東風谷早苗の妖精虐待   作:饅頭

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作者の文章力不足、小説を作るときのマナーなどへの理解不足等でお見苦しいところが沢山あるかと思います。
その場合、感想等で厳しく指摘して頂けるとより良い作品作りができるため遠慮なくお寄せください。



氷の湖

皆さん初めまして!私は守矢神社の巫女を務めている東風谷早苗と言います!

 

巫女と言っても、博麗の巫女の様な怠け癖がある訳ではありませんよ。しっかりと早寝早起きをして祭神様への朝ごはんを作り、境内を丁寧に掃除するしっかり者の巫女です。

他にも、参拝する人達への対応や異変解決、妖怪の山の外交等たくさんの仕事があるため一日中てんてこ舞いです!

ですが、祭神様達は幻想郷に来てまでそんなことをしたくないのか(本人たち曰く蕁麻疹が発症するほどやりたくないらしいです)、全て私に仕事を押し付けて自分は昼寝をしている有様。勿論こんな毎日を続けていたらフラストレーションはうなぎ登りです。

 

 

と言うことで私、それを発散するためのとっても良い方法を見つけたので皆さんにご紹介しますね!

 

ストレスを発散する日はいつもより早く起きます。そして、境内を手早く掃除すると朝ごはんを作り置きをしておきます。そうしておかないと、うちの祭神様はうるさいですし、一日くらい神社に巫女がいなくても不審がらないでしょう。

それじゃ、氷の湖にレッツゴー!

 

ここでは大抵氷の妖精とその金魚のフンが遊んでいるので、彼女たちを狙います!

私が草の茂みからひょこっと顔を出して彼女たちを観察すると、既に遊びに熱中しているようです。

私は機会を伺いながら、いつでも飛び出せる体勢を作ります。

 

「見てみて大ちゃん。初めてカエルがきれいに凍ったよ!」

「わぁ! チルノちゃん凄いね!次は脚をちぎって内部から凍らせてみようよ」

「何それすっごく面白そう!」

 

⋯⋯子供というのは残酷ですねぇ。ああやって普通の感性を持っている人なら躊躇する行為を平然とやってのける。一種の恐怖を覚えます。

少し彼女たちの遊びに興味が湧きましたが、生憎とそれを見る趣味はないです。

氷の妖精がカエルさんの脚に手をかけたところで私は茂みから飛び出します。

 

「えいっ!」

「うぎゃぁっ!?」

 

その勢いのままお祓い棒の先端を氷の妖精さんの後頭部に直撃させます。

でも、あの会話を聴いたからでしょうか。いつもより力んでしまい、頭が割れてしまったようです。

彼女の体温と血液の温度に違いがありすぎるのか、秋だと言うのに身体から湯気が出ています。面白いものが見れました。

 

「チルノちゃんっ!? えっ、誰!?」

「甲高い声を出さないでください。不愉快です!」

 

もう一人もお祓い棒で殴るというのは味気なかったため、腹部を蹴り上げてみます。

 

「おげぇっ!!」

 

容姿だけは可愛い子でも汚い声って出すんですね。霊夢さんにもしてみましょうか? ⋯⋯冗談ですよ。

にしても、地面に撒き散らされた胃液が汚いです。

その子は腹を抑えて、うずくまりました。

 

「ぁ⋯⋯あぁ⋯⋯!!」

 

なんでそんな目で私を見るんですかね?貴方も危害を加えるという行為を動物にしていたので、てっきりそういう覚悟があると思っていたんですが。

まあ取り敢えず今日はストレス発散をしにきたんです。こんな生温いことで私のストレスは発散できません。次のフェーズに移りましょう。

私は、その子の首を絞めあげて気絶させました。目が限界まで開かれて、鼻水、唾液、胃液を口から垂れ流していたのはとても滑稽でした(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、近くにあった大木に妖精さん達を縛りました。

姿勢は、何となくイエス・キリストが処刑されるポーズにしてみました。この子達は神様でもないし、威厳も無いので見る人が見れば吹き出してしまいそうです。

 

「んぅ? こ⋯⋯ここは?」

 

あ、氷の妖精さんが目覚めました。あと少しでも縛るのが遅れていたら抵抗されていたんでしょうか。もう一人の子2時間をかけなくて良かったです。

 

