最近見始めた呪術廻戦を題材に書いてみました
それと、目茶苦茶原作から離れると思うので色々注意
どけ!私はママだぞ!
東京都立呪術高等専門学校
そこの寮に本日から一名仲間が増える
目隠しにやたらと綺麗な銀の髪、そして百八十オーバーの高身長のビックリマンこと五条悟に連れられ、本来の主人公である虎杖悠仁は一人の女性の元に案内された。
おっとりとしつつ儚げな、まるで未亡人の様な雰囲気に艶のある綺麗な長い黒髪。
そして百七十と少々の高身長に日本人離れしたスタイルは何と言うか、ピンクなビデオに出てくる未亡人役にしか見えない。
「この人が学生寮の寮母さん、ちなみに目茶苦茶強いよ〜」
「うっそだろ!?五条先生よりも?」
「勿論♪
ま、今じゃ僕の方が(多分)強いけどね〜」
人を食ったようにのらりくらりとヘラヘラしながら質問に答えるのだが、内心はそんな穏やかな物ではない。
目茶苦茶ビビって居るのだ。
その証拠に虎杖の護衛の付き添いとして見つからないように近くで隠れている特級呪術師『夏油傑』は「でちゅねは嫌だでちゅねは嫌だでちゅねは嫌だ……」何てぶつぶつと負の感情に支配されている。
「あら、さとるちゃんそんなに強くなったのね〜」
「さ、さとるちゃん!?」
「僕の名前って五条悟(ごじょうさとる)だからさとるちゃん
そんな呼び方するのはマ……先輩だけだけどね〜」
「うわ……」
この人間失格レベルの変人が先輩なんて普通の呼び方をするとは、虎杖はその姿に驚き慌てて失礼が無いように自己紹介を始めた。
「えっと、虎杖悠仁です!
宮城出身です!」
「虎杖悠仁君ね〜ならゆうじちゃんね♪
私は御母家聖(おもやひじり)、この寮の寮母よ~
つまりここの子達のママだよ〜」
何と言うか、五条は強い強いと言っているし呪詛を呟く人を見る限り多分強いのだろうが、本人がお淑やか過ぎてとても強いと感じれないのだ。
「解りました!コレから多分長い付き合いになると思います!
よろしくお願いします!」
「よろしくねゆうじちゃん♪」
人間は第一印象が大事と思い、虎杖は元気に返事や挨拶をした。
それを見て「ゆうじちゃんは元気ね〜」なんてニコニコと穏やかな優しい笑みを浮かべる。
そしてそれを見て呪詛男と目隠し男はそっと手を合わせ「ロックオン」なんて言っていた。
そして挨拶を終え、その後もまったりと話していると二人の男が足音をたてながら此方に来た。
片方はツンツンとした黒髪と男子としては細めな身体つきの優男、と言う言葉が似合う少年。
もう片方はサラサラとした黒髪の色気有る顔付きの男性。
しかも身体つきはガッシリとしており、偉丈夫の言葉を擬人化したらこの男になりそうだ。
「あら、めぐみちゃん、とうじちゃんおかえりなさい♪」
「うげっ!?」
「うっ!?」
めぐみちゃんと呼ばれた少年も、とうじちゃんと呼ばれた男も非常に気まずそうに頭を下げてスタスタと静かに部屋へ向かっていった。
何故か解らず頭に疑問符を浮かべていると、御母家はフフフと笑い理由(?)を教えてくれた。
「めぐみちゃんもとうじちゃんも人見知りさんでね〜初めましてのゆうじちゃんを見て恥ずかしくなっちゃったの〜」
「へぇ〜、まぁそんな物かな」
呪術師なんて職をしていたら同年代の友達が出来ないよな〜と納得し、絶対に二人と打ち解けて見せると決意する虎杖。
ちなみに虎杖は二人を兄弟かそっくりの人程度の認識だが全然違う。
少年は名を『伏黒恵』といい、虎杖の同年代だ。
そして男の方は『伏黒甚爾』といい、先の伏黒恵の父親である。
それと先のそそくさと行った理由については人見知りだからではない。
いや、確かに人見知りや人間嫌いの気は少しはあるが、全てはこの寮母のせいなのだ。
まぁ、何が合ったかは追々話すとしよう。
穏やかに話し、そして虎杖の腹の虫が騒ぐと御母家はすぐに夕食を作り寮に居た全員に振る舞うのだった。
ちなみにその食卓には気配を殺し完全に風景と一体化していた夏油すらも存在した。
御母家聖
五条悟や夏油傑、家入硝子の二つ上の先輩。
かつて最強を名乗り好き放題していた二人が一つ上の先輩である庵歌姫から「お前らよりも強いんだからな!」と言われ、面白半分で挑んだのが運の尽き。
でちゅとろいされ、二人は赤ん坊にされるのだった。