北の悪役指導者に転生してしまった   作:沼爪

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【2018年4月22日 せっちゃん達のおかげで私はこの世界に来てから人の死というもうのを未だに経験していない。そんな私が彼女達の運命に介入する資格なんて本当にあるのだろうか。いや、弱気になってはいけない。一度手を出したからには最後までだ。】




諏訪の王の思い出

 

『7月30日時刻は午後3時1分となりました。ニュースをお伝え致します。現在も日本各地で頻発している豪雨と地震、土砂災害等の2次災害も全国的に見られております。政府は各地に自衛隊派遣の継続を──』

 

 車のラジオから流れてくるニュースは2週間くらいずっと同じ話題だった気がする。

 

「はぁーあ。ここんとこ毎日おんなじニュースばっかりで気が滅入るね。ヘイ、マミー! まだ着かないのー?」

 

 西暦2015年の運命の日──私は母の運転する車で諏訪から隣町の避難所に向かっていた。こんな天災続きでも諏訪市だけは何故か被害が少なく、物資にも余裕があったため母はボランティア活動をしていたの。

 

「お母さんと呼びなさい。……そんなに急がなくても避難所は逃げたりしないわよ。あんたは少し落ち着くことを覚えなさいな」

 

 小さい頃から落ち着きがない子と言われて育ってきた──

 お転婆娘にじゃじゃ馬娘、信州のうつけ者等、散々な言われようだけど仕方ないじゃない。当時の世界は広くて私の興味のあることでいっぱいだったんだから。

 

「そういえばあんた、また海外の観光客の人達といたんだって? 近所の人達が見守ってくれてるけどお母さんちょっと心配だわ」

 

「心配することないわよ。皆良い人だったし。ハリーやジョージも無事に飛行機乗れたかなー?」

 

 この時の私はカッコイイ英語を覚えることに夢中で、放課後は町で外国人観光客を見つける度に突撃して観光案内をしたりして過ごしていた。最初は全然言葉がわからなかったけど、彼らと仲良くしているうちに少しずつ身についてきたわね。

 

「国際線は全便運休みたいよ。ま、この地震に異常気象じゃ無理もないわよ」

 

「そっかー、なら諏訪に引き留めてあげれば良かったなー」

 

 今思えばこんな何気ないやり取りの中にも私の一生の後悔が含まれていた。

 

 

───────────────────────

 

 

「はい、到着。お母さんは物資の分配してるからあんたは子供達やお年寄りをよろしくね」

 

「はーい」

 

──白鳥さん、今日も来てくださったんですね!

 

──ええ、車に食料品や日用品を積んであります。ある程度仕分けはしやすくしてあるので必要な人に配りましょう。

 

──いやー、ありがたい! 本当に助かります。流石は諏訪市災害対策室ホープの奥様!

 

──いえいえそんなことは……いざという時は助け合いですから。

 

 避難所からは代表の人達が出迎えてくれて、物資を運ぶのを手伝ってくれていた。日頃の行いが良いからか母は諏訪や近隣で顔が広く、私も町を出歩く度に色んな人に声をかけられてたわね。

 

「歌野ちゃん! 来てくれたんだね!」

 

「歌野お姉ちゃんだー!」

 

「待たせたわね、エブリワン! 今日は人生ゲームを持ってきたわよー。皆で遊びましょ♪」

 

「「わーい!」」

 

 災害支援で子供の私に出来ることなんてたかが知れていた。もっぱら私は小さい子達との遊び役やお年寄りとの話し役。最初は避難所生活のストレスで皆ピリピリしてたけど、だんだん仲良くなってくれて良かったわ。

 

「──えーっと3マス進んで……やった! 蕎麦屋さんになるだ!」

 

「えー、いいなー! 私はっと……4マス進んでオウ、ノー! 農家になるって……。私もお蕎麦屋さんが良かったなー」

 

 昔の私の夢はお蕎麦屋さんだったわね、この時はまさか自分が農業王を目指すことになるなんて思ってもみなかったわ。

 

「まぁ、とりあえずファーマーにジョブチェンジよ!」

 

 ──楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕方になり帰る時間になってしまった。

 

「歌野ー、そろそろ帰るわよー」

 

「はーい。ソーリー、エブリワン! 今日はもう帰らなきゃ」

 

「えー」

 

「もっと遊んでよー」

 

 名残惜しいけど、無事な地域に住む私達が長く避難所に居座るわけにもいかなかった。

 

「ドントウォーリー、また来るからそれまで皆いい子にしてるのよ!」

 

「わかったー」

 

「またねー!」

 

 子供達と別れ、先に避難所の外に車を停めていた母と合流する。

 

「歌野、あんた随分人気者みたいね」

 

「ふふん、そりゃ私だからね。当然といえば当然よ」

 

「調子に乗らないの」

 

「アイタ」

 