「な、何であたい達を襲うんだよぉ⋯⋯今はスペルカードがあるじゃないかぁ!」

 

目覚めた途端顔をグシャグシャに歪ませながら、文句を吐いてきました。少しイラッときますが笑顔でおさえます。

 

「あなた達はスペルカードでカエルと戦いましたか?」

「な、何のことだよ? ⋯⋯カエルはスペルカードを持ってないじゃないかぁ!」

 

ハァ⋯⋯結局、自称天才はこんなものです。比喩表現が理解できない。本当に馬鹿ですね。

 

「ヒントは、カエルとあなた達の共通点ですよ!」

 

このまま答えが出るのも待っていても良かったのですが、こいつが相手だと一生話が進まないのでヒントを出してあげました。私って優しいですね!

 

「そ、そんなのあるわけないじゃないかぁ! カエルは魚で、あたい達は妖精だ! 全っ然違うぞ!」

「怒りますよ?」

「ヒィッ!!」

 

もう無理です。こんな低レベルな話に付き合っていたら私が駄目になります。

なぜ、『自然界の弱者、虐げられる存在』でありながらそれを自覚できないのでしょうか? 蜂の方がそれを自覚している分、可愛げがありますよ。

そもそも、ここに来た本来の目的はストレス発散です。さらにストレスをために来たわけじゃありません。

 

「あー⋯⋯緑の妖精の子はまだ起きませんし、あなたから始めちゃいますか」

「な、何を?」

「決まっているでしょう?」

 

私は、ニコニコと太陽のように笑って手をポンっと叩きます。

 

「私のストレス発散ですよ!」

「す、ストレスはっさん? よ、よく分からないけど、あたいにできることならなんでm⋯⋯」

 

ボキャァ!!

 

氷の妖精が喋り終わるか終わらないかのタイミングで、私の右ストレートが鼻頭に突き刺さります。

 

「さっきから一々! うっさいんですよっ!! あなたは!! 私の玩具以外!! 何の価値もないんですからぁ!!!」

 

そこから先は外の世界での知識を活かしたボクシング技を繰り出します。

一応、霊力で拳を保護しているので血や傷は付かないはずなんですが、もし付いていたらそのときはそのときです。

 

「あぐぅっ!! ぼぇっ! アゴぉ!!」

 

妖精さんは声にならない声を上げて涙、鼻水、唾液、血液を撒き散らしています。汚い汚い。

 

「アハハハハ!! もっともっとぉ!! もっと殴りますよォ?!」

 

手から伝わる、溶けかけの氷を殴っているような感触。

一瞬、手応えが無かったので首を傾げちゃいましたがしっかりとダメージは入っていました。

私はタガが外れたように笑いながら殴り続けます。私の声にびっくりした鳥達が目覚め、一斉に羽ばたいていきます。少しうるさかったですね。このイベントが終わったら次は鳥つながりの妖怪を襲いましょうか。

 

「はぁっはぁっ、はあっ!!」

 

たっぷり十分ほど殴り続けましたが、遂に体力の限界が来てしまいました。

先程から大粒の汗が私の視界を防いでおり、口が少し血の味がします。やりますぎましたかね?

少し動くとグチョっと下半身からいやらしい音がしました。

あちゃー、今日はティッシュを持ってきていないので知らないフリをしておきましょう。

どうせ誰も見ませんよ。

 

 

チラッと妖精さんを見ると、もはや顔は原型を留めていませんでした。

クリクリとした目は潰れて紫に変色しており、すっと通った鼻は骨折したのか凹んで血がダラダラと出ています。口は半開きで赤い液体がポタポタと流れ落ちています。

 

何よりいちばん酷かったのが、頭でした。

 

(あちゃ〜⋯⋯これはやりすぎちゃいました)

 

いつの間にか髪は三分の二が抜け落ちており、辺りに散乱しています。私ったら無意識で髪の毛をぷちぷちと抜いていたみたいです。

本人を見ると戦に負け、百姓に襲われた落ち武者の様で、あまりの無様さに笑いが込み上げてきます。

 

「ぷっ、アハハハ!!」

「⋯⋯⋯」

 

期待していた本人からの反応はありませんでした。残念です。

 

「さて、と」

 

これが妖怪の賢者や博麗の巫女に伝わると面倒です。なので、一回楽しんだらその都度証拠を消していきます。

通行人程度なら私の奇跡の能力で居ないように調整できますが、本人の記憶はそうもいきません。私の能力はそこまでチートではないのです。

ということで、殺します。殺せば証拠は消えてなくなりますし、本人の記憶も前後が無くなるため非常に便利!

