転生?したらマーボー食わされたんだが? 作:気分屋
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あーけどどうしようかなぁ〜これ、正直言って私にはこの世界がどういう世界かがわかんないんだよねーだって、孤児だし、元々家は“魔術使い“の一族で私は一子相伝の“固有魔術“以外知らないんだよね
災害で両親がいなくなって、“記憶喪失の兄貴分“と一緒に孤児になったけど、それ以来大きな出来事らしいものもなく一か月ほど一緒に暮らして、今さっきあくびをしながら兄貴分の顔をふと見て“フッ“てなんか思い出したんだもん
「おーい、ユーリ聞いてるか?」
え?“なんで兄貴分の顔を見て前世なんて思い出せたんだ“って?それはしょうがないでしょ、だって兄貴分の顔があの衛宮士郎そのものなんだよ⁈なんなら名前も士郎だし!
「ユ〜ウ〜リ〜」
「ヒャイ⁈」
しまった、今日は私達の里親になりたいという人が此処に来るんだったってアレ?気のせいかな、シローがなんか怖い
「ア、アハハ、ごめん考え事してた、なんの話だっけ?」
「はぁ、まぁいいかもう来てるらしいから会いに来てくれって」
「エ⁈わ、わかったー!」
早く着替えて行かないとー
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ガラガラガラ
「やぁ、君達が士郎君と、
「初めまして、僕の名は衛宮切嗣、君達の里親になろうと思って此処に来たんだ。いきなりだけど、誰かも知らない僕達と家族になってくれないかな?」
「もちろん、このまま孤児院に残るか、それとも、誰かも知らない僕達について行くかはどっちを選んでも大丈夫だよ」
なるほど全てを理解した(してない)、さては(たぶん)プリヤだな!
「わかった、あんたに着いていく」
「シローがいくなら私もいく」
「よかった。なら早いこと身支度を済ませよう。新しい家にも慣れてもらわないといけないからね。」
「おっと、大切なことを忘れてた」
その人は手際悪く荷物をバックに敷き詰めていく中、手を止めて自分のことを告げた。
「――――僕はね、魔法使いなんだ」
「うわ……爺さん、凄いな」
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「着いたよ。ここが二人の新しい家だ」
切嗣に連れられて辿り着いたのは、極普通の2階建ての一軒家だった。
慣れた動きで切嗣はドアを開けて、玄関に入る。私達も続いて入る。
出迎えに現れた人物を見て“あぁ、やっぱり“と思いながら今世の世界の予想は確信に変わった
「お帰りなさいませ、旦那様」
洗礼された動作で頭を下げて、切嗣を出迎える。“私“は名前を知らないけど、“僕“は少しだけ知っている。そんな彼女は“彼女“と似た人物の一人だった。
「ああ、ただいま、“セラ“。“アイリ“は?」
「お帰りなさい。キリツグ」
今度現れたのは、雪のように白く、滑らかなロングヘアーの女性。彼女は“イリヤ“が成長した様な姿だった。
「ただいま、アイリ。“イリヤ“はどうだい?」
「安心して眠ってますよ」
“彼女“、“イリヤ“――――“イリヤスフィール・フォン・アインツベン“。
“ある世界線“は英雄王の襲撃を受けて、命を落とすことになった人物。
その世界線では切嗣の娘、“衛宮 士郎“の姉である人物、此処では――――
「こんにちは、士郎くんと融離ちゃんよね?キリツグの妻のアイリスフィールです。この子はイリヤ。私たちの娘よ」
棒立ちになっている私達に、アイリスフィールさんは近寄ってきて、抱き抱えている赤子――――イリヤが見えるように、腰を下げてくる。
「イリヤ、貴女のお兄ちゃんと、お姉ちゃんですよー」
彼女は明るくイリヤに声を掛ける。すると、イリヤ目を開いて士郎に手を伸ばしてくる。
「早速気になるみたいね。抱いてあげて」
そっとアイリスフィールさんいや、アイリさんはイリヤを士郎に渡す。士郎はしっかりと受け持って、イリヤに視線を向ける。
目と目が合うと、より彼女は士郎に手を伸ばしてくる。
私は確信した。ここはやはりここはプリヤの世界。もしくはそれに限りなく近い平行世界の1つだと。
そんな私を置いて、士郎は、なんか、“この手を握ってもいいのか?“ そんな事を言いたげにおずおずとしていた。そして――――
「初めまして......イリヤ」
士郎は右人差し指をイリヤに近づける。それを見てイリヤは両手で握る。そして、時折私の方も見ながら、嬉しそうにキャッキャッと笑う。
「なついているわ。きっと優しい人だって解っているのね」
「士郎、融離、イリヤのことをよろしくね。思いの外、甘えん坊さんだよ」
まだ、全てを理解した訳じゃない。解っているのは、ここがプリヤに類する世界で、切嗣やアイリさん。そして、イリヤたちが居る家に私達が来たことだ。
私は何か、強くもなく、出来ることもない、ただ、この家族を少しは守れたら良いな、とそんな風に思った。
何故なら私は――――
余談ですが、次の三話からは士郎から衛宮 士郎、録刃 融離から衛宮 融離と名称(苗字)が変わります。
会話はどちらの方が良いですか?
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「」の前に名前などなし
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名前あり
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名前(頭文字や記号など)
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どっちでもいい
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作者の気分