせよ、ピクミンが他生物に与える影響というのは多大であろう。 原生生物の中には対ピクミンを想定した生態、能力を持つようなヤツもいるのだから……。
「モス。 この星で生きる宇宙犬……」
ヤタノワスレイヌとは異なる、この星で生きている宇宙犬。
命名はオリマー先生だが、思わず復唱したくなってしまう名前である。
「出会ったときは弱っていてね。 食べ物を与えたら、すっかり懐かれてしまった。 けれどいう事をよく聞くし、モノ探しや運搬を手伝ってくれた。 とても利口で良い子だよ」
「でも、自力で脱出しようとしたとき、ロケットに潜り込まれていたんですよね? それで慌てて引き返したところで生命維持装置のバッテリーが尽きて……その後は恐らく、ピクミンにオニオンに運ばれての葉っぱ人化……」
「モスは悪くないさ。 ちゃんとした別れもせず、確認もせずに飛び立った私にも非があるからね」
オリマー先生は、あまり怒らない人なのかも。
基本、良い人そうだよね。
生物の分類とか、頭も良さそうだし。
なのに不幸体質とは、同情する。
「その後、ルーイに使役されていたみたいで」
「ルーイ君はマイペースだが、そんなに悪い奴じゃないんだ。 モスも、きっと分かっていて一緒に行動していた筈だよ」
本当にそうなんですかね?
愛情持って接していたのだろうか。
聞いた話じゃ、新人隊員とのダンドリバトルとか色々あって、最終的には乗り捨てられたとか、見捨てられたとか。
「オリマー先生が葉っぱ人化で理性を無くしてしまい、どうするべきか迷走してるところ、ルーイに拾われたのかも知れませんね」
「そうだとしても見てくれたんだ。 ありがたい」
お人よしというか、何というか。
不幸を嘆いて生きるより、楽しい方向で考えた方が良いだろうけどね。
とりま、ルーイに食われなくて良かった。