板橋先輩は生き抜きたい   作:キンダ三

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こんな自己満足作品を読んでくれてありがとうございます。

これからオリジナル展開に入ります。物語の整合性とるの難しいよ~(泣)
もし、粗が目立ったらごめんなさい。


板橋君は聞いていない

「そういえば、何でみんな新校舎にいたんだ?解散してから帰ったはずじゃ...」

 

情報収集と決起集会を兼ねて、俺達は警備員室で早めの昼飯と両親が持たせてくれた粗品を食べていた。立花さん、妻と食べきれないからみんなで食べようって良い人すぎだろ。俺も年齢重ねたらこんな余裕のある大人になりたい。

 

「これ、旨いな...はい、家に帰ったんすけど、❰夜に新校舎に来い❱って電話があったんす。んで美雪と2人でやって来たって痛っ!何すんだよ美雪!」

 

「はじめちゃん食べ過ぎ。先輩と立花さんの分、全部食べちゃうつもりなの!?」

 

何でそんな怪しい電話にホイホイ従っちゃうのかな。2人の痴話喧嘩から距離を置き、俺は立花さんに向き合う。

 

「立花さんは金田一達に魔術師と出くわす前に会っていたんですよね」

 

「ああ、彼らと出会った直後に地震が起こったんだ。それで板橋君のことが心配になってね。彼らにも捜索を手伝ってもらったんだ」

 

となると、立花さんと分かれてから金田一達が存在を認識した人間が放課後の魔術師だよな。いや、ただ出くわしていないだけでずっと新校舎にいた可能性もある。やっぱり推理って難しいな。

 

「あの夜、立花さんと分かれた後に尾ノ上さん、佐木君、的場先生、鷹島さん、そして最後に真壁先輩の順番で出会いました。それからしばらくして救急車とパトカーのサイレン音がして皆さんで旧校舎に向かったんです。ねっはじめちゃん?そうよね?」

 

痴話喧嘩もそこそこに七瀬さんが詳細な情報を伝えてくれる。出会った順番はなかなかに有用だ。ありがたい。さすがはメインヒロインと褒めてやりたいところだ。

 

その瞬間、昼休憩終了の時間が迫ってきていたのでこの場はお開きとなった。続きは放課後にミス研の部室で話そう。去り際、立花さんに再度お礼をして俺達はそれぞれ自分の教室に戻った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

戻るとやけに教室内が騒がしい。まだ俺達のことで盛り上がっているのかと思ったらどうやら違うらしい。

 

「おい、板橋!大変なことになったぞ!」

 

そう声を、かけてくれたのは同じクラスで生徒会長の【遠野英治】成績優秀、スポーツ万能、養父があの観月旅行会社社長、オマケに顔も良いときたもんだ。そういえば近々生徒会長を勇退するらしい。

 

「どうしたんだ。生徒会長がそんな慌てて珍しい。親父さんの旅行会社が倒産の危機なのか?」

 

「そんなわけないだろ!校内放送聞いて無かったのか!?今、校長宛に放課後の魔術師から新しい脅迫状が届いたんだ!」

 

そういえば警備員室はチャイムの音がしなかったな。聞いていないことを伝えると遠野は呆れ顔をして説明しだした。仕方ないだろ。

 

「いいか、良く聞けよ。❰七つめの扉を開けし者。儀式の生贄となる。先の2人はその見せしめだ。我が名は放課後の魔術師❱...これって君達を襲ったあの犯人じゃないのか?」

 

マジか。俺が復帰したその日のうちにこれか。タイミング良すぎだろ。いや、わざとか?俺の登校日分かっているならやっぱり内部じゃねーか。

 

「七つ目の扉って七不思議のことか?君達が襲われたのも七不思議を調査してたからなのか?」

 

普通に考えてそうだよな。放課後の魔術師って名乗っているし、七不思議に関連しているのは明白だ。というかここまでの強硬手段に移るなんて魔術師にとって何かしらアクシデントがあったに違いない。七不思議に何...か...

 

 

 

 

「板橋君。私、七不思議の謎解けたわ」

 

 

 

 

ああああああ!!! 言ってた!桜樹が言ってた!あの後、すぐに襲われたから頭から抜けていた。そうだ、確かに言ってた!何で思い出さなかった。いや、むしろよく今、思い出した!!あの時、桜樹は部室で閉じ籠っていた。何かあったんだ。七不思議を解く重大なキーワードが!!というか...

 

「なんで聞いとかなかったんだよぉ~僕は~」

 

急に怪我した頭を掻き毟り、直後に嘆くという奇行に走った友人を眺めながら遠野英治は知り合いの医者に見てもらった方が良いか真剣に検討し出した。




なんか勝手に出てきたな。遠野君。でしゃばりさんめ。ちなみに板橋君のクラスには他にも金田一にバレンタインチョコをあげたあの先輩もいます。このクラスだけ顔面偏差値高すぎ。






板橋君はopに出てくるモブ顔です。
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