 胸を張る私を母は軽く小突いた。少し小うるさいけどお人好しで正義感溢れる母、そんな母に私は結構憧れてたのかもしれないわね。

 

「そういえばダディは今日も帰ってこれないの?」

 

「たぶんね……。お父さん今は災害対策で市外のあちこちに飛び回ってるから、寂しい思いさせてごめんね?」

 

「ううん、いいの。そんなダディが大好きだから」

 

 父は公務員で当時は諏訪市や隣接する地域での災害対策の対応に追われていた。ちょっと寂しかったけど有事の際に活躍する父は私の誇りだった。

 

「……帰ったら夕飯何食べたい?」

 

「もちろん、蕎麦で──ん?」

 

 食卓にならぶ蕎麦を連想しながらふと見上げた空に違和感を感じる。夕暮れ特有のオレンジ色に染まった空には何故か不自然な白い斑点がたくさん見られた。

 

「どうしたのよ、歌野?」

 

「なにか白いのが空にいっぱい……えっ? 落ちてくる──」

 

『特別警報発令! 全員速やかに諏訪市内の結界まで避難してください! 繰り返します! 速やかに諏訪市内の結界まで避難してください!』

 

──突如、耳を劈くようなサイレンの音と共に諏訪市への避難勧告の放送が町のスピーカーから流れた。

 

「何このサイレン……!? 結界ってなによ……」

 

 母にも聞き覚えのない様子の耳障りなサイレンと避難勧告の放送は延々と鳴り止まなった。

 

「「きゃぁぁぁぁあああ!」」

 

「っ!? 避難所から!?」

 

 ──避難所の方からはいくつもの破壊音と大勢の人々の叫び声が聞こえてきた。

 振り返れば避難所の屋根には大穴がいくつも空き、白いナニカが入っていくのが見えた、間もなく人々の悲鳴は連鎖していった。

 

──なんだ! ひぃっ! ばっ……化物だぁぁああ!

 

──来ないで! 来ないで! 嫌ァァァあぁ!

 

──痛い……! 痛いよぉぉお!

 

「なにがあったの……子供達は……行かなくちゃっ!」

 

「ちょっと! 待ちなさい歌野!」

 

 只事ではないと感じた私は母の制止も聞かずに避難所まで戻ってしまった──

 

「なに……これ……」

 

 避難所の中は電気は切れ、薄暗さと夕陽の光が混ざった不気味な光景。僅かな光で照らし出されたのは──

 

「あ、歌野お姉ちゃん! 助けブギャッ──」

 

 さっきまで一緒に遊んでた子達を丸かじりする白い化物だった。

 

 

────────────────────────

 

 

 鉄のような臭いが充満し赤く染まる避難所の室内、そして次々に人々を噛み殺していく白い化物達──

 

「な、なにこれ……。み、みんなは……い、いやぁ」

 

 怖かった。皆を助けなきゃって思っても足がすくんでなにも動くことができなかった。

 化物達は私に気づいて近付いてきた。なのに、あまりの恐怖に私はただ立ち尽くしていた。

 

 そしてこのまま私は皆と同じようにあの化物に捕食されるだけ──

 

「歌野! しっかりなさい!!」

 

 ──乾いた破裂音と頬に走る痛みが私を強制的に正気に引き戻してくれた。

 

「お母さん……」

 

「ぶってごめん、でも逃げるわよ!」

 

「うん……!」

 

 母に手を引かれながら私は避難所から脱出した。すると少し離れた先で見覚えのある車が停まっているのが見えた。車からは父が降りてきて私達に気づいた。

 

「歌野! 母さん! 無事か!?」

 

「ええ! あなた、どうして場所が?」

 

「丁度近くにいて、歌野に持たせてた携帯で位置情報がわかったんだ! とにかくこっちへ……まずいっ、早く車まで走れっ!」

 

 父の車までは20メートル程だったと思う。でも、気づかぬ内に母と私の真後ろまで白い化物は大口を開けて迫っていた。

 

 慌てて走ろうとした私を母は抱きかかえるようにして持ち上げる──

 

 一瞬の浮遊感に全身が包まれ、後に重い衝撃──気づけば父に私は受け止められていた。

 火事場のバカ力というやつだろう。子供とは言え小学5年生の私を逃がすため最後の力を振り絞り、母は離れたところにいた父の方まで投げ渡してくれたのだ。

 

「歌野、強く生きなさい──」

 

「えっ、うそ……お母さん!?」

 

 声が聞こえた方を振り返れば白い化物の歯からは血が滴り落ち、母はもう母の形じゃなくなっていた。

 

「行くぞ!」

 

 間髪入れずに父は私を車内に放り込み、車を急発進させた。

 

──たっ、助けてくれー!

 

──私も乗せてぇぇ!

 

──いやだ! 置いてかないでっ!

