脳の破壊された上司と爆散するワンコ女の話   作:ここに文字を入カ

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ぼく「オラに描写力を分けてくれぇぇぇ!!!」
脳プ「描写力が溜まるとどうなるんです?」
ぼく「知らんのか?大惨事執筆作業だ」

「描写力がここにたまってきただろう?」

捕囚回
アンチ・ヘイト注意


第12話 ベアトリーチェって奴の仕業なんだ

 

「……夕があり、また朝があるはずなんだけどな。」

 

 どうにも最近夜しか目にしない。

 体を起こし、周りを見るが誰もいない。

 冷たいコンクリートが怪我だらけの体にちょうどいい。

 

「邪魔くさい……」

 

 鋼の足枷は近くの柱に鎖で繋がれ、行動の自由を縛っている。そもそも手足が震えて力も入らないからどこかへ行くことが困難だ。

 

 這いずるように移動し柱にもたれ、座る。しかしクラりと目眩がして背中をズルズルと擦ってまた横たわる。

 やはりこの体勢の方が楽かもしれない。微かな気力も霧散してしまった。

 あぁ、なんだか思っていたより寒い、体が冷えている。

 

 コンクリートの温度と体温が平衡になっていく。このままひとつになって、吸収されて、建物の一部になってしまうんじゃないか。そんな錯覚をする。

 

 眠い。眠いな。寝てしまおうか。朝日を拝めるかは分からないが。

 うつらうつら、自然と目を閉じる。掴んでいた意識は手からすり抜けて宙に──―

 

 足音がする。コッコッコッとテンポの良い軽快で楽観的な、何度も聞いて瞬時に識別できるまでになった音が。

 

 匂いがする。甘く、甘く、やみつきになってしまうようなバニラに似た香り。

 

「元気?」

 

 幻覚じゃない、勘違いなどない、間違えることなどない。確信をもって音の主を言える。

 

「──―どうしてここにいるんですか」

 

 助けに来たにしては戦闘音が微塵もなかった。忍び込むにしては目立ちすぎている。そもそもなぜここを知り得たのか。急激に上昇する心拍数が既に答えを得ている。

 

「答えならもうでてるでしょ?あとは下線かQ.E.D.か好きな方を書くだけなんじゃない?」

 

 この方がここにいる理由は

 

「本当に……裏切ったんですか……?」

 

 横にシニヨンを作った花のような淡桃色の髪は毛先で青を帯びた白へとグラデーションしており、幾つものアクセサリーによって飾られた翼と共にふわふわと揺れる。

 

 金星を琥珀で捕らえたかのように美しく輝いていたはずの目に輝きはない。虹彩に光は宿らず、深淵の闇を映す。

 

 聖園ミカ様はにんまりと笑う。

 

 声のない肯定は私の陰った心からなけなしの希望を絞りとる。何度も煎じて出涸らしの心から一切合切。そうなればもう、音もたてずにひしゃげて、ぐちゃぐちゃになる。

 

「本当に、本当に……?嘘だそんなこと」

「目を背けたって変わらないよ。」

 

「なんで、なんで、なんでなんですかぁ……!」

 

 掠れた悲鳴は響かない。

 

 

 

 /01

 

 

 

「ほら、とりあえず食べなよ。何も食べてないんでしょ?」

「そんなこ──」

 

 口に突っ込まれたペットボトルを慌てて持つ。口腔内に満ちていく液体は喉を潤し、干からびていた体に染み渡る。

 

「にしても随分コテンパンにされたみたいだね?雨の日に落としたハンカチみたい」

「──っぁ!後から付けられた傷の方が多いですけどね……!」

「……へぇ。もしかしてこれがここで初めて飲んだお水?」

「ドさんぴん共は客に茶の1杯も出せないようで。毒の心配もありませんでしたよ!」

「……ちょっと見せてよ」

 

 俺の服にミカ様の手がかかる。泥、埃、焦げや血で汚くなった俺の制服が引き剥がされ、捲り上げられ、脱がされる。ミカ様の突然の凶行に抵抗するも意味をなさない。ミカ様は俺を押さえつけ、晒されて露わになった肌、体をマジマジと眺める。

 

「何っ……するんですか!?」

「……」

「いやどうでもいい、どうして裏切っ──!?」

「黙りなよ。そっちの方がどうでもいいじゃん」

 

 首を掴まれ、俺は二の句を継ぐことができなくなる。それでもと睨むようにミカ様の表情を伺うが、そこにあったのは恐ろしく悲しそうな顔だった。思わず言葉をのみ、精神的にも閉口させられてしまう。

 

 ミカ様は手を離すとレーションや飲み物の入っていた鞄から消毒液臭い箱を取り出し、俺の痣、傷、火傷の手当てをしていく。

 

「沁みるよ」

 

