白河の濁り 田代玄番放蕩録   作:北部九州在住

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Twitterにのせていたもののコピペと加筆
作者用


プロット

 何で松平定信が目の敵にするかというと、綱紀粛正と財政再建が寛政の改革のテーマとなるのだが、緊縮財政だけで財政再建は成し遂げられず、埋蔵金として田沼時代に田沼意次に流れていた賄賂に目をつけた。

 その賄賂の隠し場所が吉原という訳。

 

 綱紀粛正で目の敵にされるのが分かっていた吉原は当然松平定信への協力を拒み、田代玄蕃を匿う事に。調べると母の田代氏の資料もないので、ここをでっちあげて、吉原の大夫が零細武家に養子に入って田沼意次の側室にという流れというのもありである。

そうなると、田代玄蕃は吉原の子でもある訳だ。

 

 で、この時期の将軍徳川家斉は子だくさんで有名で多くの子供を作ったが、その大奥に送り込む女子たちにその手の手管を教えていたのが吉原という事にすれば、大奥と将軍家斉が松平定信と対立する導火線ができるんだよな。

 

 じゃあ、田代玄番はどうして吉原に居続けているのか?

 出たら殺されるのは当然として、遊んでいて金が無くなったから太鼓持ちとして金を返すために吉原に住み込んでいるという設定。実際は対松平定信の吉原側の切り札なのだが。

 

 結局、松平定信の改革は6年で頓挫。田代玄番の復権はそれから更に数年経ってからとなる。

 末期養子として田沼家本家の家督を継いで将軍家斉にお目見え。若年寄や側用人にまで出世し、旧領相良に復帰したのである。

 家斉の側近としては吉原で培った太鼓持ちが大いに役立ったと思うと楽しいものである。

 

 当然、こんな経歴だから剣が優れている訳でもなく、口八丁手八丁。ついでに吉原の寝技にて松平定信の刺客(もちろん御庭番のくノ一)というスポーツ紙の官能時代小説系。睦月影郎先生あたりの小説文体をベースに作るかなと考えている。

 

 

 

 

 ここからが加筆部分

 『栄華物語』(山本周五郎 新潮文庫)を確認しながら、一つ大きなポイントになりそうなのが若年寄田沼意知の暗殺事件。

 田沼派没落のきっかけとなっり、松平定信台頭のきっかけとなったこの事件を過去の因縁として松平定信につきつける形にする。

 

 松平定信失脚後も彼の派閥は力を持ち続けたので、それを踏まえて将軍徳川家斉のお目見えは吉原で記録に残さぬ形で行う。

 手引きをしたのは水野忠成。

 彼の物語時間での立ち位置を再確認する事。

 

 物語開始時間はひとまず不明。

 ただクライマックスは1793年(寛政5)7月の松平定信の老中ならびに将軍補佐役辞職に合わせる事。

 

 物語の方向は田代玄蕃に襲い掛かる刺客を彼が吉原の中でいかにさばいていくかになる。

 本にする分量10万字を基本に、3000字×36話構成。

 起承転結で、一章9話×3000字=27000字

 

起 吉原の田代玄蕃の日常

承 刺客と揺らぐ寛政の改革

転 松平定信失脚と田代玄蕃

結 田代玄蕃から田沼意正へ

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