ゴミ術式で頑張ってみる   作:ヤーナム産の明太子のなにか

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1評価付いてて傷心中明太子


高専へ

「初めまして。死ね」

空気中を泳ぎながら噛み付く

あまりに遅い、あまりに弱い

そんなものが少しでも創麻様に敵意を向けたのだ。許すわけにはいかない

わかっている。式神で主人の手足である私が恋をするなどおかしいと

ただ抑えられずにはいられないこの思い

伝わらないかもしれない、伝えることなく自分は死ぬかもしれない

創作者は創造物に愛こそ抱けど恋はしない

だからこそせめて役に立つのだ。

自分が燃え尽きるまで、この心が折れぬかぎり

反応さえ許さない速度で呪霊に噛み付く

それにより体の大部分を失った呪霊は消えていった

 

「よくやった。」

「ありがとうございます」

うーんこの、攻撃自体はシンプル、動きも読みやすい。それなのに反応することすら許さない速度の移動を重力ガン無視でやってくる。コレなんてクソゲー?

コレで術式使ってないってマ?こちとら術式使っておんなじ火力出るか否かやぞ

自分で作っておいてなんだけどやはり縛りは強力だ

カラには縛りがある。

まず術式で作れる物の限定。いかに俺の術式が使えるといえど精度はかなり下がってる。だからこそこの縛りで精度を上げる必要があった。まぁ今回は使わなかったけど

次に移動範囲の限定。本来自律しているのでどこに行くのも自由だが俺を中心に500mまでと決めている。ただその範囲内において呪力量が1.5倍ほどに上がる

そして最後、呪力による攻撃の不可、強化は別だけど呪力を使って攻撃するのを禁止した。理由としてはやはり術式の関係上そんなことしてたら速攻呪力が切れるし俺の得意分野だからだ。そして得た物は身体能力の強化。それがあのバカ火力につながっているわけだ。

コレもうカラだけでよくね?いやそれだとやってることが式神使いだけど

ただ本来式神と結ぶべき 俺への攻撃の不可 がないのでありたいにいえばいつでも俺をやれる。

怖いがそこでびびっていたら意味がない。信頼関係を築いていかねば

「さて終わったし帰ろうか」

「はい」

やっぱり俺を見る目が完全に狩人のそれなのは慣れないけど

 

 

 

 

 

 

「おかえり」

「ただいま〜」

流石に安心できる敵だったとはいえソワソワはしていたであろう悟が迎えてくれた

「どうだった?」

「はっきりいって余裕。確かめたかったこともあらかたできたし。あ、コレ饅頭ね、みんなで食べて」

「ありがと。やっぱあんな程度じゃ相手にならないよな〜コレだから過保護なんだ」

「ハハハ、まぁ仕方ないよ。家の人たちもみんな僕たちを心配してくれてるんだ」

「そんなもんかねぇ、あそういえば。はいコレ」

「ん?何これ」

「俺って来年高校じゃん?」

「うん」

「その高校に宗教学校っていう名目で呪術を教えている呪術高専っていうのがあって。そこに行くことになってる。色々学べるし呪術師はここからが大半らしい」

「ほうほう」

「で、お前ってもう中学までのことできるじゃん?」

「まぁ」

一応元大人だし、、流石にできます

「だから一緒に入学できるようお願いした。」

「は?」

「だから一緒に入学できるようお願いした。」

「えぇ…ちなみに誰に?」

「へ?俺が行くのは面倒だから大人に全部任せた。できなかったらマジビンタって言ったらみんなきちんとやってくれたよ」

おいたわしや大人たち。残念ながらこの暴君を止めれるものはここにいない。耐えてくれ

「ということで1ヶ月後一緒に入学な!これはその書類、制服はある程度融通きくようだからなんかあるなら早めに申請しとけよ〜」

この唐突に特大案件を突きつけてくるあたり中々悟してるがいつものことだ。

それに呪術について学べる学校というのも興味深い。どうしても感覚的なもの以外は知らないとできないし、結果的には良かったかも。

それはそうとして

「大人達に良い和菓子でも差し入れしあげよ」

今回の哀れな人たちにお礼のため買い物にまた行くのだった

 

 

 

 

 

「ということで来ました、呪術高専」

「いえーい」

1ヶ月なんて経つのは一瞬でオーダーメイドで作った制服を着る

慣れっていうのも怖いもので今までためらって着ていた萌え袖服も今では私服で着ている

着心地がいいんだよなこれ

前世の俺が着ていたら変な目向けられること間違いなしだが今の俺は自分から控えめにいっても美男のそれである。

悟とはまた違う淀みのない白の瞳にキリッとした顔立ち、悟と同じの白髪もマッチして割と良い容姿だ

まぁ家に同世代の女の子なんていないから恋愛事なんてからきしなんだけど

そういう欲がないといえば嘘だが今は子供だ。そんなことを考える年齢じゃない

「結構校舎はでかいな、しかもあの結界、良い出来してんじゃん」

「悟のその言い方直さないと同級生と仲良くできないよ?」

「良いよ別に、雑魚に興味ないし。それに創麻もいるしな」

「照れるね〜、って誤魔化されないからね?ほんと自由なんだから」

「俺最強だもん」

「はいはいサイキョサイキョ」

そんなふうにだべりながら校舎にたどり着く

「来たか、ようこそ呪術高専へ。歓迎しよう…なんだその顔は」

「「…ヤクザ?」」

「違う!」




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