幼女だよ。異世界を巡って自分探しをしてるよ   作:KDAL

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一先ず溜め込んでた内容は全て投稿したんだよ。

また一定数溜まったら連投するね。

それと、オリ主幼女に行ってほしい『世界』があったらコメントしてね。

出来ればアニメ化されてるものがいいな。私は映像から入る派なんだよ。

でも好き勝手に暴れて無茶苦茶にしても当社では責任は負わないからね?(保険)

その他、通常の感想も求めてるんだよ。読者の感想は何よりの活力だからね!

それでは、シーユーアゲインだよ!

……ずっと小説を一人称で書いてると癖になるんだね。小説って怖い。




第十話 お別れは突然だよ。だから悔いが無いように毎日みんなと沢山お喋りしてモフモフして空の遊覧飛行も楽しんだ。でもやっぱり唐突過ぎだよ。……神様のバカ

 

 

 

 

 

朝から叩き起こされた。側で騒がないでほしいよ。

 

モフモフの中で小さくなって暖を取ってたところなのに…。

 

私を呼ぶ声を少し煩わしく感じながらも意識を覚醒させた。

 

モゾモゾと二号達の天然毛布から顔を出して、テンプレと化した台詞を言う。

 

「いらっしゃい…、どれにしましょーか?」

 

欠伸混じりに言うと同時にクリスタルが『パシャリ』と音を立てた。あ、勝手に撮らないでよ。また高値で私の写真を売るつもりなんでしょ?

 

女性が持つ『記録結晶』と呼ばれるそれは景色などを写し取るものらしい。何故か私の写真が高く売れるとかで一時的にず〜〜っと粘着されたことがある。

 

だからこうして、寝るときなんかは二号達の奥に隠れて寝てるの。少女の寝顔を無断で撮影するとかモラルがなってないよ!

 

ジトっと睨むとスゴスゴと後ろに隠れた。次はないからね?はーちゃん達を嗾けるからね?……なんで一部の人達は嬉しそうな顔してるのかな?妙に悪寒がするんだよ。

 

さてと、起きた以上はお仕事しないと。みんなおいで〜!

 

私が合図すると、森の奥からわっさわっさとモンスターが集まってくる。慣れ親しんだ光景だからか、みんな驚きはしてない。

 

ズラリと横並びに整列したのは『オオカミ・ハチ・コボルト』の三種類だ。そして縦にもう三体ずつ同種が並んでる。

 

横軸は『種類』、縦軸は『レベル別』に分けてるよ。ここら辺の知識は二ヶ月住んでた間に親しくなった『ありゅご』さんから教えて貰ったんだよ。

 

さて、お客さんは冒険の初心者さんだね。皮の装備に小さなダガーを持ってる。と言うことは、あぁ、やっぱりその仔を選ぶよね。

 

一番レベルが低くて安いオオカミをチョイスしたよ。初心者さんはお金の持ち合わせが少ないからそうなりがちだもんね。それにモフモフが好きそうな顔してる。

 

人差し指と中指を重ねて縦にスライドさせる。シャランと鈴音と共に『画面』が出て来た。それをタプタプと操作する。

 

よし。こんな感じで良いかな?向こうも操作が終わったみたいだ。指定したお金が私の画面に反映されたね。無事に取り引き完了っと。

 

これにて商談成立だね。じゃあ行っておいで、新しい飼い主と仲良くするんだよ?

 

選ばれたオオカミは少し名残惜しそうに私に擦り寄った後、尻尾を振りながら女の人の下へ行く。

 

その人達は和気藹々と『だんじょん』や『れべりんぐ』などの言葉を紡ぎながら森の出口へと向かっていった。

 

今朝は一組だけかぁ。最近モンスターを買う人が減って来たな〜。

 

忙しかった頃なんて何十人も並んでた時があったよ。私の二号達目当ての人なんてどうしたもんかと思ったよ。二号達はダメだからね!私の大切なモフ犬と空のお散歩要員なんだから。

 

上の階層?…とか言うのが開放される度にココに来る人は少なくなっていったんだよ。

 

私が売るモンスターは『れべる』というのが上がらないらしくて、上に行った人達からしたら戦いの役に立たないらしい。

 

だから、ここに来るのはペット愛好家だったり、私の盗撮写真が目的だったりする人が殆どだ。

 

え?お前は上に行かないのかって?自分を探してるなら新しい場所に行くべきだろって?

 

そうだよ。言われなくてもわかってる。でもまだ街を探索しきれてないし、入ったことないお店とかあるからね。のんびりと進めるんだよ?

