幼女だよ。異世界を巡って自分探しをしてるよ   作:KDAL

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第十二話 私はメガネ派なの!コンタクトレンズとは縁がないままに死ぬの!あ、無理矢理入れようとしないでよ!ちょ、やめt

 

 

 

 

 

お兄さん(無惨さん)と出会ってもうすぐ一年。

 

時が経つのは早いね。歳を取る筈だよ(幼女談)

 

私の見た目何一つ変わってないし、なんなら身長も胸囲も変わらないけど…(血涙)

 

ん?『ろじゃ』とか『ありゅご』の時みたいに発音が悪くないじゃないかって?

 

さっきも言ったけど、一年だよ?一年!一年間も一緒にいたんだから言葉くらい話せるようになるよ。赤ちゃんだってそれだけあれば一人で歩いて積み木で遊んで推しの子のライブ応援に行くんだよ?当然でしょ?

 

それは置いといて、今はお兄さんの家…『無限城』でご厄介になってる。ちょっと!本当に厄介な者を招き入れてしまった……みたいな顔しないでよ!私これでも役に立ってるでしょ?

 

『青い彼岸花』の手掛かりだって一番見つけてるんだよ!その点なら黒死牟さんよりも集めてるもん。日の呼吸を使う剣士の家系だって何人か倒してるんだよ。

 

え?お前人間を殺してるのかって?人間の味方じゃないのかって?

 

待ってよ、殺してないよ!そもそも私は『私』になってから誰一人として人間を殺してない!

 

ろじゃの時も二号達との時も人は殺してないでしょ?何なら小説読み返してきてみてよ(何の話?)

 

この場所でも、鬼殺隊って言うお兄さんを狙う人達は、みんな『戦闘不能』で止めてるんだよ。

 

なんて言ってたかな……そう『全集中』ってやつ。あれの常中が使えなくなるまで弱らせて、利き腕を千切ってるだけだよ!(サイコパス)

 

その後は一切手出ししてません。

 

それでも向かってくる人達もいるけど、どれだけ刃を振っても私には効かないから無視して帰るんだよ。

 

あと、人間の味方って所だけど……少なくともここでは違うかな?うん。私はお兄さん達の味方だよ。

 

人間は嫌いじゃないし、寧ろ大好きだけどね。

 

でも、お兄さん達と先に出会っちゃったもん。

 

もう一年間も一緒なんだよ。それこそ二号達よりも長い付き合いだもん。

 

愛着凄いよ?お兄さんをぎゅ〜っと抱き締められるくらいには好きだよ?前にそれやったら目潰しされた。痛くは無いけど凄く不快だった。おのれお兄さんめ!この一年間で私の去なし方が上手くなってきてるね。

 

私もウカウカしていられないね。さぁ、お兄さん!今度こそ、私の瞳に付けた『無弦の零』の文字を消してもらう条件の戦いに勝ってみせるよ!

 

今度の勝負は何が良い?トランプ?将棋?それとも花札かな?何でも好きなゲームを選ぶと良いよ?今の所七十六戦全負けだけど、きっと次は勝ってみせるからね!

 

……いや、目に付けられた文字は不覚だったよ。私はどんな攻撃にも傷付けられないと思ってた。天狗だったよ。こういう系のは付けられちゃうんだね。

 

あの時の無惨さんの勝ち誇った顔はちょっとイラッとしたよ。思わずビンタしちゃったもん。それで両目が飛んでいったのには笑いました。童磨さんと一緒に笑いました。粛清されたのは童磨さんだけでした。ごめんね(死んではいないよ〜)

 

それと、どうして上弦じゃなくて『無弦』って文字にしたのかと聞いたら『お前みたいな化け物は上弦では当て嵌まらない…』とか言って新しい階級を作ったみたい。失礼だよね。思わずビンタしちゃったもん。歯が入れ歯みたいに飛んでいったのは笑ったよ。童磨さんと一緒に笑ったよ。塵にされたのは童磨さんだけでした。ほんとごめんね(死んではいないよ〜)

 

ん?童磨さん、回復早々何処に行くの?…え、柱が見つかったの?前から狙ってた柱が?態々童磨さんが行くんだから相当な美人さんなんでしょ?なら私も行くよ。見す見す人間は殺させないよ?そんな あからさまに嫌そうな顔しないでよ!私だって板挟みでツラいんだから。そんなに嫌なら私がいなくなってから食べに行けば良かったのに。いつも言ってるでしょ?私の目の届く範囲の人間は殺させないからって。それ以外なら目を瞑るからって。なのに何で今行こうとしたかなぁ…。しまった!みたいな顔してもダメだからね!食べて良いのは腕一本だけ!みんなで納得してそう決めたでしょ?嫌なら入れ替わりの血戦で私に勝って覆してくださいね〜。あ!甘いもので釣ろうとしないでよ!ちょっと決意が揺るぎそうでしょ!!

 

 

 

 

 

---------------

 

 

 

 

 

はい。柱を一人、戦闘不能にしてきたよ。

 

童磨さんが狙うだけあって飛び切りの美人さんだったね。私も思わず見惚れちゃったよ。

 

花みたいに綺麗な剣撃との相乗効果で本当に素敵な人だった。でも、その人の利き手は今童磨さんが持って帰ってきて頬擦りしてる。あの剣撃はもう二度と見られないんだなぁ、ちょっと残念。

 

いつも通り『私の毒』も打ち込んだから全集中も出来なくなったし、柱……いや、剣士としても終わっちゃった訳だね。

 

でもね。死んだらそこまでなんだよ。生きてた者が勝ちなんだもん。お姉さんが死ぬことで誰かがきっと悲しんだと思うよ。……腕を根本から断ち切られた時、遠くの木の影で絶望の表情を浮かべていた、お姉さんそっくりな あの女の子とかね。

 

だから、たくさん ありがとうと思うよ。たくさん ごめんと思うよ。お姉さんを忘れることなんてない。どんな時も心は傍にいる。だからどうか許してね?

 

元・柱だったお姉さんの片腕を嬉々として飲み込む童磨さんを眺めながら、私は頭に浮かんだ誰かの台詞を呟いた。

 

 

 

 

 







花柱「ごめんね…しのぶ。お姉ちゃん、負けちゃった……」

未来の蟲柱「ねぇさん!しっかりして!ねぇさん!!……必ず、必ず仇は取るから!あの男と、側にいた白い子は……私が必ず!!!」

大好きな人が一生消えることの無い傷と不便に葛藤する姿を見せられて憎しみパワーが益々UPしてる女の子の図↑↑↑


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