おはよう。朝です。ちょっと昼に食い込み気味の朝です。
昨日は大変だった。軽い気持ちで洞窟とか行くもんじゃないね。好奇心は猫をも殺すだね。……実際に死んだのはオオカミだったけど。
良い子は絶対に一人と一匹では洞窟に潜らないように!おっきな二足歩行の犬に首チョンパされるよ?白幼女との約束だからね!
両手を伸び〜〜ってする。これすごく気持ちいい。朝の一回コッキリだけど、だからこそ気持ちがいいんだよ。
ペロリ…と、何かが頬を舐めた。ん?お〜よしよしおはよう。夜は冷えたけど『みんな』のお陰で快適な朝を迎えられたよ。
私が起きたのを感じ取ったのか、みんなも次々に目を開けた。そして目覚めの一舐めって感じでぺろぺろりん。
前から左右から後ろから、舐め舐めの舌技をお見舞いされる。ぐぬぬ、やるな!これは敵わないよ。即堕ち待ったなしだね。
木漏れ日が差す大きな木の下からノソノソと這い出ると、私の後ろをみんなが追従してくる。
あ、まだ紹介してなかったね。では、改めて紹介するよ!
みんなにお座りを命じると、綺麗な列になってその場に待機した。
左から、おーちゃん二号、三号、四号、五号、六号だよ。よろしくね!
え?昨日あんなに心を打たれる事態になったのに、その日のうちに同種のオオカミを五匹も手籠にしたのかって?鬼メンタル過ぎないかって?
いやね、わかるよ。その気持ちはわかる。
初代おーちゃんは私の不注意で天に召された訳だしね。思うところが無い訳じゃないんだよ?
でもさ、残された者がいつまでもしょぼくれてたら散っていった初代が報われないでしょ?
辛くても悲しくても惨めでも、それでも明日はやって来るんだよ?
なら、前向きに生きないとね。それが生き残った者の責務だよ。初代おーちゃんの分まで私は二号達を可愛がるし、抱え切れないモフモフに心身を癒されたいんだよ(本音ダダ漏れ)
さてと、今日はどこに行こうかな?
昨日アイツを倒した後、その後ろの大扉が勝手に開いたし、その先に行ってみようかな?
言うが早いか、私は二号の背に跨り、下手くそな口笛で出発を告げる。
初代と同じ速さで掛ける二号の後ろから扇形に三号達も追従する。おぉ、カッコいい!
それと、さっきまで寝ていた木の上から、何かの羽ばたく音が聞こえ始める。
その正体はすぐにわかるよ。…ほら見えた、あの子達だ!
大きな黄色い蜂。全部で三匹。名前は『はーちゃん一号〜三号』だよ!
いや、昨日あの後、鬱々しながら帰ってたら空気を読まずに三匹が突っ込んで来てね?黄金の左手で軽く弾いたんだけど、視界端にメーターがみょんみょん伸びてね?気が付いたらこの様なんだよ。テヘペロなんだよ?(死語)
さてと、陸空を制した私達を止められる輩はいない。野原も洞窟もチョチョイと駆け抜けて昨日の部屋まで辿り着いた。仮に『ボス部屋』とでも呼ぼうかな?今は元・ボス部屋だけどね。
よーし、じゃあ扉を抜けてその奥へと進もう!今の私には頼もしい仲間達が付いてるんだ!何が来ても返り討ちにしてあげるよ〜!…………て、あれ?
まだ見ぬ強敵が待つ(知らないけど)であろう扉を抜けようとした瞬間。……世界が止まった。
なにこれ?動けないよ?みんなも…ダメだね。固まってる。
左手は…あぁ、ダメだ。光らない。何も出来ない。どうなってるのこれ?
ま、待って…なんか眠い。すごく眠たくなってきた。力使ってないのに、どうして眠ーーーーーー
閉じた。世界が閉じた。違う、直されてる。そう感じる。リセットと言うか、バージョンアップというか…何だろう。なんだろうそれは?またよくわからない言葉を思い出してる……あぁ、眠いよ………
『ーーーーーーシステム再起動……完了。ベータテストを開始します。』
ーーーーーーーーー
なんだろう…?
草の匂いと水の匂い…風が集まって…なんだろう?
目を開けると、そこには満天の………いや、もういいってば!
普通に昼だし!太陽見えてるから!何度目かなこのデジャブは!?
バサっと体を起こして誰もいないのに愚痴を溢す。この場所に来た時と同じ草原だ。
どうしたんだろう?さっきまでボス部屋に居たのに、急に意識が途切れてココにいた。
あれ?みんなは?もしかして、私だけここに飛ばされたの……なんでかな?
ならすぐに戻らないと。私が消えて、みんなも心配してる筈だ。
山の洞窟がある方角に手を翳して瞬間移動しようとした時、耳に聞いたことのない音が響いた。……鐘だ。鐘の音。リンゴンリンゴンと重厚な音色を響かせてる。
音の正体を探ってキョロキョロしてると、それは街の方角からだと悟った。……もしかしたら。
すぐに狙いを街の大門に定めて、掌を握った。
視界が一変して、街の大扉の真下に移動する。
すると、そこは前に来た時と比べるまでもなく、大きな賑わいを見せていた。
人だ!こんなに沢山いる!