 

そうそう。ありゅごさん達は『ぷれいやー』と言う種族の人間らしいね。別の遠いところからここに遊びに来てるみたい。

 

私みたいなことが出来る人が他にもいるんだね。安心したよ。

 

それから、ぷれいやーは死んでも、本当の意味では死なないみたい。無限の命を持ってるらしいね。

 

そんな所も私と似てるね。……死んでも蘇るのと、そもそも死なないのは違う気もするけれど。

 

さてと、まだ朝早いし気持ち良く二度寝しようかな。惰眠を謳歌するよ〜

 

私の枕になってくれてる二号をぎゅ〜っと抱きながら目を閉じた。私の額を一度舐めた二号は ふかふかの尻尾を掛け布団に見立てて私を包み隠す。すごく柔らかくて温かい。

 

あっという間に眠りについて、私はスピスピと寝息を立て始める。

 

そんな私を見つめる二号の目は、どうしてだか寂しそうだった……。

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

二度寝して起きたらすっかり夜になってた。

 

幾ら何でも寝過ぎたね。謳歌し過ぎたんだよ。

 

私の晩御飯と二号達の餌も買い込んでおかないと。

 

最近ペット専用の餌を扱うお店を見つけたんだ。助かるよ〜。

 

まぁ二号達は森で兎を狩ったり、イノシシ捕まえたりしてるから、そこまで食事の心配はしてないんだけどね。はーちゃん達も森の木から出る樹液に満足してたし。

 

……それにしても、今夜は街を歩く人が少ないな。みんなもう寝たのかな?

 

ん?あ!ありゅごさんだ!お〜い!!

 

反対側の道を歩いてるのはありゅごさん。私がモンスターを初めて売った後、すぐに現れたんだよ。

 

言葉が通じないと分かるや否や、わかり易く丁寧に教えてくれたよ。めにゅーがめん の操作や商売の何たるかもね。

 

最初は何をしてるのかチンプンカンプンで、言葉を教えてくれてると気が付くのが遅くなって、あんまり学べなかったんだけどね…。察しが悪いよ私〜

 

お!向こうも気がついたみたい。駆け足で近づいてくる。

 

「よぉ、ファーちゃん。ベータ終わりギリギリに会えるなんて嬉しいナ」

 

べーた?…そこはわからないけど、取り敢えず私も嬉しいと返してにっこりと笑う。

 

ありゅごさんは特徴的な化粧とフードを被ってるから目立つね。それに喋り方も独特で尚更に目を引くんだよ。んなぁ〜って鳴いたことない?凄くハマりそうなんだけれど?(なんの話?)

 

「えっと……今夜はワンコ達も一緒カ?門で待ってたりするのカ?」

 

あぁ……ありゅごさんは二号達みたいな犬系が苦手なんだって。どんなトラウマがあったのかは知らないけど、あのモフモフが味わえないなんて大きな損失だよね。

 

『いない』の意味を込めて頭を左右にふるふるさせると、ほっと安心してた。可哀想に…。

 

「それにしても、最後までショーちゃんの謎は解けなかったナ。ベータテストが終わるまでには解き明かしたかったけど、流石に時間が足りなくてナ」

 

ありゅごさんは私の秘密を解き明かしたいと言ってた。AIなのか、人間なのかって。

 

それには私も大賛成だったよ。私も『私』のことが知りたいと思ってたからね。私の知ってる『私』について沢山お喋りしたんだよ。

 

手掛かりになればと思って瞬間移動や左腕の力も見せたんだけど、目をまん丸にしながら猫みたいになって驚いてたよ。面白かった。

 

でも…『それは絶対に人前で見せるなヨ!もし運営の耳に入ったらバグ判定で消されちゃうゾ!』とすごく真面目な顔で言われた。もう見せた、と言った時のありゅごさんは特に面白かった。頭を抱えて項垂れてる所とかね。

 

それと、この辺りに海は無いと言ってた。もともと海を ろじゃとれりーと一緒に旅してたと伝えたんだけど、いまいちピンと来てなかった。

 

私の言葉が下手で上手く説明出来てなかったのもあるけどね。私の学習能力はDランクなのかな?今だけSランクにして貰えないかな?(ダメです)

 

ありゅごさんは私のことを超高度なAIが何かの手違いで紛れ込んだ。もしくは学習型NPCだと考えてるみたい。

 

わからない言葉が多くて飲み込めなかったけど、少なくとも普通の人間や運営って人達じゃないとは確信してるみたい。

 

私の理解力と語彙力がイマイチだから、どうしてそう断定してるのかは聞けなかったけどね。

 

あれ?ありゅごさん、十分に調べられなかったことを落ち込んでるみたい。でも仕方がないよ。私の為に勉強時間も作ってくれたし、ありゅごさんの『りある』での都合とかもあったみたいだし。

 

それに本当に助けられたよ。少しだけど、こうやってお喋りも出来るようになったしね。私はそれだけでも嬉しいんだよ?