 

これを一回休みって言った人って誰でしたかね?その人に感謝したいくらい簡潔に言い表されてます。

 

「それでは、おやすみなさい」

「⋯⋯⋯ぁ」

 

私はお祓い棒を振り上げると、『奇跡的に』頭部の当たりどころが悪い部分に命中させることができました。

氷の妖精さんは潰された視界の中で抗っていたつもりなのかは知りませんが、まったく見当違いな方向を向いて何かを呟こうとしていました。

最期の最期まで無様なんですね。いや、この場合だと最後の方が正しいのかな?

ですが、興味無いですし証拠の隠滅は完了。

 

 

 

さて、メインディッシュといきますか!!

 

「あのー、実はもう起きていらっしゃいますよね?」

「ッッ!!!」

「私が気づかないとでも? まっさかぁ〜、私もそこまで甘くないですよお〜」

 

ニコニコと笑顔で彼女を見ていれば、縛られた体で必死に動こうと身体をよじっていました。これを、さも寝ぼけたふりをしていてやっていたのでさっきまで笑いを堪えるのに必死でした。

 

「お願いです。何でもするので命だけは⋯⋯!!」

 

彼女はバレていると分かったや否や命乞いを始めました。

うーん、そこは「よくもチルノちゃんを!」だったり「あなたになんか屈しない!」を期待していただけに拍子抜けです。そっちの方が色々と甲斐が有るんですけどね。

仕方が無いので、私から絶望に叩き落としてやりましょうか。

 

「そうですねぇ、じゃあ今から私の行う二つの行動を耐え忍べたら構いませんよ」

「ほ、本当ですか!?」

 

あーあー、そんなに顔を輝かされると余計に今との落差が楽しみですねぇ。

さて、もう少し調子に乗らせてあげましょうか。

 

「えぇ、私は嘘をつきませんよ。あぁ、後チルノちゃんも復活させてあげます。三人で一緒に遊びましょう!」

「ほ、本当ですか! やったぁ!! これで思い出が一つ増えますね!あっ、私大妖精って言って⋯⋯」

 

哀れな妖精です。人の言っていることの真偽すら分からないなんて。

大妖精ではなく大阿呆に改名したらどうでしょうか?

氷の妖精とタッグで組んでも違和感はなくなりますよ(笑)。

 

「それじゃあ、一つ目の行動をしますね?」

「は、はい!」

 

私が取った一つ目の行動。それは⋯⋯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヨシヨシ! 可愛い子ですねぇ〜!!!」

「⋯⋯⋯え?」

 

妖精を『精一杯愛でる』でした〜!

流石に皆さん予想がつかなかったんじゃないですか?この子も拍子抜けしていますね。

⋯⋯まあまあ、見ていてください。楽しみはここからです。

 

「それじゃあ、二つ目の行動に行きますね」

「あ⋯⋯えっと、はい!!」

 

ぷふふ、もうすっかりイージーモードに入っちゃっていますよ。今から私が何をしようとしているのかも知らずに、ね。あぁ、楽しみです!

それじゃあ、二つ目の行動は⋯⋯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もえてください♪」

「えっ?」

 

私は懐から一升瓶満タンに入った油を取り出して、妖精と木にぶっかけます。

 

「えっ? ⋯あの?」

 

まあまあ、そんなに困惑しないでください。すぐに分かりますよ。

そして、マッチの箱を取り出してボッと点火させます。

 

「それでは、いい火加減にしておきますのでごゆるりと〜♪」

 

私はその子の平坦な胸にマッチを押し付けました。

 

ボワアアアアアアァァァ!!!

 

途端に火が燃え広がります。

 

「ヒイイィィイイィヤアアアァアアァア!!!アヅウウウゥゥゥウウイ!!!」

 

おや、一瞬で火だるまになると思っていましたが、胸で燃えてから徐々に全身に燃え広がるようです。

まあ、燃料のないところに火はたちません。すぐに燃え広がるでしょう。

とりあえずもう二本マッチを追加しちゃいましょう!

