東方闘技場   作:ゆっくり無色饅頭

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死季影輝さんの東方天魔録より平野零侍さんが
こちらは
*「々<☆♪€<「]^=[→より???だ

=<error>
闘技場内 に 正体不明 の 物 が 入り込みました
システムエラー システムエラー システムエラー システム……

次元神 の リミッター は 解除 されました
内部データ を 送り先 ??? に コピー します
実行← キャンセル
データ 移行 開始 ……


ゴング13

妖神人は闘技場内で相手を待っていた。平野零侍を待っていた。ただじっとしていた。闘技場に異常が起きたのはその時。世界から遮断されたこの場所に何かが入り込んできた。その何かが神人の前に現れた。それは黒い球体で、いきなりパッと現れたのだ。謎の黒い球体はふよふよと浮かぶだけでなにもしてこない。しかし、延々と目の前を飛ばれると鬱陶しくなる。

 

「……邪魔だな。斬るか。」

 

神威を球体に向かって振りおろしたその時。球体が炸裂し、黒い何かが神人にまとわりついた。その黒い物の正体は世界の悪意。『絶対悪』と呼ばれる物だ。

彼の髪は半分が黒、半分が元の白で、服装も白と黒のコントラストのコートのような物に変わり、肩の上に白と黒の手の形をしたビットが浮いていて、なおかつ神威は形を変え、発射口のついた銃剣『イビルネス』に姿を変えていた。

 

「……!」

「うわぁぁぁぁ!」

 

平野零侍が落下してきた。どうやら例のごとくあの落とし穴を食らったらしい。支配人がいつもの場所に付き、ゴングを鳴らそうとしたその時、神人?は自分でレーザーを放ってゴングを鳴らした。

 

……ーーグワァァン!

 

「ちょ、数少ない仕事を取らないでくれよ。」

「うるさい、早く力を試したいんだよ。」

「な、なんだ!?こいつ、様子が変じゃないか!?」

「死ね、ギガレイズ。」

 

ズァァッ!と、空を切り裂く灰色の極太レーザーが、零侍を襲う。しかし、間一髪かわすことに成功した。レーザーの後が焼けこげて更にはガラス状になっているため、当たったらどうなるかなど想像したくもない。

 

「いきなり大技かますじゃないか、正月の時と感じが違うし……本当にどうした?」

「どうでもいい。貴様を殺せればな。」

「っ!人邪剣!」

 

なぜ急に人邪剣を使ったのか。それはビットが片方消えて居たのに気が付き、咄嗟に防御をしたからだ。コンマ一秒ズレていたら決まって居たかもしれないほど容赦のない一撃。流石に支配人も異常に気が付いた。リミッターがかかっていない。寧ろ、リミッターが反応していない。

 

「どうゆう事だ……まさか……ッ!アマツ様に報告しなければ!」

 

闘技場の奥に支配人は戻っていった。理由は『絶対悪』が紛れ込んだという報告のため。その間も戦いは続く。

人邪剣と妖聖剣を構え、絶対悪に突っ込んでいく。しかし、またもや発射口をこちらに向けてきた。

 

「ギガレイズ。」

「またかッ!クソ!」

「ギガレイズ、ギガレイズ、ギガレイズ」

「チャージなしで何発もデカイの撃ちやがるなんて……これじゃ近寄れない!やるしかないか」

 

神妖の姿に変わり、瞬間移動し限界まで近づいた。これで勝負は決まったはずだった。しかし、ビットに付いた目がギョロリとこちらを睨んでいたのだ。

 

「スモールレーザー」

「うわっ!くっ、ピンポイントで攻撃も出来るのかよ!」

「いくら貴様が速かろうと、時を止めれば無駄なこと。オールオーバー……」

 

その時だ、時が止まる前に零侍は気がついた。ビットは攻撃時以外は目を守っていることに。すかさずビットの目に向かって人邪剣を投げた。しかし、当たる寸前で時を止められてしまい、失敗に終わった。

 

「ザ・ワールド。さて、死刑執行だ。」

 

