ほんとやればやるほど部下の事大好きなんだろうなぁってのが伝わってくるし良いキャラしてるよ総長。
初クリア時はホバタンで殴り合ってリニアライフル以外弾切れした状態でクリアしたなぁ・・・。
作戦開始まであと数時間。
ハンドラー・ウォルターは珍しく渋い顔をしていた。
それは先程のミーティングの後621がアセンブルをしている間にRaDの頭領にして自分の本当の目的の同士である"灰かぶり"事シンダー・カーラに通信を繋げた時のことだった。
『どうしたんだいウォルター。何か野暮用かい?』
「ああ、実は妙な仕事を受けてな」
『妙な仕事?』
「ベイラム、アーキバス両社が襲撃を受けた所属不明機の調査、及び撃破だ。公開可能な情報を送る」
『・・・確認した。ってコイツは・・・』
「知っているのかカーラ」
『知ってるも何もビジターが一通り暴れ回った後に来やがった野郎だよ。ラミーの奴が命からがら撮ったエンブレムが一致してる』
「何・・・!?」
想定していなかった情報に持っていたコーヒーを溢しそうになるウォルター。
カーラが確認しなと送ってきた画像を見ると画質こそかなり悪いが特徴がターゲットとなる不明機体と一致している。
武装が違うが大まかな機体の特徴も一致しており同一機体と判断した。
『ウォルター、気をつけな。上手く言えないが胸騒ぎがする』
「分かっている、その予感に関しては同意だ。621にも徹底させる』
『ああ、それともう一つ。ルビコン各地で似たような襲撃事件がこの所多発している。もしかしたらこの機体、複数機いるかも知れない。気をつけな』
「了解した」
カーラから持たされた情報を総括したウォルターは最悪の場合、切り札となるあの機体を出さざるを得ないと結論づけた。
まだ621を失う訳には行かない。
仕事を全て片付けて友人との約束を果たし、621を普通の日常で生活出来るようにするまでは。
ふと視線を感じて横を向くと621が立っていた。
以前よりマシになったとは言え未だに感情の起伏に乏しい621にしては珍しく心配するような様子を見せている。
そんな彼女を見て険しいを顔を崩して心配するなと言いながら頭を撫でると気持ちよさそうにする。
幾ら歴戦の凄腕傭兵と呼ばれてもやはり年相応な見た目からしてまだまだ子供だ。
621に作戦開始まで休むように伝えてウォルターは彼女を抱き抱えAC近くに備えた専用の休憩スペースに運ぶ。
一方その頃、ベイラムグループのルビコン仮設駐屯地ではミシガンのAC「ライガーテイル」の調整が進んでいた。
左腕の炸裂弾投射機「DF-ET-09 TAI-YANG-SHOU」を手数を増やす為にバーストライフル「MA-J200 RANSETU-RF」に換装している。
他にも整備不良による事故が起きない様にミシガン直々に指揮を取り檄を飛ばし調整を急がせる。
「急げよ貴様ら!慌てず確実にやれ!」
「「「はい!総長!」」」
「口を動かす前に手を動かせ役立たずども!だが良い返事だ!」
「総長、このまま順調に進めば作戦開始時刻1時間前には出撃できるかと」
「ポットマックか。・・・貴様はこの作戦どう見ている?」
「・・・率直に申し上げても?」
「構わん」
「・・・明らかに怪しい、その一言に尽きますな。奴は暴れるだけ暴れていましたが殺しはしていない。ただ戦闘不能にしていただけです」
「・・・恐らくわざとだろうな。我々を誘っているとしか思えん」
「総長、ライガーテイルの調整終わりました。後は総長御自身で確認いただけたらと」
「オオサワか、御苦労。・・・さて、よく聞け役立たずども!これより貴様らレッドガン部隊隊長であるG1ミシガンは先日舐めた態度を取ってくれたあの逆さ髑髏野郎を叩き潰しに出かける!その間の留守は貴様らに任せる。良いか!誰一人欠けずに生き残れ!死んだ者がいた場合引っ叩いてでも叩き起こす!生き残る事を最重要にしろ!分かったな!分かったら復唱せよ!我がレッドガンの精鋭達よ!」
「「「はい!総長!必ず守り抜きます!」」」
「よし!ならば作戦開始だ!役立たずども!ライガーテイルを出すぞ!愉快な遠足の始まりだぁ!!!!」
「「「おおおおおおおおおっ!!!」」」
流石はミシガン、凄まじい統率力である。
ミシガンの号令と同時に各々準備にかかる全レッドガン部隊員。
それを見届けたミシガンはヘルメットを被りライガーテイルに乗り込み輸送ヘリへと機体を動かす。
ヘリに乗り込むライガーテイルをレッドガン部隊員は敬礼して見送る。
モニターで見ていたミシガンはさっさと準備しろと怒鳴るが顔は笑っている。
その頃フロイトはスネイルから小言を言われていた。
総長の耳かきASMR2時間コース待ってます(コーラル汚染患者)