 

 避難所の方から同じように逃げ延びた人達が私の乗る車に向かって叫ぶ声が聞こえてくる、それでも父は唇を噛みしめて車を止めることはしなかった。

 

 

────────────────────────

 

 

「ねぇ……ねぇってば! お父さん、教えてよ! あの化物は何!? お母さんは!? どうして……どうしてよっ!?」

 

 私は涙を流しながら運転席の父に喚き散らしていた。

 

「……すまない。本当にすまない……! でも父さんはお前の命が一番だ。……それとこれを届けないといけないんだ!」

 

 私の座る助手席には1つのアタッシュケースが置いてあり、中を開くと見覚えのない服のようなものが入っていた。

 

「……これが一体なんなのよ!? こんなものがどうして今大切なのよ!」

 

 私は悲しみと怒りでどうにかなりそうで、さらに父に当たり散らした。

 

「この装束は、天災を終わらせてくれる希望なんだ……! 父さんはこれを諏訪の結界まで届けねばならない」

 

 父の説明は私にはよく理解できなくて……それでも 真剣な声から父が人々の為になにかを成そうとしていることだけは伝わった。

 

「……わかった。諏訪に着いたらちゃんと説明してよ」

 

「ごめんな、歌野」

 

 母や友人達を突然殺され失意の中に突き落とされたけど、まだ私には父がいてくれる。その時は少しだけ安心感が芽生えた。

 

 ──けれど現実は甘くなかったの。

 

 結界にたどり着く本当にあと直前で──白い化物達は私達を待ち伏せしていた。

 

「……歌野、化物の向こうで御柱がいっぱい立ってるのが見えるか?」

 

「う、うん」

 

「あれが結界だ。俺が車で奴らの気を引く。お前はその隙に走って御柱の向こうに辿り着くんだ!」

 

「そんな……それじゃお父さんは……?」

 

「この装束をお前に託す。この装束は元は上社本宮で祀られていた特別な素材で出来ている。諏訪には絶対にこれを着て、奴らと対抗してくれる救世主がいるはずだ。その人に渡してくれ」

 

 父はそう告げると私をアタッシュケースと共に強引に車から降ろした。

 

「そんな……! いやよ、お父さんまでいなくなったら私は独りに……」

 

「歌野、大丈夫だ。必ずお前を独りにしない人はいる! 元気でな」

 

 白い化物達に向かって父の車は走っていく。化物達は父の車に気を取られて、私はその隙に結界内にたどり着くことができた。

 

 ──そして後方からは車の大きな爆発音が響いていた。

 

 

────────────────────────

 

 

「うっ……ぐす……ううっ……お父さん……お母さん……皆……」

 

 結界内に辿り着いてからどれだけ歩いたかはわからない。空はまだ微かに明るくてそれ程の時間は経っていないはずだった。それなのになぜか随分遠くへ来てしまったような気がしたわ。

 

「あそこって……藤島社?」

 

 泣きながら宛もなく道路を歩いていると、見覚えのある小さな祠に辿り着いていた。太古の昔、諏訪の主神が自身の武器をここに置いていったという言い伝えがあるくらいでそれ以外には特に何もない祠。

 

「──だれか呼んでる?」

 

 不思議な感覚がしてなんとなく祠を調べてみた。

 

「なにこれ……木の蔓?」

 

 祠には古びてボロボロの木の蔓が編み込まれたのようなものが置いてあった。私はそれを手に取る──

 

「ぐっ……あがぁぁあ! あっ、頭が!?」

 

 突如──自分を襲った頭痛に思わず叫び声を上げてしまう。

 

「ハァ……ハァ……な、なんなの一体……」

 

 頭痛が治まると同時に右手に違和感を感じた。気づけばボロボロだっはずの蔓は武骨だけど綺麗な鞭に変化し、私自身にも言いしれぬ力が溢れているのがわかった。

 

「……!? まさか!」  

 

 私は父から託されたアタッシュケースの中身をすべて取り出した。白と黄色がベースの装束は上下から靴まで全て私の身体のサイズにピッタリに見える。

 

「そんな……救世主って……私? ……嘘でしょ」

 

 こんな時にジョークはやめてほしかった。私に両親や友人達を殺したあの恐ろしい化物達と戦えと?

 けれども、不思議とみなぎる力に私にピッタリの服に専用の武器、状況が私は戦うために生かされたと言っているようだった。

 

「私がやらなきゃ……なの?」

 

 自分で必死に戦わない言い訳を探す。私は結界内にいて、化物達は追って来れない。そうだ……事態が収まるまでここにいれば──

 

──だれか! 救けてぇ! 痛いよぉぉお!

 

──お願いします! 神様……嫌だ! 殺さないで!

 

──うわぁぁぁん! お母さん! お母さぁぁぁん!

