今日はアルテミス様に呼び出されてきたんだけど・・・
「おー!アンタがアルテミスのお友達か!俺はオリオン!よろしくな!」
なんか棍棒を持った豪快そうな男が立っていた・・・
「この人は最近お友達になってポセイドン様の息子で狩りも上手いから仲良くなったの。二人とも仲良くしてほしくて今回は呼んだの。」
アルテミス様・・・どう考えてもそりが合う気がしません・・・
案の定オリオンは俺にちょっかいをかけてきた・・・
「なぁなぁ、お前はアルテミス様のことどう思ってるんだ?」
「釣りが苦手でぐいぐい誘ってくる苦手な人。」
「あははは!まぁそうだけど美人だよな。狙ってないのか?」
いや・・・
「もうストーカーは増やしたくないので・・・」
「あぁ、そういえばアルテミス様の元侍女に好かれてるんだっけか。」
「今回も月桂樹を使った体臭消しとかもらったし・・・」
「お!ラブラブだな!俺にも使わせてくれよ。」
「別にいいけど・・・」
こんな風に絡まれはしたが女癖が悪いということを除けば結構アルテミス様と相性は良いと思う。
「オリオン様と出会ってからアルテミス様はかなり恋する乙女になりました・・・まさに私以上の恋だと思います!」
「へ、へ~そうなんだ・・・」
「ところでメタ様。私の送ったものオリオン様にも使ったらしいですね?どういうことですか?」
「いや、良いものは広めたくて・・・」
「メタ様?何か隠してませんか?」
「いやそんなことないって!ちょっと!追いかけてこないでよ!!」
とまぁアルテミス様の元優秀な侍女も言ってるし相当だろう・・・
そんなある日アポロンから相談を受けた・・・
「アルテミスがオリオンとか言う男と一緒にいるんだがどういうことか知っているか?」
「まぁ俺と同じ男友達なんじゃないですか?」
「いや明らかに君を見る目とは明らかに違う目をしているし僕の忠告も聞き入れないレベルだからさ・・・」
このシスコンめ・・・
「せっかくの妹の初恋なんだからもっと応援してあげても良いんじゃないですか?余計なちょっかいかけないでください。ダプネの件での貸しがこっちにはあるんですよ?」
「うぐっ・・・わかったよ。あれはすまないと思っているしね・・・」
そうして俺はアポロン様を黙らせて晴れてアルテミス様の呪縛から解き放たれた・・・
「メタ様、香水の件まだ話してもらってませんが・・・」
覚えてたの!?ひぃー!!
「待てー!!」
ぶちっ!
ん?なんか踏んだ。
「サソリ?」
「待ってくださいー!!」
だから誤解なんだってー!
「お、メタ様どうしたんだ?そんなに慌てて。」
「オリオン!なんとかアイツを説得してくれ!」
「おいおい、何をしたんだよ・・・」
半分くらいはアンタに関係してるんだからな!
「全く・・・馬鹿なんだから。」
アルテミス様も恋する乙女になってないで助けてくださーい!!
その数日後二人は電撃結婚してオリュンポスに激震をもたらすのでした・・・
ガイア「まさかメタが踏んづけてしまうとは・・・まぁ、アルテミスとの結婚生活で忙しくなって狩りに行く回数は減ったし・・・許すとしましょう。」