「悟〜、眠い」
式神作りをし続けて廊下で寝かけていた創麻を担ぐ
「徹夜してあんなもん作ってるからだろ」
「だってアレつくらないと今は戦闘能力皆無だし、やらないと」
こいつマジで言ってんの?その呪力量と六眼があれば大抵は敵なしなんだが
「進み具合はどうだ?」
「順調っちゃ順調だけどいかんせん前例が無いからイメージが難しいんだよね。呼吸に近い感覚で作れればいいんだけど」
「まぁ今日はゆっくり寝ろ」
「う…ん……zzz」
最近はずっとこんな感じだ。
式神を作るのに呪力を使い切って、疲れたのを俺が運ぶ。
散々大人達から聞かされてるからか知れないが創麻の強さに対する執着は異常だ
発想も実力も、俺がまだできない反転だって容易にやってみせる
惜し悔やむべきはやはり術式、結局あの術式だと限界が見えてる
「無下限術式」を持っているのが創麻だったら
何回もそんなことを考えては否定する
俺は最強だ。そして兄だ。
弟がこんなに前を向いて頑張っているんだ。弱音を吐くなどありえない
創麻が異才なら俺はいつだってその先にいる天才であろう
創麻が折れそうならば必ず支えてやろう
少し前の何にも興味が湧かなかった俺が見たら信じられないであろう自分の思考を鼻で笑う
「頑張れよ」
無意識にそう言って自分も睡魔に身を任せた
「できた!っしゃぁ!」
やっと出来た〜、最初は2日3日でできるだろとか安易な考えで始めた式神作りだけどもうしんどいの何の
半自律っていってもそんな前提調べた限りなかったし呪力操作も構築も全部独学!
最後の2徹はきつかったぜぇ
隈だらけの目を擦ってできた物を見る
イメージしたのはラブカというサメだ
全長は大きく5m程
前世で魚好きだったこともありイメージもできた
そしてこいつには俺の術式を付与してある
つまりコイツは半自律し存在するとともに劣化といえど構築術式を使えるわけだ
「我ながらすごい物を作ってしまった」
移動方法は空気中を「泳ぐ」
呪力は気体と液体の中間らへんといったがそこからだ
何より構築術式で作っているから形も呪力を入れれば好きに変えられる
ということで流石に居間にラブカがいるのはホラーなのでとりあえず人風にしておいた
正直いうと最後の徹夜はこのビジュにこだわったから生まれたと言っても過言ではない
でもさ…なんかええやん、美人が式神なの
見た目は白髪ロングにギザ歯、紺色を基調としたゴシック風のドレス、目は深海魚らしく光がない感じ。頭に黒色の口輪が並んでいる。
わからない人は「ラブカ?」と調べてみよう
人の形態でも泳ぐことはでき完全に重力を無視した移動ができる
戦闘知識などはあらかた入れてあるし、自分で考えれるようにもしておいた
完全な半自律式神の完成だ
名前は「カラ」
もしよかったらこの子用の呪具とかもらおう
そんなことを考えていると式神が早速動き始めた
「お、動いてる動いてる。やっぱ不安だったけど半自律もうまくいってるっぽいし…正真正銘完s「おはようございます」…へ?」
「創っていただきありがとうございます。体の一部まで貴方のものです」
「え?あの」
「そうあれと創られた通りしっかりと戦闘もしますのでご安心ください」
「しゃ…しゃ…」
「どうされました?」
「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!?」
アイェナンデ?ナンデ喋る?そんなの創ってな…いや、いやいやまさか?まさかね?
「あのーつかぬことをお伺いするんですけど」
「なんでしょうか?」
「喋るのってもしかして」
「確か深夜テンションなるもので創られたと記憶してます」
「マジ?」
「マジです」
「そうか〜、そうかぁ」
「もしかして迷惑でしたでしょうか、、もしそうなら私」
そう言いながらナイフを作り出すカラ
「あぁいや違う!違うからとりあえずそれしまって!せっかく出来た大事な子だし本当に心折れちゃう」
「大事な子、、?...フフ、分かりました」
なんか背筋にゾッとしたものを感じたけど大丈夫だろ多分きっとメイビー
「これから末長くお願いしますね?」
「まぁこちらもよろしく」
ガラッ
「創麻!なんか悲鳴聞こえたけど大丈夫..か...」
「あっ悟」
「あっお義兄さん。お願いします」
「...そいつは誰だ?創麻。答えによってはお話だ」
「創麻様にとって大切なものです」
「そーうーまー?」
「いや、、これは違くて。いや違くはないけど」
そんなちょっとした修羅場があったのはまた別の話
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「えっ?なんか言った?」
「いえ?何にも」
思ったより高評価もらってて嬉しい限りです!
⁇愛