ゴミ術式で頑張ってみる   作:ヤーナム産の明太子のなにか

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クソお久しぶりです!
亀です…ずっとソシャゲばっかやっててすいません


玉折

「やっとついたぁ!」

理子のその声と一緒に俺たちは最後の鳥居をくぐる

ここは呪術高専結界、その内部だ

ここまで襲いにくるヤツなんていない

「悟、お疲れ様」

「もう2度とごめんだね」

最近はずっと術式使いっぱで脳がもう焼き切れそうだ

そうして術式を切ろうとすると向こうから見知った顔がくる

「悟〜傑〜理子ちゃーん」

「創麻!」

「やっときたか」

俺の弟とその式神だ

どうやら相当急いできたらしい、滅多にしない息切れをしてる

「ごめんね理子ちゃん、間に合ってよかったよ」

「俺のおかげだな」

「はいはい、そうだね」

メンツは全員揃った、

そう安心して今度こそ術式を解いた…

俺の胸から突き出る刃と鋭い痛みを感じるまでは

 

 

「やっと解いたな」

 

 

振り返るとそこには小さい頃に見覚えのある顔、

そしてあまりに異質な体質を見た

 

 

 

 

 

〜創麻サイド〜

なんとか間に合った!

領域展開、呪術の極地とも言えるそれを完璧に極めたとは言えないが片鱗はつかんだ

これ以上は時間が許してくれない

「カラ、なるべく急ぎで頼むよ」

そうしてカラに乗って全速力で空を駆ける

「よかった、間に合いそうだ」

目の前にはもう悟たちが見えている

そこからはさらに早く、そして合流した

これで理子ちゃんを救えるかも知れない

そう思えば手が震えてきた

 

「やっと解いたな」

 

1番会っちゃだめな奴に出会うまで

 

 

 

 

 

「悟!」

一瞬の出来事すぎて周りが固まる中いち早く動いたのは最強二人

「チッ」

ガァァン!!

悟は即座に斬られた箇所を呪力で固め刃を引かせないそうにした上で呪力で吹き飛ばし傑が追撃をする

「大丈夫か?!」

「大丈夫?!」

焦って動けなかった僕も動揺しながらでも戦闘体制を取る

「大丈夫、いやほんとに大丈夫。それよりあいつらをさっさと連れて行って」

「で、でも」

「でもじゃない、勘でわかるけどアイツは多分まだ死んでない」

傑の呪霊の腹が裂かれる

あれは....呪具?!しかもかなりの力を感じる

コレはほんとにまずい!このままここにいたら理子ちゃんが持たない

「こっちきて!早く!カラ、悟の護衛!」

「分かりました!」

理子ちゃんと黒井さんの手を持って建物内まで走る

怖いけどここは悟とカラに任せるしかない

「悟、死んだら殺すよ」

「どういうことだよ」

顔は笑っているが目がマジだ。早く理子ちゃんたちを連れて行った後加勢しないと

傑と一緒に長い道を全速力で走っていく

「悟は、悟は無事なのか?」

「悟なら大丈夫さ。」

「悟は意外に丈夫だからね」

理子ちゃんが不安なのか聞いてくる

悟は最強だ。間違いないだから大丈夫

そう自分に言い聞かせるように理子ちゃんに伝える

「本殿が見えてきた...!黒井さん!ここで待機して、傑の呪霊つけてあげて」

「わかった」

信用はしているが体裁上中に黒井さんを入れるわけにはいかない

「あの!.....「任せてください」」

「なんとかしますよ」

そりゃそうだよなぁ

愛着持ってる子が死のうとしてる、それを止めようとするのは必然か

「創麻!行くよ!」

ただ時間は有限だ、とにかく急いで本殿へ向かう。

そして そこ へと僕たちは辿り着いた。

 

