「うぅん…、知らない天井だな……。」
目覚めた俺が最初に言った言葉だ。
なんだかとてつもなく変な夢を見たような気がするんだが…
「取り敢えず起きて、ここがどこなのか知らないと。」
上体をおこしベッドからおりる。
そこで初めてじぶんの体が小さきなっていることに気がついた。
「何で縮んでんの!てかあの神様が出てきて、死んだやら転生やらの話はゆめじゃなかったのか…」
夢が現実だったと理解しながら、今自分がいる部屋を見てみる。
そして部屋にある机の上に一枚の紙切れがあることに気がついた。
「なんだこれ、手紙か?」
紙を開いて見てみると、
『無事に転生できたみたいだね。良かった良かった。
それじゃあ、君の現状について説明するよ。
今の君の名前は斎藤 刹那。年齢は7歳で聖祥小学校の二年生だ。家族は両親二人の三人家族。
明日から新学期だから遅れないようにな。
あとデバイスだが、この手紙の近くにあるペンダントがそれだ。
それじゃあ、良い人生を。
神様より』
と書かれていた。
「7歳か、だからこんなに体が小さいんだな。
っと、これがデバイスかな?」
机の上を見ると確かに十字架のペンダントがあった。
「これがデバイスか。なんか普通のアクセサリーなんだが…。」
手にとってそれをよく見てみる。
すると…
〔お前が俺のマスターか?〕
…どこからか随分と偉そうな男の声が聞こえてきた。
「これが喋ったのか?何でもありだな、アニメの世界。」
〔おい、無視すんな〕
ペンダントが喋ったことに感心していると、ペンダントが怒りぎみに話してきた。
「あぁ、悪い悪い。お前がデバイスで間違いないんだな?」
〔ああ、そういうお前は俺のマスターでいいんだな?〕
「ああ、間違いないぜ。お前名前は?」
〔名前はマスターがつけるからな、まだねぇよ。そういうことで名前をつけてくれ。〕
名前をつけないといけないのか…。
なら………これにするか。
「お前の名前は『エンペラー』だ。」
〔マスター名、斎藤 刹那。デバイス名、エンペラー。登録完了。〕
「よし。あと俺のことは刹那でいい。よろしくな、エンペラー。」
〔お互いな、刹那。〕
無事にデバイスも手にはいったし、次は何をするか…。
そう考えていると…
「刹那〜、もう朝だから起きなさい。」
女の人の声がした。
今の声が母さんか?
「あぁ、分かった。今行く。」
そう言い、エンペラーを机の上におき、部屋から出て、声のした所に向かうと、俺の両親と思われる人がいた。
「おはよう、刹那。」
「あぁ、おはよう、母さん、父さん。」
「うん、おはよう。」
両親に挨拶をする。
にしてもどっちも顔整ってるなぁ。
「刹那も明日から学校なんだから、明日の準備をして、春休み最後の日だから遊んでくれば?」
朝食を食べながら、母さんが提案してくる。
「うん、考えとく。」
そういえば明日が始業式って言ってたな、あの神(仮)。
今日中に色々と確認しといた方がいいな。
そう考えながら、朝食を食べ終わり、部屋に戻った。