Dead hazard  Revelations   作:カレー将軍

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すいません、やばいぐらい遅くなりました。
あんまり文字数増えてないけど見てください。


CHAPTER3

「不気味ね・・・」

 

クイーン・ゼノビアに潜入して一時間。

階段を音を立てないように静かに歩きながら呟く。

この閉塞感、このどろどろとした空気。あのバイオハザードが起きた館を歩いてるようだった。何年前だっただろうか?

あの館の事と、ラクーンシティの事は絶対に忘れることはないだろう。そして今回の事も。

 

ふと気がつくといつの間にか登りきっていたようだ。

 

「今に集中しなきゃ」

 

昔の事ばっかり考えてても仕方ない。進まなければ。

扉を開き歩いて行く。今の目的はまず監禁されていたクリスがいる部屋の鍵を探すこと、それと今回のウイルスのこと。ゾンビではなく新型のB・O・Wを生み出しているのか?そうだとしたら今回のバイオハザードはとても厄介になるだろう。

あのB・O・Wはしぶとく、ゾンビと違い頭を何回か撃たなければ簡単に死なない。感染力がどれほどのものか分からないがもしTウィルス並の感染力で、ラクーンシティのような大規模な街にばらまかれてしまったら、ラクーンシティ以上のバイオハザードが起きるだろう。

 

そんな恐ろしい事を考えながらまた階段を登って行く。

登りきり、通路に出る。一定間隔につけられた窓。右に扉と色々な箱が無造作に置かれていて、それはバリケードのように見えた。右は行き止まりで、銃弾が入った箱が二つ置いてあった。それを取りバッグに入れておく。

そして左にある扉へと歩き開いた。

二段ベッドが右と左に置いてある。奥には洗面台があり吹き出す水の音が聞こえてくる。

警戒しながら奥へと進んでいく。

どうやらシャワールームのようだ。シャワーの個室がいくつかあり、その奥から二つ目の個室からシャワーが流され続けていた。

奥へと進んでいく。シャワーに当たらぬように奥から二つの個室を抜けようとしたその時、

 

 

            もう一つ奥の個室からB.O.Wが現れた。

 

 

「ッ!!」

 

のらりくらりとした動きでこちらへと迫ってくる。

突然の登場に驚きながらも銃を構え、まずは足に狙いを定め引き金を引く。

後退しながら確実に当てていく。

5発足に撃ち込むとB.O.Wは音を立てて地面へと倒れていく。

ずるずると腕を匍匐前進の要領でこちらへとずるずると近づいてくる。

銃口を頭に向け発砲音を三度響かせると奴B・O・Wは断末魔を上げ地面へと同化するように溶けていき、後には血だまりと肉片が残り、出し続けられていたシャワーに流されていく。

リロードをし、シャワールームを抜ける。

 

先ほどの二段ベットと同じものが置いており目の前とその少し奥に配置されている。

銃をいつでも構えれるようにして二段ベッドの奥の三つ並べられているロッカーへと進んでいく。

何かないかと探すがグリーンハーブと銃弾しかないことを確認するとこれもバッグの中へと入れ、ロッカーの横にある扉へと進む。

 

そして扉を開けようとして、手を止める。

扉の向こうから音が聞こえた。

ガシャン、ガシャンという音が聞こえ、この扉の前で音は止まった。

なんの音だろうかと警戒し開けようとするが扉はこちらに引かれ開かれてしまった。

 

扉の向こうに現れた者と、ジル。

両者が手に持つものを構えたのは同時だった。

 

どちらともが構えたまま、沈黙が続く。

ジルの前に現れたのは、B.O.Wでもなく生身の生存者でもなかった。

そこにいたのは未来的なスーツであった。

全体的に流曲線で青と白が主体のカラーリングだ。

どこかのSF映画からそのまま飛び出してきた感じだ。

退廃し、過去の産物となったものと、現代すらも追い抜く未来のもの。

その二つが両立していることに強烈な違和感を覚えた。

 

手には黄色い銃のようなものを握っており水平な三つのレーザーがジルの首に当てられている。

この三つのレーザーがハッタリでない限り三つの銃弾が放たれるのだろうか?

しかしスーツが持っているのが銃とは言い切れない。

未来的なスーツと同じでその持っているものも現代の銃器などでは到底太刀打ちできないものかもしれないと、大真面目に考える。

 

考えていくうちに、なんて絶望的な状況だ、と思う。

得体の知れない未来的なスーツが銃のようなものを構え、こちらへと向けてくる。

もし自分が発砲しても銃弾は弾かれる。

スーツの重厚感、さきほど聞いた音がこのスーツの歩く音ならば、金属でできているのは確実だろう。

手榴弾などの爆裂させるものなら効くかもしれないが、持っていないのが現実である。

銃のようなものも、何が放たれるのかがわからない。

もし刃が放たれれば、すっぱりと頭と体がさようならだ。

それでもどうするかと考える。

後ろの足音に気づかないまま。

 

「伏せろ!!」

 

スーツから声が響いた。

思考を止め、反射的にその場に伏せる。

頭上から風を切る音が聞こえた。

横に転がりその姿を見る。

 

B.O.Wだ。

近づいていたのに気づかなかった。

どこまで考え込んでいたのだろうかと自嘲する。

B.O.Wは目の前のスーツを気にすることなく、こちらへと向く。

ゆったりとした足取りでこちらを食い殺さんとそれは向かってくるはずだった・・・・・

 

B.O.Wはスーツの左腕から放たれた青い何かに包まれスローモーションのようになった。

そしてスーツは銃のようなものをB.O.Wに向け、トリガーを引いた。

何かが二回放たれ、左足へと当たった。

どれほどの威力だったのだろうか?綺麗に左足は切断され、B.O.Wはゆっくりと地に落ちていく。

さらに銃のようなものの先端が90度回転し、縦に並んだ三つのレーザーが腕へと向けられる。

左腕もまた二発で綺麗に切れ、そのまま倒れた。

青い何かが消え去り、普通通りに動けるようになったB.O.Wにスーツは近づき、

 

「Fuck!!!」

 

怒号を浴びせ、振り下ろした右足でB.O.Wの頭を砕いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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