神人が時を止めた間に直接攻撃は出来ない。しかし、スレスレで全体から攻撃された場合、解除後に避ける術がない。絶対悪は零侍の周りをギガレイズの雨で覆った。完全に殺す気でいる。完全に止まった時のせいで、零侍は動く事すら出来ない。単に遅くした訳でなく、直接止めているのだ。

 

「そして時は理のままに。」

時が元に戻り、ギガレイズの雨が零侍を襲う。が、これまた瞬間移動しかわした。ちなみにさっきから一度も零侍は次元神力を使えていない。理由はこうだ。次元神力とは、体質に合わなければ体に留められない。つまり霧散している。だから全くと言っていい程次元神力を扱えていないのだ。コピー出来ていない訳でもない。しかし使えない。次元神の力は世界に同じ力を使える奴が居る時、最初にいた方が優先される。片方は使えない。違う力ならまだしも、コピーを使うのは同じ力とみなされ使えないのだ。

 

「戸惑っているな。世界の真理(ルール)には次元神も逆らえぬ。それを破るのは何人たりとも不可能だ、ワールド・リ・スタート!」

「っ!?なんだこれ!」

 

黒い瘴気が辺りに満される。それだけだが、不安を煽るような瘴気は恐ろしい兵器に早変わりする。

 

幻現(ホロリアル)覚醒技神王帝『ゼウス・エンペラー』ッ!」

「ほう……なかなかのパワー。」

 

使ったのは幻現(ホロリアル)。全ての世界の頂点の力。彼の力は剣の力を具現化または幻化し、物理ダメージを与える事が出来る霧のような物だ。発射した攻撃は当たったがいささか効いてないように見える。

 

「ワールド・エンド」

「グァァァァ!!」

 

瘴気が爆発し、神妖の姿になっている零侍にダメージが入る。零侍には先程の幻現(ホロリアル)が効かなかったのが理解出来なかった。

 

「絶対悪の瘴気が同じ性質を持っている。そう説明すれば分かるかな?フハハハハ!」

「そうゆう事か……!絶対悪、お前は幻現(ホロリアル)を使えるな!」

「違うし……俺を使っていた奴の名は次元邪神イビルオンという過去に消滅した次元神。アマツの力により消されたのさ!だぁがしかし!我が主イビルオンは最後に邪の塊を作り出した!それはあらゆる世界で動き回り、学習し、同じ性質を得た!それが俺だ……」

 

つまり、性質を付け足し付け足し、出来上がって居るのが絶対悪。この世の悪の限りを尽くすため、あらゆる力を得たというのだ。

 

「だとしても、幻現(ホロリアル)が効くのは当たりだがな。あれはよく分からん。性質を知っても、そこから先がどうもな……」

「防御が出来ないのか……?だとしたら今なら瘴気がない!今度こそ喰らえ!」

「おおっと?させると思うか?」

 

零侍の目の前に絶対悪神人の掌が迫り、顔面を掴まれた。そしてそのまま力が溜まっていく。ドス黒い悪のエネルギーが右手に集まる。

 

「消し飛べ。イビルノヴァ!」

「グァァァァァァ!!?」

 

そのまま零侍は膝から崩れ落ち、元の姿に戻ってしまった。絶対悪神人は高笑いしながらイビルネスを空中に突き刺し、違う世界に移動した。零侍はその後、アマツの能力により回復した。しかし、闘技場のプログラムがめちゃくちゃに荒らされている状態で戦いをしたお陰で、零侍は最後に消し飛ぶ事が無かったのは幸いだった。

 

「ワールド・ラグが起きて助かりましたね。無ければあなたは私自身だけで回復出来なかったでしょうから。」

「なんか……変な感じがするんだが。」

「瘴気にやられたのでしょう。しばらくすれば治るので、大丈夫です。」

 

零侍を元の世界に返し、アマツは絶対悪を追っていった。残された支配人は荒れた闘技場を見て一人つぶやいたそうだ。

 

「片付け、俺一人でやるんすか?アマツ様……」

 

 




こちらのキャラのスコア

勝ち 4

引き分け 3

負け 8

闘技場起動率 ???%


データ を 復帰中……
闘技場プログラム を 再試行……
=<error>
不明なデータが ☆〒$○>件存在します。
不明なデータ 1 を 起動 します。

時空間転移座標ーー設定。
転移します。
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