 この方はいつ決断したのか。いつから私たちはこの方を見ていなかったのか。最初から裏切っていたのか。ずっと憎んで、ずっと邪魔に思っていたのか。吐気みたいな不愉快な感情が込み上げる。

 

 だけど手のひらから伝わる温かさ。私の中に注ぎ込まれていくソレに狂いそうだ。服従心が溢れて頭がひび割れそうだ。このまま大人しく従順になっていたい。

 

 気持ち悪い。この方がこの方のままなのが何よりも気持ち悪い。勘違いではないだろう。痛みに強ばる体や堪える声にいちいち反応し、寒いだろうからと上着をかけてくる姿は明確な気遣いと優しさの存在証明だ。なんなんだ。

 

 混濁した感情が反目しあって身体の内側から裂けていくんじゃないだろうか。

 

「じゃあちょっと喋ろうか」

 

 あぁ、聞いたところでどうなるんだ。どんな話でも顛末が裏切りなんだ。目を閉じ、耳を伏せたいような内容に違いないじゃないか。

 しかし、知らねばなるまい。権利、いや義務ならば。落ち着いて冷静になりつつあるが、投下された怒りと悲しみの混合燃料は燃焼している。まだ消えていない。消えぬうちに、燃え尽きぬうちに聞かなければ、話さなければもう口を開くことができなくなる。

 

ここまでたどり着いた後輩の答え合わせをすべく会話しているうちに嫌でも目に付き、そして気がつく。少女の細く長い白い手足には巻きついた蛇のように赤黒く索条痕が巡り、身体中が痣と傷まみれになっていることに。まさかとは思いつつ持ってきた救急キットで急ぎ手当てをする。理由は状況からして明白であった。何があったか、どのような仕打ちを受けたかは少女の体にぶつけられた衝動の痕跡が如実に語る。少女は振る舞いは普段とはかけ離れており、酷く脅え、手を震わせていた。

 しかしそれでも震えを押さえつけ、虐待の形跡をケープで隠し、気丈に振る舞い、少女は言葉を紡ぐ。己が掴み取った情報を繋げ、推理し、真相を求める。ただ裏切りの理由を聞くためだけに手札を全て開示する。懸命に目を合わせ、懺悔するように、糾弾するように。/02

私は本当のことを話すのかな?もしかしたらそうかも。メアリちゃんは賢いから下手な嘘でむしろ勘づいちゃいそう。こんな目にまであった子にご褒美として教えるべきなのかな?でもご褒美なら嘘を突き通した方がいいんじゃないのかな?もう分かんないや。どうしたらいいのかな。セイアちゃんのために

「本命の前に認識をすり合わせていこっか。まずは……ここの子たちは何者?」

「アリウス分派」

 

 かなり昔アリウスについてナギサ様に聞かれた。しかし何も知らなかった俺はトリニティ中の文献を漁ることになる。図書館、シュガーポットの機密文書、同僚の力を借りてシスターフッドの保管書物も読んだ。

 

 アリウスは歴史に消えた敗北者だ。

 トリニティ総合学園はパテル、フィリウス、サンクトゥスをはじめとした複数の学園が統合したことでできた学園。その統合に反対していた反対勢力は統合連合に敗北し地図から消えた。

 そう、地図から消えたのだ。何も遺さず、歴史書にすら反対勢力とだけ記されて。

 

 誰かが意図的に徹底的に消したのだろう。

 裏の文書まで読み漁ってみてもようやくアリウスの名を知ることができただけだった。

 

「正解。よく知ってたね?」

「カタコンベの壁画……一つだけ描き方が、解釈が違いました。気になって調べてみたら、卒業記念の文字と共に薔薇と髑髏のシンボルとアリウスの名が刻まれていました。その後奴らの装備の紋章を見て全てが繋がりましたよ」

「なるほど~。にしても全部言っちゃうんだ」

「流石に白々しいですよ。俺みたいな馬鹿なエージェントを釣るための罠でしょう?ここに誘い込むための」

 

 俺は誘導に乗ってしまったから。

 

 きっと各種ルートがあったのだろう。能力を活かして痕跡をたどる方法であったり、階級が高く枢要に近い者なら文献などからであったり。そうやって用意された真実に釣られた者たちが迂闊にも立ち入り、捕捉されるのがあのカタコンベ。そこで亡霊を見れば愛校者たちは罠の奥地までフラフラとやってくる。

 

 俺は見事に絡め取られてしまったわけだ。

 

「何日も縛られてたおかげでアリウスの動機は何となく察しました。反吐が出る」

「名探偵の推理を聞こうかな。アリウス子たちはどんな子たちなの?」

「箸の持ち方も知らないロクデナシども」

 

 トリニティはアリウスを()()としていた。アリウスの地もトリニティであるとでもして征服したんじゃないか?実はこの廃墟も俺の地元みたいな天災ではなく、その時の影響なのかもしれない。