四方八方が人。人。人だらけだよ。
今までどこに隠れていたのかと思う程の大勢の人だ。やっと人が出てきてくれたよ。
はッ!でも、待ってよ。確かこの辺の人達はみんな死んだ目で一点を見つめる変人ばかりだ。
この人たちもそうかも知れない…。
恐る恐る近くを通った女の人に話をしてみた。言葉は通じないだろうけど、取り敢えず『こんにちわ』と言ってみる。
……うん。通じてないね。首を傾げてる。でも、ちゃんと目が合ってる!それに人間らしい仕草も交えてる。やったー!
まともな人達に会えた!それに、よく見たらぷるんぷるんしてた場所にもこの人達入ってるし、街全体が解放されたみたいだ。探索の幅が何倍にも広がったよ!
ん?なになに?この女の人すごい はしゃいでる。私の手を取ったり頬っぺをムニムニしてくる。擽ったいよ〜
今度は結晶みたいなのを取り出した。綺麗だね…って何処から出したの?空気中にふわっと出現したんだけど?
なんて言葉も通じてないみたいで、その人は私とピッタリくっ付くと指でVサインを作りながら『パシャパシャ』と音のする結晶に笑顔を向けている。
なにこれ なにこれ なにこれ???
未知だ。私の大好きな未知が溢れてるよ!このパシャパシャ音も不思議と懐かしく感じる。無くした記憶にハマるピースかも知れない。
女の人は満足したのか、最後に私をぎゅーっと抱きしめた後、手をひらひらさせて去っていった。もちろん、私も振り返したよ。そのくらいの意味はわかるしね。
何はともあれ、街の探索範囲が広がったから、全て回ってみよう。これから楽しく、そして忙しくなるぞ〜!
「お〜ッ!」と、声を上げて天に片手を掲げる。何人かノリの良い人達が真似してくれた。嬉しい。
……あれ?何か忘れてるような……まぁ良いかな?
〜とあるネットの掲示板〜
405:名無しのプレイヤー
キャラメイクって無駄に時間掛けちゃうよな
406:名無しのプレイヤー
わかる
407:名無しのプレイヤー
わかる
408:名無しのプレイヤー
ボインのお姉ちゃんにするの大変だった
409:名無しのプレイヤー
俺も自分の顔に似せるの大変だった
410:名無しのプレイヤー
何でゲームで男の顔とケツなんて見ないといけないんですかねぇ
411 :名無しのプレイヤー
>>410
誰が男だと言った?
412 :名無しのプレイヤー
ガダッ
413 :名無しのプレイヤー
なん…だと…
414 :名無しのプレイヤー
お主…女子であったか…
415 :名無しのプレイヤー
自撮り送って
416 :名無しのプレイヤー
直球だなw
417 :名無しのプレイヤー
てか、SAOのベータテストってもう始まってるのか?
418 :名無しのプレイヤー
またネカマに騙されてる哀れな人がいるよ…
419 :名無しのプレイヤー
ベータテスト始まってもう3時間は経ってるな
420 :名無しのプレイヤー
さっき開始と同時にインして来た。くっそ可愛いロリっ子とのツーショット
【画像】
421 :名無しのプレイヤー
きゃわわわわ!!!
422 :名無しのプレイヤー
くっそ可愛い!!!!!一緒に写ってるお姉さんも可愛い
423 :名無しのプレイヤー
純白長髪赤目ロリっ子とは王道な!!!
424: :名無しのプレイヤー
だが、そこが良いだろ?
425 :名無しのプレイヤー
良いよな。白ロリっ子
426 :名無しのプレイヤー
SAOってこんなロリのキャラメイクも出来るんだ
427 :名無しのプレイヤー
いや、ベータだと子供のキャラメイクは出来ないぞ
428 :名無しのプレイヤー
>>427
出来とるやろがい
429 :名無しのプレイヤー
このロリはプレイヤーじゃなくてNPCよ。プレイヤーアイコン無いじゃん
430 :名無しのプレイヤー
プレイヤーアイコン?
431 :名無しのプレイヤー
なんぞ それ?
432 :名無しのプレイヤー
ロリと映ってる俺の頭の上にあるだろ?
433 :名無しのプレイヤー
緑のクリスタルみたいなの?
434 :名無しのプレイヤー
それがアイコン。プレイヤーを意味するシンボルだな
435:名無しのプレイヤー
>>432
待て、俺だと?
436:名無しのプレイヤー
>>432
ネカマであったか
437:名無しのプレイヤー
>>432
知ってた
438 :名無しのプレイヤー
今のご時世 女の子がネカマじゃないと思ってはならない
439 :名無しのプレイヤー
正直言ってNPCでもこれだけ可愛いなら俺はログインするぜ
440:名無しのプレイヤー
>>439
でもお前ベータテスターじゃねぇじゃん
441:名無しのプレイヤー
てかテスターって千人だけだろ。普通にレアな存在だな。色々質問して良いか?
442 :名無しのプレイヤー
いいなぁ。俺も家族と親戚全員の名義で当選狙ったけど外れたわ
443 :名無しのプレイヤー
>>442
チート良くない
444:名無しのプレイヤー
テスターからどんどん画像うぷされてるし、そっち見に行くわー