「これは....」

目の前に広がるのは円形になった部屋と真ん中に聳え立つ大樹

そこからは凄まじい量の呪力が放出されている

着いたのだ、運命を決める同化の場に

「理子ちゃん、ここからは傑が案内してくれる。しっかり着いていくんだ。傑、頼むよ」

「…ああ」

「僕は戻って悟の助けに行く。あの話、してよね」

傑ならちゃんとしてくれる。そう信じてるから

暗にそう伝えた。

そんなことも知らず困惑している理子ちゃんを置いて僕は駆け出す

まずい、そう予感した

対術師なら何度も対策した、一般人への対応も考えてた。

でもあれはその枠に収まる代物じゃない

体の芯からの悪寒が止まらない

一刻も、1秒でも早く戻らないと!

身体強化を無理にしているためか体が悲鳴をあげているが無視だ。

化け物を止めるため、僕は加速した

 

 

 

 

 

 

「悟、死んだら殺すよ」

「どういうことだよ」

そう軽口を叩きながら俺は敵に相対する。

疲れさせて油断させ、無下限を解いたところを攻撃してきやがった。

しかも結界が意味をなしていない、どういうことだ

「悟様、手伝います」

「頼む」

隣には創麻の式神カラ、そして現代最強とも言われる俺

それがいてなお、相手には怯みは見えない

「おいおい、きったねぇな」

呪霊の腹を切り裂いて出てきた男を見る

やはりか

相手には一切の呪力が見えない

「天与呪縛か」

「呑気にお喋りかよ」

「こちらのセリフです」

カラがラブカの姿へとなり突っ込む

相変わらずの馬鹿げた身体能力、目にも止まらぬ、ではなく本当に見えない

だが

「遅え」

「「な?!」」

アイツそれを堂々と受け止めやがった?!

体験したから分かる、あれは止めれる代物じゃない

「見てくれは早えがそれだけだ」

「ぐっ…!」

当然受けるだけでなく武器で切りつける

身を引いてなんとか交わしたが肩が少し切れていた

「カラ!一旦退け!」

大声を出しながら俺は「蒼」を練る

「順転「蒼」」

収縮される無限を超速で打ち出す

だが当たる前に奴の姿がブレる

相変わらず呪力は見えない、

まるで無機物、植物をみているような感覚だ

「悟様!後ろです!」

「チッ、邪魔すんな」

カラの声掛けもあってすんでのところで避ける

「蒼」で薙ぎ払うが寸前で奴はまた消える

「悟様、アイツは木を軸に走り回っています。私でも近づくのを見るのがギリギリです!気をつけてください!」

「走ってるだけ?どんな出鱈目だよそれ」

「私も激しく同意します」

どうやら奴は走っているだけらしい

出鱈目、異常、そんな言葉が浮かび上がる

攻撃を当てようにも早すぎて当たる気配もしない

多少無理やり行くしかない!

やたらめったら周りを「蒼」で削る

寺院や森は崩れて更地へとなっていく

これで見えるようになるはず!

「悟様!今度も後ろです!」

「…ッ!」

「こ、これは」

声に反応し障壁を張ったがそこにいたのはいるはずのないもの

「虫型の呪霊、なぜ結界の中に?!」

「チッ、厄介だな」

ただでさえ知覚が難しいものが呪霊たちの呪力で完全に紛れやがった!

これはまずい「悟様!前!」

またカラの声が聞こえ咄嗟に手印を組む

その瞬間奴の不敵な笑みが見えた

「やっとそれで防御したな」

止まるはずだったものがすり抜ける

俺の術式が強制解除された?!

直後足に走る鋭い痛み

奴は俺の足を幾度も貫き、体を逆袈裟へと斬った。

「悟様!」

朦朧とする意識の中、カラの声が聞こえる

ダメだ、来るな。こいつはダメだ

「目がいいだけだな、遅え」

視界が暗転する前に見えたのは袈裟斬りにされるカラ

そして助けに来たであろう創麻だった

 

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