ーーC.E.84年。
ギルバート・デュランダル議長による“デスティニープラン”が実施され、10年。
世界は、大きく変革していた。
地球連合軍から奪取した月面にある軌道間全方位戦略砲と呼ばれる地球連合軍の戦略兵器システム“レクイエム”による圧倒的優位性により、地球連合軍は事実上の降伏を強いられ、プラントの支配下に置かれる事となる。
デュランダル議長はC.E74年に“デスティニープラン”を地球、プラントの人民に強制的に施行。
最初は反発していた人民も、“デスティニープラン”の有用性を目の当たりにしていく事で、徐々に反論も消えていく。それでも、武力で抗うテロリスト達を“ZAFT”のエースパイロット、シン・アスカ率いるミネルバ隊の活躍により、徹底的に鎮圧。
施行から2年後。
デスティニープランの施行率が90%に乗り、落ち着き始めた頃。
デュランダル議長は“ZAFT”を解体。地球連合軍を軍に組み込んだ新生“ZEUS”(Zodiac Earth Union of Sacred)軍を立ち上げる。
“ZEUS”軍管理の下徹底した “デスティニープラン”による社会システムが構築されていく。それにより、職業適性、学業適性、婚姻適性によるシステムが世界に浸透。
システムが人々の幸福と生活を支えていくようになる。
ーーその1年後、C.E.78年。
デュランダル議長は、“デスティニープラン”への反発を違うモノへとそらす事で、軍に対する反発を減らす方向性にシフトする。
Superior Evolutionary Element Destined-factor=「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」。“SEED”因子保持者を、“デスティニープラン”を受ける事のできない適性外人物と定める。
その思惑は、見事に発揮されSEED因子保持者は、大人子どもに関係無く、世界における最下級の扱いを受ける事となる。SEED因子保持者を迫害する事でナチュラル、コーディネイターの軋轢を皮肉にも失くしていった。
が、その中で“デスティニープラン”を受けていない者もまた、最下級の扱いとされる事となる。
このデュランダル議長の強行的な姿勢は反ZEUSの機運をさらに高め、ZEUS軍は長きに渡り、反政府軍達との戦いを水面下で続ける事となる。
C.E.80年。
デイヴ・R・モリソン中将により、世界中から捨てられた有能な人間達を集めたゴミ捨て場、“ZEUS”独立機動部隊“RAVEN”が創設される。
これは、“RAVEN”に所属する主人公、ユウイチ・レオンハートの視点で紡がれるC.E84年の物語である。
いよいよ始まります。
AnotherSEED再々開幕です。
はじめましての方も、お久しぶりのお方も、アナザーと申します。
簡単に世界観の説明をしましたが、ツッコミどころ満載だと思います。
ツッコミたい所を今は胸に秘めていただきまして、見守っていただければ幸いです。
キチンと説明されていない部分や、説明していない部分、曖昧な部分は、作中で明らかにしていくつもりです。
もし、明かされなければ…
それは、作者の力量の無さだと思っていただければなと思います。
あとテンポを大事にしたいので、特別な事がない限りはあとがきは章の最後に補足などまとめて投稿したいと思っています。
では、なにとぞこの駄文にお付き合いくださいませ。