 

「声がっ……声が鳴りやまないっ……!」

 

 おそらくは結界外の声、鞭を手にした時から私の聴力は既に常人のものではなくなっていた。聴こえるのは救いを求める人々の声と断末魔。こんな地獄でも生きたいと思う人々の願い。

 

「……あーもう! ファッキン!! やってやるわよ! もう!」

 

 怖い、本当はすごく怖かった。それでも……目の前で何もできずに人々が殺されるのはもっと嫌だった。

 

 ──私は結界の外へ出た。鞭を手にして、小さい頃に見ていた女児向けアニメのヒーローのような装束に着替えて。

 

「まずはあなた達からまとめてキルよ! はぁぁぁあああっ!」

 

 手始めに結界付近で待ち伏せし、私の父や人々を殺した白い化物3匹に渾身の鞭の一撃を叩き込む。すると化物の身体は鞭を当てた所から徐々に腐食していき崩れ去っていった。

 

「すごい……これならやれる! 皆さんは早く結界の中へ避難して下さい!」

 

 結界付近にいた避難民達に声をかけ、私は跳躍する。

 それからは結界の境界に沿って移動していった。向上した五感と身体能力を頼りに化物達を倒す、1人でも多くの人を救けるために。

 

「次は……。あれは……何してるのあの子!?」

 

 結界外で化物と逃げる人達を捜索していると、如何にもか弱そうな同じ年くらいの少女が化物達から逃げていた。その子は一瞬、後ろを振り向くとなぜか元いた場所まで引き返した。そして──泣いている小さな男の子を庇うように抱きしめていた。

 

「あ、アンビリーバボー……」

 

 信じられなかった。私と違って明らかに戦う力を持たない女の子が自分よりも小さな男の子を守るために自らの命を投げうったのだ。

 怖くて何もできなかった私とは違う……その少女の姿に真の強さ、勇気を感じた。

 

 ──正直言って一目惚れだったわ。そして絶対にこの子を守りたいと思った。

 

 惚れたからにはちょっとはカッコつけなくちゃね。……悲しい顔じゃ全く駄目よ、助けても不安にさせる。常に笑顔でいようと、そう私は決意した。

 

「ノープロブレム! この私が来たからには、ね! あなた達は私の後ろに隠れていて」

 

「え、ええと」

 

 突然化物達の前に立ちはだかる私に女の子は少し困惑した声を出す。ふわんりした茶髪にくりくりの目、そして鈴を転がすような可愛らしい声。なんてキュートなの! って思ったけど、そんなこと考えている場合じゃなかった。

 

 私達は既に20を超える化物達の群れに囲まれていた──

 

「早くっ!」

 

 困惑して動けない女の子達をおもわず急かす。怒鳴りつけたようで申し訳なかったけどこの子達を守るためなら仕方なかった。

 

「──ふーっ、これにてフィニッシュね」

 

 女の子の勇気にあてられた私はすこぶる調子が良くなり、化物達の群れを一瞬で殲滅することができた。

 

「あ、あのありが──」

 

「その怪我してる子は、私が背負うわ。安全な場所があるから一緒に来て!」

 

「は、はい。あ、私は藤森水都です。あの……あなたは?」

 

 ──そういえば自己紹介がまだだったわね。よーっし! もっとカッコつけちゃおっと。 

 

「私は白鳥歌野。この諏訪の悲しみを止める者よ。よろしくね!」

 

 我ながらカッコつけすぎたセリフだけど、それが私とみーちゃんとの出会いだった。

 

 





及川(JK) 今回は出番なし。歌野に過去の話をされている最中。自分が原作知識だけの甘ちゃんであることを再認識することになる。

秋原雪花 今回は出番なし。及川と歌野の対談の席を外され少しスネた。それはそれとして水都のことが心配なためお守り役は快諾した。歌野はせっちゃんにも後でちゃんと勇者になった話をするつもりである。

白鳥歌野 元から超ポジティブ人間だが、とてつもない修羅場の連続とみーちゃんとの出会いによりメンタル強度が測定不能になる。実家はギリ結界の範囲外のため星屑に破壊された。だがもはや色んなものを失い過ぎたため、オーマイガの一言で済ました。

藤森水都 両親と祖父母が不仲なため、なるべく家にいたくなかった。それが理由で天災の日も結界外を出歩いていたため化物達に襲われるハメになる。戦えないのに足を怪我した男の子を助けるためにわざわざ地獄へ引き返す聖人。
 
歌野の母 天災が頻発してるため娘には家で留守番しててほしかったが、当然言うことを聞くわけないのでボランティアに同行させることで自らの監視下に置いていた。

歌野の父 知らない人にもガンガン付いて行く娘を心配し、GPSで位置情報のわかるキッズ携帯を持たせてた。公務員という設定はのわゆのドラマCDから流用。どこからか受け取った勇者装束を諏訪まで運んでいた。
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