?科
活動時間:昼
オリマーメモ
この生物については、地底にて数件の目撃例が報告されているだけである。
いずれの報告例にも共通しているのは、飴のような透明の粘体の巨人の姿である。
心霊現象につきものの心霊物質(エクトプラズム)ではないか? との説があるが、証明されていない。
もうひとつは、報告者が極度の恐怖に襲われ、心神喪失状態に近かったということだ。
事実、報告にはあいまいな記述が非常多い。
そのため、疲れと恐怖心が単なる自然現象を生物と錯覚させただけ、とする指摘も出ている。
ルーイメモ
いまだに料理されたという話を
聞いたことがない。 本当に実在するのか?
ピコメモ
視認できるのに生体センサー類に反応がなく、触れる事ができず、この次元に固定されていない 存在しない存在。
重力波をぶつけて次元を収束させることが出来れば、実体化するかも知れない。
報告の一つには、突如として大きな音と共に現れ、恐ろしい音を立てながら2つのローラーを転がして踏み潰そうと襲いかかってきたらしく、恐怖のあまり逃げ回る他なかったとのコト。
紫ピクミンを投擲、着地の際に発生する重力波で対処出来る可能性が示唆されているが、はたしてアレソレが現実だったのか夢だったのかも あいまい となっている。
幽霊の存在を科学的に証明できたコトはないが、だからとコレが生物なのかも分からないままだ。
ホラー好きからすれば、捜索する価値はあるのだろうけどね。
「ヤマトアメビト……ナニコレ幽霊?」
ホラーな存在に、私は震えながらも怪訝な表情を浮かべていると、オリマー先生は自信なさげに落ち込んだ。
「私も経験したコトなのだが……恐怖のあまりサンプリングしようとするコトも忘れてね、逃げ回るのが精一杯だった。 証明できる方法があるのなら調べに行きたいが、先ずはあの恐怖心に打ち勝たないと話にならないのだろうな」
などと供述していますけど、ちゃっかり名付けもしているじゃないスか先生。
さすがに分類は諦めたみたいだけども。
「生きて戻れて良かったよ。 得体の知れない存在によくも分からず襲われ、追い回され、追い詰められて闇雲に青ピクミンを投げても意味をなさず……紫ピクミンによる攻撃で何とかなったが、アレの正体は何だったのか、夢だったのか現実だったのか。 今もはっきりとした自信がない」
「証拠があれば良いですが。 でも先生は存在すると思ったから、名付けをしたのでしょう?」
「そうだな。 生物であってくれたなら、その方が色々と救いがある気がする」
「なら、私は先生の経験を信じたい。 その方が面白いじゃないですか。 この惑星は不思議な生物でいっぱいですし。 そうでしょう?」
「そうだな。 そうとも」
そう考えたからか、少しは恐怖心が和らいだ。
けれども。 いざ目の前に現れたら、私は冷静でいられる自信がない。
ルーイは平気そうだけど。
食う事にしか興味なさそうだし。
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