第?話 人前で話すのって緊張するよね。そんなあなたに耳寄りな情報だよ!手に人を書いて飲むと緊張が解れるんだって!…え、知ってるの!?
子供達の夢の楽園。それはテーマパークだよね。観覧車とか回るカップとか見てるだけで楽しいもん。私もカップに乗ってハンドルをぐるんぐるんしたいんだよ〜
でも、今日はお仕事で来てるから、それはまた別の機会かな。ほら、そろそろ舞台に上がらないと!
隣でプルプル震えてるパートナー……シャイの背を押してステージの中央までパタパタと駆け出す。あ、ちょっと!後ろに隠れようとしないでよ。私の身体は小さいんだから、どうしたって隠れるのは無理でしょ〜
お客さんの入りは上々だね。この後に公開するヒーローショーの前座としてお呼ばれしたんだけど、寧ろ私達が目当てで集まってる人達で殆どだよ。観客席の最前列から最後尾、それも端の端までお客さんでいっぱいだね!……あ、私と同じくらいの子供達が手を振ってる。やっほ〜!
さてと、みんなも私達の声を聞きたいだろうし、そろそろ始めようかな……。
「みんな〜!こ〜んに〜ちわ〜だよ〜〜〜!!!」
予想を遥かに上回る観客に怖気付いてるシャイからマイクを預かって ぴょんぴょん跳ねながら声を上げた。……おぉ!レスポンス良いね。子供も大人も良い返事なんだよ〜
一部からは『シャイニーガール〜ッ!!』と声が聞こえてる。これは私とシャイのチーム名みたいなものなんだよ。私達の名前を合わせた単純なものだけど、すごく気に入ってる。
「今日はハートマンのヒーローショーに来てくれてありがと〜!私も大好きなヒーローなんだよ〜。先週のテレビでやってた悪者集団『アークダー』との戦いはカッコよかったね!今日はそんなハートマンを私達と一緒に応援するんだよ〜!みんなも遠慮なく声援を掛けてあげてね〜〜!!」
私の掛け声と共に会場は大盛り上がり!ノリの良い子供達ばっかりで嬉しい。……何故か幼い子供達の後方には私達の名前と顔写真がプリントされた団扇やペンライトを持った大人も大勢いるのが不思議なんだよ。私達は前座でメインはハートマンなんだけれど、ここをアイドルのコンサート会場と勘違いをしてたりする?
あ、ほらほら、シャイの声を待ってる人もいるんだよ!笑顔で挨拶してあげて〜
まだ震えてるシャイにマイクを返してあげた。頑張って!舞台は私が最高潮に整えてあげたからね。さぁさぁ、心置きなく声を聴かせてあげるんだよ〜!
私のキラキラな眼差しと会場のお客さん達の視線に晒されて、シャイは あわわわ…と声にならない声を溢してる。……もしかして、余計に緊張させちゃってるかな?これは失態なんだよ。まずっちゃったね。
でも、今更マイクを離すことも出来ないシャイは、勇気を振り絞って精一杯の笑顔を作った。うわぁ、歪。すごく歪な笑顔なんだよ。見てると不憫になってきちゃう表情だね。ありゃりゃ、顔だけじゃなく耳まで真っ赤になってる。目に渦巻きも宿しちゃって、かなり限界が近いみたいだね。でも、ここまで来たらやり切るしかないんだよ〜!!
「─── み、みな…、みなさん。こ、こ、こんに…ちわ…ぁ。わ、わたし、は………」
今にも舌を噛みそうな程に しどろもどろになりながら声を押し出そうとしてる。これは本当に場を完璧に仕上げ過ぎてしまったね。お豆腐メンタルのシャイには荷が重過ぎたかも……
「わ、わたし……ヒッ、ヒャイ……でしゅ!」
……あ、噛んだ。噛んじゃったんだよ。涙目になりながらも出した声は か細くて、ボルテージマックスだった会場が シ〜〜〜ンと静まり返っちゃった。これはヤバぁだね。このままじゃ、ハートマンも出るタイミングを逃すかも。でも、ここで終わらせたりしないのが私の役目だもん!すかさずマイクを預かって場を盛り上げ直すよ〜!!