 

「そうカ?そう言ってくれるとオネーサンも嬉しいヨ。……もうすぐお別れなのが寂しいナ。仮にファーちゃんがNPCだとしたら、次に正式サービスが始まる時には、オレっちのことも忘れてるんだろうしヨ……」

 

う〜ん…。みんなが使う『ぷれいやー』と『えぬぴーしー』の差が私にはまだわからないね。種族の違いって訳でも無さそうだし、当たらずも遠からずって言うか……

 

……ん?お別れ?どういうことかな?そんな話聞いてないよ?

 

「え?…言ってなかったカ!?……そうか、そりゃ逆に悪いこと話しちまったナ。えっと、今の時間は……なっ?!マジか、ちょうど今かヨ!!ファーちゃん、よく聞けよ。もうすぐベータテストが終わっーーーーーーーーー」

 

………ありゅごさん?

 

どうしたの固まって……!!…待って!これって前にも!?

 

世界が止まってる。でも、今回は私は動いてる。動けてる。

 

どうなってるんだろう。これは何なの!?

 

あ、あぁ!!ありゅごさんが消えてく!!?

 

目の前でガラスみたいに散らばる ありゅごさんが痛々し過ぎる。思わず目を背けちゃった。

 

……あ、ありゅごさんだけじゃない!世界そのものが崩れていく!

 

音もなく消滅していく。何なのこれ!なんなの!?

 

……そうだ!二号達がまだ森にいるんだ。戻らないと!

 

手を翳して握っ……あぁ、ダメだ。また眠気だ…

 

うつ伏せに石畳みの道に倒れる。痛みはない。でもどんどん世界が消えていく。緑色のノイズが広がっていく。もう殆どノイズだらけだ。

 

なんとか、なんとか二号達の所に……行かないと!

 

薄れる視界の中、体を動かそうと身を捩る。

 

届いてほしい、間に合ってほしい。そんな思いが左手を黄金色に輝かせる。

 

動ける。両腕だけだけど、動かせる!

 

二号達がいる森はあっちだった筈。壁や建物があって邪魔だけど、もう時間がない!

 

地べたを芋虫みたいに もぞもぞ動いて、鉛みたいに重たい腕を動かす。

 

……神様。お願いだよ、神様。二号達の所に行かせて。

 

何となくわかるの。これが二号達との最期のお別れになるって……

 

ーーーーーー言いたい。ちゃんと目を合わせて言いたい。私に付き合わせて ごめんねって、さようならって、今日まで私が寂しくないように、一緒に居てくれて…ありがとうって……、どうか、どうかどうかどうか!……最期に一言だけ………、伝えさせてよォ!!!

 

発光を増す左手が全身を包んだ瞬間、私は両手を……強く、握りしめた………

 

 

 

 

『ーーーーーーベータテストを終了します。』

 

『ーーーーーー正式サービスの開始は、十一月六日十三時からとなります』

 

『ーーーーーーご協力いただいたベータテスターのみな様、ありがとうございます』

 

 

 

 

 







〜とあるネットの掲示板〜

895:名無しのプレイヤー

そういえばSAOのベータ終わったな。正式サービスが待ち遠しい

896 :名無しのプレイヤー

全裸待機します

897 :名無しのプレイヤー

風邪引いてログイン遅れちまいな

898 :名無しのプレイヤー

引いてもインするわ!

899 :名無しのプレイヤー

でもお前ナーヴギア買えないじゃん(未来予知)

900 :名無しのプレイヤー

てかテイムシステムどうなるだろな?

901 :名無しのプレイヤー

いや実装するだろ!あれ目当ての奴も相当いるぞ!?

902 :名無しのプレイヤー

テスターの動画見てみろよ。マジもんのワン子と遜色ない動きだぞ。剣とかどうでも良いからペットとして飼いたいわ!

【動画】

903 :名無しのプレイヤー

イッヌやん!

904 :名無しのプレイヤー

ただのイッヌじゃねーか!!!

905 :名無しのプレイヤー

オオカミ犬だぞ。モフりてぇーーー!!!

