板橋先輩は生き抜きたい 作:キンダ三
【学園七不思議殺人事件‼️】
古くから存在する不動高校七不思議。それになぞらえ、七不思議を調べる生徒達が次々と怪人【放課後の魔術師】に殺されていく。本当に放課後の魔術師なる存在がいるのか?それとも..
という事件だった気がする。というか誰が犯人で誰が死ぬのか全く思い出せない。当時、放課後の魔術師の姿が恐ろしくて布団の中で丸まってたなぁ。...あっ嘘,最初に亡くなる人だけ思い出した。今世の幼なじみやん...
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保健室で「ここ,金田一の世界やん」「こんなミニチュア米花町に在籍してたら命がストックあっても足らん。退学しなきゃ。いや、そうなると今世の最終学歴中卒...」等悩みながら一旦折り合いをつけて(つけれてない)俺は自分の教室に戻った。席に着いた途端、午後の始業を告げるチャイムがなり急いで授業の準備をしていると背後からノートの切れ端を畳んだ手紙が渡ってきた。
「具合,大丈夫?」
なんだろう。普通に嬉しかった。やっぱり幼なじみという存在は正義だ。幼少期からの付き合いということは共に成長してきたといっても過言ではない。前世ではそういった存在はいなかったので、初めての喜びにうち震えていると、
「大丈夫そうなら金田一君の宿題、終わらせといてね♥️今日までらしいからなるべく急いでね」
...前言撤回,幼なじみなんてろくなもんじゃねぇ。そして今思い出した。俺、板橋浩二は桜樹るい子の腰巾着悪く言えばパシリだった。
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所々、回答が埋められていた他人の宿題を、なんとか終わらせ俺は金田一に宿題の束を渡した。受け取った金田一は神を拝むかのごとく尊敬のこもった目線を向けてきた。まぁ大変だったけどこのような扱いを受けるのも悪くない気分だ。信奉者の背後で七瀬さんが何度もペコペコ頭を下げていたのを止めて俺たちは宿題の提出先兼ミステリー研究会の顧問である的場先生のいる旧校舎へと向かったのだ。
「あら、遅かったのね。来賓を案内するのも板橋君の仕事だったはずだけど?」
少し待ち合わせ時間に遅れて部室に入った俺への最初の一言がこれである。真剣に金田一と幼なじみトレード略して[ナジトレ]を願い出たいところだが前世も含め半世紀以上、人生を送ってきた俺は大人の余裕で流すことにした。というかそもそも俺は悪くないんだ。
「いや待ってくれ時間に遅れたのは金田一へ的場先生からのありがた~いお話(説教)が長くなったからで、僕に非があるわけじゃ..」
「あらそうなの。それはごめんなさい。でもね板橋君。あなたはそのお話しに関係ないのだから抜け出して私への報告は可能だったのではなくて?」
クソ、痛いところを突かれた。やはりスルーすればよかった。確かにそのことも考えてはいた。金田一&七瀬さんと少しでも長くいることで好感度を高めようと試した結果がこれだ。というか後ろの2人がやけに静かだな。
「なぁ美雪。桜樹先輩て結構厳しいのな」コソコソ
「知らないの?はじめちゃん。桜樹先輩ってミス研のメンバーには結構厳しいことで有名よ。どうするの?さっきまで入部したいって言ってたけど」コソコソ
あ、なんか2人でコソコソ話してる。それよりも目の前の理詰めの悪魔を何とかしなければ。
「まぁまぁ板橋達も来たことでしょうし、今後の活動について話しましょう。ちょうど的場先生も来たことでしょうしね」
おお~【真壁誠】‼️確か原作ではメッッチャイヤミな奴!でもここでは助かったありがとう!絶対口には出さないけど。
ともあれイヤミな奴のミラクルシュートに助けられながら金田一達は他のミス研部員【鷹島友代】【尾ノ上貴裕】【左木竜太】と自己紹介を交わし、桜樹が仕掛けた謎を金田一が解いたりとしながらやっとこさ本題にはいるのだった。ここまで長かったなぁ。
「私達ミステリー研究会はここ旧校舎で語られている七不思議について調査を始めます」
桜樹は自分の魅力が最大限効果するであろう薄い笑みを浮かべて話し出した。
ちなみに板橋君は金田一の宿題を、授業中にやっていたためその教科の先生達からの内申点は少し落ちました。まぁ金田一に借りが作れたんだから安い安い。
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