【PNF-404】教えて! オリマー先生!   作:ハヤモ

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和名:ピキマキミツムシ
科目:ミツムシ科
活動時間:昼


ピキマキ

オリマーメモ

風に漂う浮遊生物。

死ぬと たちまち体組織が崩れてしまう上に

すばしこく なかなか捕まらないので、

いまだに標本が存在しない。

生きたまま持ち帰ることができれば

少しは 研究が進みそうなものだが……。

 

ルーイメモ

卵をストローで吸う。 たくさんの栄養を

手軽にとれるバランスフード。

 

ピコメモ

空中をゆったり漂う、クリオネに似た生物。

蜜を吸う、或いは運んでおり、我々やピクミンに危害を加える事はない、無害な生物の1種。

普段は透明な体をしていて不可視だが、近くを通ると驚いて内臓が発色、姿が見えるようになる。

大地のエキスか卵かを運んでいるのは、巣で待つ子供たちのためであるが、ピクミンを投げ当てることで、地面に落とさせて強引に奪うこともできる。

 

不可視な為に発見は困難で、捕獲もできず、死ぬと体組織が崩れるために研究は進んでいない。

追跡して巣を特定するのも困難か。

どのように浮いているのか、目に見えないだけで翼があるのか?

なんとなく予想出来るのは、この生物もまた大地のエキスに支えられており、この星の生態系の1つであろう、ということだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「癒しも必要だと思うんです」

 

 

ふと、私はしょうもなく口を開いた。

グロデスクな原生生物だらけの、この星だけど、こうした平和なヤツもいて良いと思うの。

 

 

「確かに。 透明化のままに襲ってくる生物であったなら、この星の探索はより困難を極めただろうね」

 

 

先生は合わせてきた。

地味に怖いこと言わないで?

 

 

「どういう理屈で透明なんでしょうか?」

 

「どうだろう。 昼間に活動するのに、色素を持たないということか……光を全く反射しないかと思えば、驚いて発色、見えるようになるからね。

でも運んでいる蜜まで透明に出来るのであれば、やはり体組織に秘密が?

……すまない、想像の域を抜けない。 観察出来る時間の少なさもあるし、解剖したくても、死ぬと体組織が崩れたり、生きて捕まえようにも、すばしっこくてね」

 

 

うーん。

やはりオリマー先生も分からない事は多いか。

 

透明化の秘密が分かれば、ステルス迷彩とか作れたりしないかな?

そこら辺はレスキュー隊で色々開発している人に頼めば、何とかするかな?

 

などと、ルーイは思わないんだろうなって。

捕まえるのは諦めてるのか、運んでいる卵の方を摂取するようだけど。

 

……いや、それピキマキの卵じゃない可能性があるんだけど、その辺はどうでも良いの?

直接捕まえて食べようとか思わない?

……いやいや、もしかしたら卵の方に風味が移っているから、それを味わってる?

 

……てか、卵で思ったんだけど。

もしそれが別生物の卵だとしたらピキマキ、卵泥棒してるって……コト!?

 

……って、私は何を思考しているのやら。

 

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