「みんな〜ッ!ヒーローのシャイだよ〜!!今日は私達と一緒にハートマンをいっぱい応援しようね〜〜!!」
ワンテンポ遅れて沈み掛けた会場が再び熱気に包まれる。純白幼女の盛り上げ力を舐めてもらっちゃ困るんだよ〜。……ん?何かなシャイ。え、私達の出番はこれでお終いなの?もう帰っちゃうの?待ってよ、まだハートマンを呼んでないし、みんなと応援もしてないんだよ?あ、引っ張らないで!抱き抱えないで!!私もハートマンのショーを側で観たいんだよ〜〜!!!
シャイの小脇に抱えられてジタバタと足掻きながらステージの外へと捌けて行く私達の姿で会場は賑やかな笑い声に包まれたんだよ〜。うぅ、ハートマンと記念撮影がしたかったよぉ……
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「うぷ……おぇぇぇ………」
控え室に逃げるように飛び込んだシャイは、そのままゴミ箱を抱き締めてヒーローからゲロインにジョブチェンジしちゃった。ごめんね。折角お呼ばれしたから、盛り上げなきゃって思っちゃって……
「い、いえ……私が緊張しちゃったから……寧ろ『ニコちゃん』の頑張りを無駄にして……、ごめんなさ……うっぷ」
床にペタンと座ったまま片手でゴミ箱を、もう片方で口を抑えるシャイ。私は楽しいばっかりだったけど、シャイの事を忘れて はしゃぎ過ぎちゃった。いつもの悪い癖なんだよ…。
『シャイは相変わらずだな。もっと人目に慣れないと』
あ、エビオさんだ。さっきは電車で起こしてくれてありがとね。あのままだと私達は降りる駅を越えちゃう所だったよ。シャイ……テルは緊張で放心状態だったし、私はテルの膝枕でスヤスヤ寝てたからね。
『やれやれ、どうして君達はこんなにも対象的なんだろうな。だからこそ良いコンビとも取れるかも知れないが……』
そうだね。全く反対の性格だもん。第一村人として出会った時からテルはこんな感じだったんだよ。恥ずかしがり屋さんだから、私が隣で付いててあげないとね。いつも あぅあぅ 言うばっかりで話が前に進まないんだもん。感性が違うのは良いことだけど、ここまで真反対だと空回ることも多くて大変なんだよ。その分楽しいことも いっぱいあるんだけどね〜
「うぅ……私は別に目立たなくて良いから、そういうのは全部お任せしたいです」
それはダメだよ!私はシャイを推したいんだもん!今の所 私の方が注目度が高いけれど、本来はシャイが日本のヒーローで主役なんだよ。私はあくまでもその補佐役だからね?エビオさんと
シャイが『武道館は違うと思う…』と、呟きながらゴミ箱から手を離した瞬間、耳に劈く嫌なブレーキ音と悲鳴が届いた。……何の音だろう?シャイ、行ってみるんだよ!
今の今までゲロインだった筈のシャイはスイッチを切り替えたみたいに、ヒーローとしての顔になった。流石だね。それでこそ私の大好きなシャイなんだよ!
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うわぁ……ジェットコースターの車体が一回転するループの上で止まってる。乗ってる人が逆さまになってるんだよ。あのままだと頭に血が上っちゃう。
シャイも同じ光景を目の当たりにして駆け出した。走る前に一瞬アイコンタクトでお互いの意思を確認し合ってね。……え?そんなことで伝わるのかって?当たり前だよ。私達の付き合いはそれなりに長いからね。テルが『シャイ』になる前からの仲だもん。エビオさんよりも長いんだよ!