 

「えいっ」

 

一本目は大木に。

 

ありゃりゃ。胸と背中から挟み撃ちされてしまいました。さて、この子はどうやって切り抜けるんでしょうか。氷の妖精とは違い多少頭はいいハズなので期待していますよ。

 

 

 

 

「ぺっ! ぺっぺっ!! な、なんでっ!? なんで火が収まらないのお゛お゛ぉ゛!!? 」

「あひゃひゃひゃ!! こっ、これは最高、傑作、で、ですよおぉー!! ゲッホゲホ!!おえっ」

 

あまりの面白さにむせてしまいました。

だって、火を収める為に自分の唾を垂らしてるんですよ!? もう、表情が必死すぎて! 笑わないほうが可笑しいですって!

 

「あ、まだ二本目つけてませんでした」

 

火が妖精の下腹部に燃え移ったとき(これで子供はもう産めませんね(笑)妖精に生殖という概念があるのか甚だ疑問ではありますが)に、それに気づきました。

 

「とりゃっ」

 

すかさず火をつけてその子の額に押し当てました。

 

「い、いや゛あ゛ぁ゛あ゛あああぁぁああ!!!!」

 

あっ、分かりました!髪からぶっかけたので下腹部の火の移りが悪かった訳です!

いやー、失敗失敗。次は全身くまなく濡らさねば。

 

一瞬で顔が火に包まれた彼女は声すら上げれずに、ただ上を向いて少しでも酸素を取り込もうとしていました。

辺りにこれまでとは比べ物にならないほどの異臭が漂い、近くを通った鳥がゲロをしました。

何かそれが癪に触ったので、彼女の身体を蹴り上げてみます。一度蹴った時、彼女の程よい肉付きと幼女特有の骨が出っ張っているということもあってか、病みつきになってしまったんですよね。クスリですか?(笑)

 

「さぁて、どんな感触かなと!!」

 

脚を霊力で包み、火傷をしないよう工夫した上で彼女の股間を蹴り上げてみました。特に深い意味はありません。

 

ガッ⋯⋯

 

ですが、伝わってきたのは硬い感触のみ。おそらく重度の火傷と恐怖で筋肉が収縮しちゃってますね。

 

「ギギギ、ア゛ゥ゛ッ、ア゛ゥ゛ッ」

 

ですが、本人は反応してくれました。

 

「アハッ! そうこなくっちゃ!」

 

それが無性に面白くて、次はお腹を蹴り上げてみました。

 

ボゴッ!

 

「ガッ!! バゥアッ!」

 

股間の時とは違い、弓なりに体を沿ってびくんっ!と身体が跳ねました。

まあ、両手は縛ってあるのですごーく歪ですが。

ですが、弱点を見つけちゃいましたよ。

 

「ここかっ! ここですかっ!! えいっ、えいっ! 参ったか!!!」

 

B級の悪役並みのセリフを吐きながら、ひたすらに腹を蹴り続けます。

 

「ギギギギ、ア゛っア゛っア゛ッア゛ア゛ッア゛ア゛ア゛ッ」

 

 

 

流石に生命力の権化も、身体より先に精神が持たなかったようです。

 

 

「イギィアアアアアッ!! ごヒュはははっ!! バヒュハアアアアアア!!!」

 

唐突に意味不明な奇声を発して、ひたすら弓なりに暴れ続けました。

 

「おわァっと!」

 

火が飛び火してきたので、脚しか霊力を纏ってなかった私は急いで回避します。

そして、火諸共消えてしまいました。

 

「あー、スッキリしました! やっぱり妖精は虐げるに限りますね!」

 

気づけば早朝だった時間帯も、おやつ時くらいまで進行していました。

あれ、何か忘れてるような⋯⋯?

 

「あっ、妖怪の山との打ち合わせが夕方からあるんでした! 帰って急いで準備しないと!」

 

リフレッシュすれば当然頭が回ります。私は唐突に今日の予定を思い出し、焦りました。

 

「飛べ飛べー!」

 

急いで守矢神社に向かう途中、光の三妖精が先程の現場に向かう様子が見受けられました。

最後の方で、緑の妖精さんが叫んでましたからね〜。おそらく興味本位で覗きに行っているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の相手は彼女たちにしようかな?




次は年末までに投稿するのを目標に頑張ります。
拙作を読み切っていただきありがとうございました。
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