906 :名無しのプレイヤー

グラフィックもだけど、動きヤバない!?息遣いで動く胸元とか視線の動きとか現実の犬のまんまじゃん!どんなシステム組んだら出来るんだよこれ?

907 :名無しのプレイヤー

茅場のイッヌに対する愛が溢れておる。

908 :名無しのプレイヤー

愛です。愛ですよ、ナナチ…

909 :名無しのプレイヤー

ボ卿はさっさとアビスに帰ってもろて

910 :名無しのプレイヤー

メイアビの二期もうすぐ放送だよな。楽しみだぜ。

911 :名無しのプレイヤー

ファプタちゃん可愛いから絶対見ろよな

912 :名無しのプレイヤー

ネタバレやめーやクソが

913 :名無しのプレイヤー

話が脱線しておるぞ

914 :名無しのプレイヤー

戻るぜよ!あん世界に!(リンクスタート)

915 :名無しのプレイヤー

でもテイムモンスターありきの攻略とか経験値稼ぎも出てるんだろ?未実装にしたら絶対に荒れるぞ

916 :名無しのプレイヤー

いつも荒れてるんだよなぁ…

917 :名無しのプレイヤー

もしかしてテイムシステム無くなったらファウナちゃんも消えるん?

918 :名無しのプレイヤー

は?

919 :名無しのプレイヤー

は?

920 :名無しのプレイヤー

はぁ?許さんけどそんなん?

921 :名無しのプレイヤー

※ファウナちゃんガチ勢がログインしました

922 :名無しのプレイヤー

だってそうだろ?テイムシステム無くしたらファウナも要らない訳だし、そりゃ未実装になるだろ?

923 :名無しのプレイヤー

愛でられるって立派な仕事があるんだよなぁ…

924 :名無しのプレイヤー

お巡りさんコイツです

925 :名無しのプレイヤー

愛でるくらいなら良いだろww

926 :名無しのプレイヤー

とか言ってすぐ味見するじゃんお前

927 :名無しのプレイヤー

お下品な会話ですこと

928 :名無しのプレイヤー

まぁそうよな。テイム無いなら無くなるかもしれん。でもこれだけの注目度だし、最初なくてもアプデで来るっしょ?

929 :名無しのプレイヤー

ファウナちゃん「ごめ〜ん、待った〜(アプデ)」

930 :名無しのプレイヤー

脳内再生余裕ですわ

931 :名無しのプレイヤー

ファウナちゃんが喋ったところ見た事ねぇ…

932 :名無しのプレイヤー

あの子あんまり喋らないぽいからね。でも普通に喋るぞ

【動画】

933 :名無しのプレイヤー

可愛い。にっこり笑ってるの可愛い。

934 :名無しのプレイヤー

可愛いが白ワンピ着て歩いてるぞ!!!!

935 :名無しのプレイヤー

おはようって言ったら「へいらっしゃい」って言ってる動画見て笑ったわ

936 :名無しのプレイヤー

バグです。

937 :名無しのプレイヤー

バグかぁ。やっぱりNPCなんかな?

938 :名無しのプレイヤー

公式から何も発表ないからな。もう色々出しても良いだろ?ベータも終わったんだからよ

939 :名無しのプレイヤー

まだ何かしらのサプライズがあるんじゃないか?ファウナちゃん関連のな。

940 :名無しのプレイヤー

テイムシステムは無くしても良いからファウナちゃんは無くさないでくれ!!!頼むよ運営!カヤバーン!!

941 :名無しのプレイヤー

今は可愛がってるけど、そのうち詫び石配り要員になったりしそう…

942 :名無しのプレイヤー

ファウナ「メンテ遅れてごめんね?詫び石が良い?それとも私のパンツが良い?」

943 :名無しのプレイヤー

パンツ一択やろ

944 :名無しのプレイヤー

パンツしか勝たん

945 :名無しのプレイヤー

FBIオープンアップ!!!(ドンドンドン‼︎‼︎)

946 :名無しのプレイヤー

俺はノーパン派なんだよ!!!

947 :名無しのプレイヤー

子供パンティをおくれーー!!!(神龍)

948 :名無しのプレイヤー

ファウナちゃんの預かり知らぬ所でどんどん汚されていくww

949 :名無しのプレイヤー

どこのスレもこんなもんなんだよなぁ……

950 :名無しのプレイヤー

ここはマシな方だぞ?



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もうすぐ四千人◯すK氏「……あの少女が………消えた?…………くぁwせdrftgyふじこlp」

コウジロー「壊れちゃったデス」
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