右手をコースターの上に翳して、ぎゅっと握り込む。私の姿は地面から掻き消えて、次の瞬間には裏返った車体の上に出た。みんな〜助けに来たんだよ〜
私の声を聞いた人達が安堵と困惑の声を上げてる。姿が見えてないからだよね。その位置からじゃ見えないから仕方がないかな。
私の声が聞こえてる人達に、手を車体の外に伸ばすようにお願いする。その手を触って一人ずつ『
少し遅れてコースターに飛び移ったシャイにお互いの役割分担を簡単に説明したよ。シャイは子供と親御さん。私は大人や学生さんを優先して運び出すんだよ。
シャイは子供を抱えて背中のジェットで地面に降下と上昇を繰り返して、私は車外に手を伸ばした人の手を取って宙渡りで地面に瞬間移動。
事故の異音を聞き付けて野次馬さんが集まってるね。これはシャイの人気を上げる絶好のチャンスだよ。スマホで動画を取ってる人もたくさんだし、今日の夕刊の見出しは決まりだね!シャイの活躍が表紙を飾る未来が見える見えるだよ〜
ふふふ…と推しのヒーローが新聞に写る姿を妄想して笑みを浮かべた時、バキン‼︎と何かが弾ける金属音が響いた。
丁度 小太りなおじさんを宙渡りで地面に助け下ろしていた私はコースターを仰ぎ見て驚いたんだよ。だって車体が逆走してるんだもん!ギャリギャリ鼓膜を刺激する嫌な音を立てながら走り落ちるコースター。うわっ!よく見たら、まだ女の子が一人取り残されたままなんだよ!早く助けないと!!
右手をコースターに向けて ぎゅっと握───あ、ちょっと、おじさん離してよ!何で私の腰に両手を回してるのかな?おじさんはもう安全なんだから、手を離してよ!どうして純白幼女の白ワンピに顔を埋めてハスハスしてるのかな!?これじゃ、宙渡りが出来ないんだよ!!…ぐぬぬ、ダメだ。このおじさん
幼女成分の過剰摂取で変態紳士に昇華したおじさんに阻まれた私の代わりにシャイがコースターに向かった。いや、既に向かってたね。背中のジェットパックがすごい勢いで火を噴いてる。
華奢な外見からじゃ信じられないパワフルな力で落ちてきた車体を何とかキャッチした。ふぅ、一安心なんだよ。見たか!これが日本を代表するヒーローのシャイなんだよ!!
私に掴まるおじさんを引き剥がして、車体に残されてた女の子とシャイの下にパタパタと駆け出す。みんなからの賞賛が待ち遠しいね。
ん?シャイ、どうしたのかな?何で立ったまま固まって………あぁ、これはヤバぁだね。
───目を向けた先、そこには頭と鼻から血を流す女の子がいたんだよ。
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世間は冷たくて残酷だね。あのコースターの事故はその原因じゃなくて、怪我人を出したシャイにスポットライトが当てられて違う方向に盛り上がる結果になってる。
どうして助けた人が批難されるのかな?あのままシャイが見て見ぬふりでもしてたら怪我人どころか死んでた人がいたかも知れないんだよ?ふざけないでほしい。責任の矛先をシャイに向けるなんて信じられないんだよ!