 

「征服されたアリウスについては、時代を考えるにユスティナ聖徒会の主導で検閲や浄化が行われた。苛烈なものだったでしょう。酷い暮らしに違いない。そして恐らくそれは今も」

 

 よく分からない昔の諍いの大義名分など大して重要でない。それよりもアリウスが負けてどこかへ追いやられ、艱難辛苦をして、苦渋を舐めて何とか口を糊していたことだ。

 

「アリウスの彼女たちを観察して、大半が箸やペンの持ち方がおかしい。読めなくて聞きに行く者がいる。そのくせキチンと訓練を積んだ戦闘技術がある。浮浪児集めて道場でも開いてたんですかね?精神とか思想の統一……虚無とトリニティへの憎悪と戦闘術だけ教えて。生産者表示*1の面を拝んでやりたいものです」

 

 奴らヴァニヴァニ言うかトリニティへの恨み言を吐くことにしか口を使わない。嬲られている間聖典を暗唱したり許しや命乞いをしても通じないかもしれないと躊躇したほどだ。

 

 それほどまでに彼女らの怨念は凄まじい。それこそ人殺しを厭わないほどに。恨みは幾星霜の時を経て腐葉土となり、全員が全員を妄執に取り憑かれたロクデナシに育て上げる汚染された土壌にアリウスは成り果てている。よくまぁ、そんなにも恨みがもったものだ。*2

 

「うん、それじゃあ最後。セイアちゃんの事件について」

 

 最後のすり合わせとなるだろう。俺は語るに値しているのだろうか。

 ミカ様に向き直る。星が私を見下ろしてる。星は光をもって影を落とす。輝きをもって矮小さを教える。

 俺はおもむろに乾いた口を開く。

 

「あの日、深夜で門や扉は全て施錠されていました。防犯装置の故障もありません。また、警備の配置はもちろんご存知の通り部屋の場所も秘匿されていました」

 

 深夜3時、セイア様のセーフルームにて爆発。救護騎士団ミネ団長が到着しセイア様を確認。護衛部隊および正義実現委員会による捜索が行われるも犯人を捕らえられず。

 

「鍵や装置を破壊することなく誰にも見つからずに襲撃者はセイア様のもとにたどり着き、襲いました。護衛は誰1人通さず、不審な物音を聞かず、センサーもカメラも何も捉えていません。えぇ、まぁ、訳が分からない」

 

 死因は爆発の影響で不明、殺害方法も不明。ここまでは分かるんだ。証拠隠滅を謀られたとして。

 不可解だ、予知夢のセイア様が襲撃を察知できなかったのか?

 不思議だ、捜査が遅々として進まず何も掴めない。

 だが何よりも

 

「1番の問題はトップシークレットがダダ漏れ、あらゆるセキリュティが尽くかいくぐられていること……実行犯はそれらの情報を的確に活かせる熟練だったんでしょう」

 

 初めこそ独自の情報網を持ち、学園の隅々を知ることの出来る学校嫌いの墜ちた天才を本命に据えていた。だが、正義実現委員会を相手に地の利を得て戦えてしまうようなこの広いトリニティを熟知したおかしな転校生がいるじゃないか。

 

「犯人の名は白州アズサ。そしてミカ様、あなたはそれを手引きした」

 

 分業、要は複数犯なのだ。情報提供などをするアシスト役と侵入の専門家である実行役に別れての。

 

「──そう。スパイを入学させたのも、アリウスの子たちをセイアちゃんのところまで連れていったのも私だよ」

「襲撃者の脱出や捜査妨害、護衛部隊への圧力も……?」

「結果的には全部私。でもあれは隊長さんが悪いんだよ?セイアちゃんの血のついたハンカチ突き出して私のだよね?なんて」

「それで排除した……と」

「うん。焦ってやっちゃったけどあれでみんな慎重になって鈍くなったから結果的にはよかったかな?」

「──―」

 

 

 

 /03

 

 

 

「もう……十分です」

「そうだね。私もそう思うよ」

 

 事件の把握はできた。だから、だから聞かせてほしい。いや、いやだ。何も喋らないでくれ、聞きたくない。もう許してくれ、もう止めてくれ。だけど、だけど……!

