【第1章完】ゲツアサ!~インディーズ戦隊、メジャーへの道~   作:阿弥陀乃トンマージ

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エンディング

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「……おはようございます‼ あ、あれ、みんなもう揃っているの? 珍しいな……」

 

 喫茶店に入ってきた凛が不思議そうに首を傾げる。彩が腕を組みながら呟く。

 

「……そんなん当たり前やがな。今日は特に大事な重要な話があるからな……まずあらためて聞くけど自分ら……メジャーな戦隊になりたいんやろ? なあ、リーダー?」

 

「そ、それはもちろんですよ! インディーズやマイナーなままでいるよりは……!」

 

「この間の狼怪人という強敵を撃破したことで、それなりに認知度は高まったかと……」

 

「アカン、まだまだやな……うん、まだまだやな!」

 

 秀の言葉に彩が首を左右にこれでもかと振る。心が困ったように首を傾げる。

 

「あれでもまだまだどすか……それでは、どうしたらよろしいでっしゃろか……?」

 

「鹿銅コーチ、詳しくは自分の口から説明したれや……」

 

 彩が命を促す。命が凛たちの前にさっと進み出て、天井を指差して大きな声を上げる。

 

「戦隊ヒーロー全国大会に出場しろ! そこを勝ち抜いて、世界の舞台を目指せ!」

 

「せ、戦隊ヒーロー全国大会⁉ そ、そんなものがあるんですか⁉」

 

 輝が困惑する。彩が今度は真白に視線を向ける。真白が前に出て口を開く。

 

「戦隊ヒーロー全国大会に出るには皆さんまだまだポイントが不足していますね~」

 

「ポ、ポイントってなんやねん⁉」

 

 躍が思いっきり面食らう。彩が答える。

 

「それは自分……平和へ貢献することによって自ずと貯まっていくものやがな」

 

「平和への貢献、なんだか安っぽいな!」

 

「まあ、頑張りや。自分らが有名になれば、あたしの婚活もよりスムーズに行くからな……」

 

「私もビシビシ鍛えていくぞ! 正直、eスポーツに関してはそこまで明るくないが……」

 

「皆さんの奮闘を期待しています! ワタシの思い付きで集めたにしては凄いですから!」

 

「三人とも、エールでなんか引っかかるような言い方やめろや!」

 

 躍が彩、命、真白に突っ込みを入れる。エレクトロニックフォースが自然と円になる。

 

「世界の舞台というのはどうしてなかなか興味深いね……これからもよろしく頼むよ」

 

 秀が髪をかき上げながら話す。

 

「まあ、自分らとおったら何かと退屈せんからええわ。頑張っていこうや」

 

 躍が笑みを浮かべる。

 

「どうせやったら、eスポーツチームとしても正式に活動しまへん? うん、それが良いわ」

 

 心がうんうんと頷く。

 

「強引だな……まあ、正直紫条院家にスポンサーになってもらうのは実に魅力的だが……」

 

 輝が腕を組んで呟く。

 

「よ~し、遊戯戦隊エレクトロニックフォース! アタシたちの戦いはこれからだ!」

 

 凛が拳を高々と突き上げて声高らかに宣言する。

 

                 ~第1章完~




(23年12月14日現在)

これで第1章が終了になります。次章以降の構想もあるので、再開の際はまたよろしくお願いします。
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