テルはあの後
もういっそのこと各メディアを一社ずつ潰して回ってあげようかな?私ならそのくらい余裕で熟せちゃうんだよ。そのくらいしないとマスゴミは立場を理解しないんだから!……むぎゅっ!?エビオさんの手刀が頭に落とされちゃった。わかってるよ〜冗談だよ。そのくらいの悪態は吐かせてよ。シャイを悪く言われて私も怒ってるんだからね。
あ、テルのお母さんが買い物に行ってくるって。行ってらっしゃ〜い。今夜はハンバーグが良いんだよ〜!……あ、言ってなかったけど、私はテルの家でご厄介になってる。え?どうしてそんな事が許されてるのかって?そこは万能な『左手』の力で ちょちょいとね。人の記憶なんて曖昧なものだもん。いつの間にか娘がもう一人増えてても気にならないようにしたんだよ〜
次いでに言うと、私は今『転心』してる。テルが持ってるのと同じ腕輪タイプの変身アイテムを使ってね。普段の私って白髪赤目幼女だから目立つでしょ?だから、転心することで見た目をこの世界の人に合わせてるんだよ。転心後は黒髪黒目に黒ワンピースなの。いつもの私と真逆だね。スマブラの2Pカラーみたいな感じかな?
色は変わったけど、外見は同じだからバレちゃうんじゃないかと心配してたんだけれど、そこら辺の微調整は未知なるパワーで認識をズラしてるとか何とかエビオさんは言ってた。科学の力ってスゲぇ〜だよ
あ、近くの交差点でトラックの横転事故が起きたってエビオさんが言ってる。テルに伝えるって話してるけど、今はまだダメなんじゃないかな。もう少し気持ちの整理が付くのを待ってあげた方が良いと思うんだよ。ありゃりゃ、エビオさん行っちゃった。……このままシャイの悪口を言う報道を見てても面白くないし、私も日課の『私探し』をしに出掛けようかな。
───純白幼女が家を出た頃、テルの部屋が急に騒がしく、同時にお酒臭くなるのだが、それにニコは気が付くことはなかった。
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アレから更に数日が経った。相変わらずテルは転心出来ないままなんだよ。こういうのは時間が解決してくれるからね。テルのペースでのんびり立ち直るのを待つことにしよう。
なんて思いながら ぶらぶらと街を散策してたら、急にサイレン音が聞こえたんだよ。何かと思って駆け付けてみたら大きな火災が起きてた。ホテルがメラメラと燃えがってるんだよ!
まだ中に取り残された人が居るって周りの人が騒いでるね。レスキュー隊も消防も到着してるけど、火の勢いが強くて踏み込めないみたい。
どうしよう。私はあくまでシャイのサポート役だから、一人で助けに行く訳にはいかないんだよ。 テルはまだシャイに転心出来ないし、困ったね……。
ダメ元でテルに電話しようとスマホを取り出す直前、近くの建物の陰で震えてるテルが目に入った。私と同じく外出してたんだね。これまた同じく騒ぎにも気が付いて駆け付けた感じかな?
近付いてみたけど、やっぱり転心は出来ないみたい。手首に嵌めた転心リングを火打石みたいにカチカチ鳴らしてるけど、それだけだもん。何にも起きないんだよ。
「……あ、ニコちゃん。やっぱり、私ダメです。私は何にも出来ません。それに転心したって、また余計なお世話になるだけで……」
私に気が付いたテルは涙をポロポロと溢しながら膝を抱えて縮こまっちゃった。
……余計なお世話かぁ。ねぇテル。テルには私がたくさんの世界を渡り歩いてるって話をしてたけど、その中の世界に、この世界とよく似た場所があったんだよ。
同じ地球で、同じ日本で、同じヒーロー達が悪者と戦ってる世界。その世界の日本を代表するヒーローが言ってたんだよ。……余計なお世話は、ヒーローの本質なんだって。
俯いてた顔を少し上げてくれた。相変わらず涙で くしゃくしゃだけど、それでも顔を私に向けてくれた。
そのヒーローは笑顔が特徴的で、彼が来てくれただけで、周囲は安心感に包まれるの。───もう大丈夫! 何故って? 私が来た!……そう言って み〜んな助けちゃうんだよ。
「……すごいヒーローなんですね。同じ日本のヒーローなのに……私なんかとは、全然違います」
同じだよ。テルとそのヒーローに違いなんて無いんだよ。だって、二人の思ってることは寸分違わず重なり合ってるんだもん。誰かを助けたいって気持ち。特別な力の有無じゃなくて、そう思える心がヒーローに不可欠な要素なんだよ。
誰かが助けを求めてた時、身体が勝手に動いたんだって、ヒーローはみんなそう言うんだよ。テルだって、さっき転身しようとしてたでしょ?もうダメだって、無駄だって心から思ってたなら、そんなことしない筈だよね?