 

「改めて……改めて伺います。どうして裏切ったんですか……!?何があなたをそう思わせたんですか!?人を殺してしまうほどの!!!」

 

「セイアちゃんを殺せなんて一言も言ってない。私は人殺しになんてなりたくない。答えを教えてあげる──全部成り行きだよ」

「ここまでのことをして無計画なことだったと?」

「そうだよ。でも必然じゃない?ナギちゃんがゲヘナと仲良くするなんて馬鹿なこと言い出して。そんな無理なことしたら反対派が出てくるに決まってるじゃん。それこそメアリちゃんだって条約がうまくいくとは思えないって言ってたよね?」

「だからアリウスに接触して他のティーパーティーを殺してホストになろうと?」

 

 煽れ、ゆさぶれ、矛盾を見つけろ、本心を突き止めろ。丸め込もうとする魂胆の見え透いた嘘をつつけ

 

「だから私は殺せなんて言ってない。ちょっと驚かせてあげようと思っただけ。それでセイアちゃんは地下にでも閉じ込めて、ホストになって、純粋で頭お花畑のナギちゃんを止めようって」

「あぁ、ナギサ様を殺し損ねたんですか」

「だから!違う!」

「何が違うんですか……!何も無い方がおかしいんです。次の標的がナギサ様なのは明白でしょう!?アリウスが勝手にやったとしたらナギサ様も同じようにならない訳が無い!」

 

 簒奪が目的なら襲うべきは2人のはずだろう。何故ナギサ様には何のアプローチもないんだ。ミカ様がナギサ様を誑かせばものの数秒で捕まえることができるはずだ。ホストになるでもなく、アリウスと手を切るでもなく今の今まで何をしていたんだ。

 

「それに成り行きというならホストだってどうだってよかったんでしょう!?ホストになって何をするんですか!?」

「……ゲヘナに攻め込む」

「ハッ!怨敵をボコボコにできてそれは気分がいいでしょうね!でも勝ちがない。トリニティとゲヘナが心中する。フィリウスとしてはパテルの提案に反対します」

 

 他のふたりのように頭が良くないだの政治ができないだの宣い、うつけの振りをして機を伺っていた?いや、ただ2人に任かせていた。何故ならそんな野心など持ち合わせていなかったから。積極的に動く気がなかった。

 

「それに上手くいってもいかなくてもアリウスがあなたに牙を剥くじゃないんですか……アリウスの目的がトリニティを破壊することなら……あなただって危ない」

「何も裏切り者のことで泣かなくてもいいじゃん……」

 

 あなたは知らないだろうが、だって、ナギサ様の願いは。あの人の理想を二の次にした1番の願いはあなたを……!

 

「どうしてアリウスといるんです?」

「…………」

 

「仲良くなれると思ったから」

 

 あぁ、あぁ!もう、もう、なんてままならないんだ。なんでなんだ。どうしてそんないつかどこかであの人から聞いたことのあるような言葉にひどく似た言葉を吐くんだ。

 政治的意味を削ぎ落とした時のあの人の理想みたいな夢をどうして見たんだ。

 

 

 /04

 

 

 

「探して、探して、探してみたら。アリウスの子たちを見つけたんだ」

 

「仲良くなれるんじゃないかなって思った。セイアちゃんもナギちゃんも全然いい顔しなかったけど」

 

「でもおしゃべりして、お茶して、遊んで。そしたらずっと地下に篭ってたアリウスの子たちが外に、トリニティに行ってみたいって」

 

「色んなところに行って、案内して。友達になれたと思った」

 

「セイアちゃんやナギちゃんに会ってみたいって言われていい機会だと思った。驚かしてやろうって。私のやりたかったことを見せてあげようって」

 

「どうしてこうなっちゃったんだろうね。でももう止まれないよ。セイアちゃんのためにも」

 

 

 

 /05

 

 

 我々が守るべき彼女は騙された。何故か。お嬢さんだからさ。

 純情無垢なお嬢さんを騙すのに難しいことは必要なく、ただ少し手間をかけるだけでよかった。忙しさ故に幼なじみの友人は構ってくれず、同輩との理解は難しい。そんな寂しさに嘆いていた少女と簡単な友情ごっこを演じると容易に懐に潜ることができた。

 

 これまでの一連で誰が得をし、これからの事件で誰が笑うのか。どの立ち位置を選んでも私にハッピーエンドはないだろう。どんな結末をどれだけ後味をよくしても、糖衣錠のように飲みやすくなるだけで砕いた中の核には固くえぐい苦味がある。

 

 私の最も優先するもの、俺のすべきこと、私のしたいこと、俺が守るべきもの。階級をつけて順番に並べよう。並べ方は自由だ。トロッコのレバーを切り替えて何を手放し、何を残すか。D-dayまでの日数は不明だが僅か。とっとと決めろ。

*1
ベアトリーチェ

*2
ベアおばが悪いよ、ベアおばが




昨年中は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます
本年は完結を目指し鋭意努力していく所存でございますのでご愛顧のほどよろしくお願いいたします

まぁそれはそれとして
悪魔の力(立ち絵メーカー)で主人公のビジュ作るの楽しすぎて気がついたら前回投稿から1ヶ月経ってました……すマーン!なんならこれから1ヶ月ほど忙しいため更新頻度落ちます。すマーン!!!全てを捨てて戦うことは難しい
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