帷に構築術式を付与し結界として強固にした上で
全てのものの侵入の自由、外から視覚可能とする代わり自身の呪力は通さない
縛りをつけることで構築術式の精度、速度ともに底上げする
攻撃方法の見た目は某金ピカ
「は?........?」
な、なんでカラが僕の盾に...と言うか生きてたのか?
ただ今度こそは生き絶えたであろうカラの亡骸、そして見下ろす奴が見える
僕なんか庇われなくてよかったのに
「最後まで面倒だな...まぁ結果は変わらねぇが」
自身の前には悉くを壊した元凶
ゆっくりとこちらに歩いてきてる。余裕の表情だ
そしてカ繧の亡骸...おい待てよ今僕はなんて思った
そう繧ォ繝ゥ.. .だ。
待て、待ってくれ って誰だっけ
違う繧ォ繝ゥは僕の.....
僕の大切な....ものなはずだ
何で..なんで思い出せないんだ?
というか目の前にあるこれはなんだ?
いやだ、忘れたくない
忘れちゃダメなはずなんだ
何か思い出せるものを
印を持たないと
そうして手で目の前の を探る
「...これは?ブローチ?」
そうだ、これは僕が にプレゼントした...はずだ。きっと
これだ、これで思い出せる
「つけないと....忘れないようにしないと」
「何ぶつぶつ言ってんだ」
つけると目の前が真っ暗になる
ブローチの中に莫大な呪力の固まりと確かに の存在を感じる
そうだ繧ォ繝ゥ、カラだ。
この呪力、この感覚間違いない。
そして理解した、してしまった
なんで忘れていたか
なんで抜け落ちていたか
多分「全てを捧げた」
名前も、存在も、何もかも、このブローチと僕のために
多分これを外せばまた忘れてしまう、そう確信がある
それがとても恐ろしい、外したくない
ブローチの中から僕に凄まじい呪力が流れ込んでくる
溜め込んでいた呪力、そして自身の保有していた呪力を文字通り捧げた結果だろう
「あ?何つけてんだ?」
呪力は万全状態より多い状態になっている、体に活力がみなぎっている
背中にできた致命傷もいつのまにか直っている
そして残穢、微かな呪力の残りが僕に意思を伝達する
『愛しています、さようなら』
と。瞬間
「これで終わりだな....?!?!」
呪力、そしてその本質が炸裂する
「おいおい、こりゃ何の冗談だ?」
急に目の前の空間が割れやがった
チッ、時間をかけすぎたか
あのブローチに仕掛けでもしたか?
まぁいい、構築術式は何度も見た、対策も出来ている
「カラ...カラ....ごめんね」
奴はボソボソ呟いてやがる、俺なんか眼中にねぇってか?
「随分、余裕だ....な!」
「五月蝿い!」
なっ
こいつ、俺の攻撃を弾きやがった
いや攻撃自体を壊したな?
「カラ…やるよ、僕」
「チッ、めんどくせぇ」
いつも通り背後から撹乱して奇襲、手数を出される前に押し切る
…あ?
「お前、見えてないな?」
「カラ…うん確かに感じれるよ」
「我関せずって感じか?いいご身分なこった」
この感じ、間違いない
奴は、五条創麻こっちが見えてない、いや目が見えてねぇな
恐らくあの呪具の効果か。好都合だ、正面から叩き潰す
「いい加減くたばれ」
「くたばるのはお前だ、馬ァ〜鹿ァ」
グッ…おい、死んだはずだろ。確かに殺した
五条悟…なぜ
まさか、
「…反転術式か?!」
「正ッ解!」
クソが、タイミングが最悪だ。こいつら揃いも揃って無茶苦茶しやがる
だが
「万事問題なし」
天逆鉾を鎖に取り付け射程を伸ばす
「お前の敗因はその呪具で俺の頭を刺さなかったこと、創麻に粘られて俺の生死の確認を怠ったことだ」
「まだ勝負はこっからだろ」
「そうか?そうだなぁ、そうかもなぁ!」
「ああカラ、やってやる、やってやる!」
俺の全力の横なぎを奴らは軽々とかわす
こいつら…ハイになってる?
ッ?!
目の前の空間が割れた!?これは
「あぁまだ、もっとだ」
構築術式の反転か!
奴の手から先、その全てが軋み、歪み、崩れていき、そして壊れる
一旦離れ「させねぇよ!」
チッ!
「術式順転 蒼 」
無限の収束、それによって体が歪みへと引っ張られる
「そして死に際で掴んだ!呪力の核心!」
「カラ、分かったよ、この力の核心が」
目に見えるほど濃厚な呪力
もはや質量を帯びたそれらが奴らに集まる
「天上天下唯我独尊」
「一切皆苦一蓮托生」
奴らから凄まじいエネルギーが放出される
「虚式 紫」
「崩華 蓮華」
その避けるという動作も許さないものに俺は避けるのを諦める
いつもの俺なら敵に粘られた、その時点で逃げていた
だが這いつくばってでも起き上がってきやがった天才どもを否定したくなっちまった
「それは捨てたろ…」
まばゆい光が俺を飲み込んだ
崩華 蓮華
構築術式の反転を構築領域内全てに反映させ空間を崩壊
それ自体に虚構の質量を付与した上で指向性をもって打ち出す絶技
使う呪力量は凄まじいの一言に尽き、精巧な呪力操作と馬鹿げた呪力出力の結晶
空間自体に作用するためありとあらゆるガード、障壁を無視する