「………わたし───」
シャイの心が揺れ動いた時、ドッカーンって爆発が響いた。ホテルの壁が爆発した音だ。野次馬してた人達に壁面が瓦礫になって降ってくるんだよ!
流石にこれは見過ごせないね。転心を解いていつもの純白幼女に戻った。すかさず宙渡りで瓦礫に飛んだ私は、それを不死身パンチで思いっきり殴り付けたんだよ。一見、余計バラバラになって被害が広がりそうだけど、強過ぎる一撃は細かい亀裂を伝播させて、文字通り瓦礫を粉々にした。一番大きな瓦礫でも小指の先くらいになったから、問題無しなんだよ。
シュタッ!と、着地した私の姿に野次馬さん達は大興奮。こらこら、見せ物じゃないんだよ!見るならシャイを見て欲しい。私はサポート役のモブなんだからね。ほら、危ないからもっと下がった位置で野次馬ってほしいんだよ〜
本当はシャイに活躍して欲しかったけど、今のは一刻を争ったからね。仕方がないんだよ。…あれ?一部の人がこっちじゃなくて別の方を見てるね。
……あぁ、やっぱりシャイは ちゃんとヒーローなんだよ!
───近くの男の子に向かって落ちてきた別の瓦礫。それから身を挺して守った
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転身して男の子を助けたシャイと一緒に、ホテルで逃げ遅れた親子を救出したんだよ!無事に病院に送られたって。良かったね!
……え?見所が描写されてないじゃないかって?だってアニメと同じ展開なんだよ。細かく書いてもグダッちゃうだけでしょ?なんなら私の宙渡りで苦もなく救出しちゃったんだよ。
……アニメって何の話かな?これは現実のことなのに、どうしてそう思ったんだろ??
私が頭上に『?』を浮かばせてたら、空間を割ってペペシャさんが来た。火災の知らせを受けて来てくれたんだね。でも残念。シャイと私の活躍で既に解決した後なんだよ。夕刊の見出しは渡さないからね〜
あ、ちょっ、ペペシャさん抱き付かないでよ!頬っぺた スリスリは好きだけど、口がお酒臭いんだよ〜!ぷんぷん臭ってくるもん!ねぇ、離してってば〜!もうッ ペペシャさん嫌いッ!!!
猫が飼い主を拒絶するみたいに両手で突っ張っても離してくれないから、強めに嫌いって言っちゃった。ガーーーン‼︎‼︎って擬音が浮かんだペペシャさんは、その場にしゃがみ込んで落ち込んでる。シャイが慰めてるけど、偶には強めに言わないと分かってくれないからね。今日はペペシャさん反省!(反省猿風)
しばらくして立ち直ったペペシャさんから『宇宙に行きましょう』とよく分からないことを言われた。宇宙って、お空の宇宙のことだよね?ロケットとか用意してあるの?ナチスの科学力は世界一だもんね!そのくらい おちゃのこさいさい なんだろうね。……あ、ペペシャさんはロシアのヒーローだった。
ふよんふよん したワープ空間に入る私達を街の人や消防隊が感謝の声と共に見送ってくれてる。それに手を振って応えながら、私達はヒーローの統括をしてる人が待つ宇宙へと飛んだんだよ!
───ここから私とシャイのヒーロー活動は更に熱く激しく混沌に満ちたドロドロの物語になるのかな?楽しみ!これからも頑張ろうね、シャイ!!……え?そんな悪目立ちしそうな目には会いたくない?ションボリなんだよ〜