ジョインジョインシユゥ   作:ジョインジョイントキィ

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ジョインジョイントキィ
デデデデザタイムオブレトビューション バトーワンデッサイダデステニー
ナギッペシペシナギッペシペシハァーンナギッハァーンテンショーヒャクレツナギッカクゴォ ゲキリュウデハカテヌナギッナギッゲキリュウニゲキリュウニミヲマカセドウカナギッカクゴーハァーンテンショウヒャクレツケンナギッハアアアアキィーンホクトウジョウダンジンケン K.O. イノチハナゲステルモノ
バトートゥーデッサイダデステニー
セッカッコーハアアアアキィーン テーレッテーホクトウジョーハガンケンハァーンFATAL K.O. セメテイタミヲシラズニヤスラカニシヌガヨイ
ウィーントキィ (パーフェクト)


【悲報】アラガミ、北斗神拳を覚える

アラガミが闊歩する贖罪の街で、1匹の中型アラガミ、シユウがアーケードゲームの台を喰らった。

終末世界では見ない方がおかしい、何気ないただの日常。アラガミが無機物を喰らうことなど当たり前な光景。今更驚くアラガミも人類もいない。

だが、この日常とも言える行為が……シユウを変えた。

 

『………………』

 

数ヶ月後……例のアーケードゲームの台を喰らっていたシユウは、贖罪の街の中央で正座をしてピクリとも動かなかった。

まさに激流を制するは静水と言わんばかりの不動と貸したシユウ。

そこに1匹の中型アラガミ、コンゴウが現れる。コンゴウはシユウを睨みつけながら周囲をグルグルと周り……シユウの背後に到達した瞬間、絶大な威力を誇る空気砲を放った。

着弾と共に土煙が舞い、コンゴウは直撃を確信して、追撃として土煙の方めがけて突進を仕掛ける。

 

『……?』

 

……が、そこにいるはずの、怯んで動けずにいるはずのシユウに渾身の突進が当たることはなかった。すぐさま発達した耳を澄ませて位置を探ったところ……

 

『セッカッコー!!!』

 

シユウは真後ろにいた。奇っ怪な叫び声と共にシユウの翼腕の方の指先から、オラクル細胞を打ち込まれたコンゴウはその突きで大きく吹っ飛び、近くのビルの下敷きになる。オラクル細胞により直接的なダメージは無くとも、重くのしかかるビルの残骸がコンゴウの素早い動きを阻害した。

コンゴウからすれば強みを潰され、自慢の素早さも上回られている絶望的な状況。だが、この世界は喰うか喰われるかの弱肉強食。戦わなければ喰らわれるのみ。オラクル細胞を活性化させ、ビルの残骸を……吹き飛ばせない。力が入らない。

先程の突きで何かされたのか? 原因を突き止めることも出来ぬまま、シユウによって蹴り上げられたコンゴウは、百の突き(天翔百裂拳)をまともに食らい、また背後に(ナギッ)まわられ……

 

『ホクト!! ウジョウダンジンケン!!』

 

またもや目にも止まらぬ連撃を食らった。しかし、不思議と結合崩壊などはせず、何故か心地良ささえ感じられるシユウの攻撃を食らったコンゴウは、コアを残して爆散したのだった。

 

『セメテイタミヲシラズ、ヤスラカニシヌガヨイ……』

 

シユウはそうつぶやきながら、コアをかっ喰らった。

再びシユウは正座をして、ひたすらに次の獲物(戦士)を待つのだった。

このシユウが喰らい、そして学んだのは架空の拳法である北斗神拳……ではなく、アーケードゲーム版北斗の拳のトキである。

果たしてシユウの世紀末バスケは、終末世界の強者に通用するのかは……まだ、分からない。

 

『……………………』

 

……ただ、一つだけ確実な事がある。このシユウは頭も動きもおかしい。

大中小、様々な種類のアラガミがそこら中をうろついてるせいで、アラガミ動物園なんて揶揄される極東だが、このシユウを超える頭も動きもおかしいアラガミはどこを探してもいないだろう。




トキは二足歩行で2本の手を使うトリッキーなファイトスタイルの拳士
シユウも二足歩行で2本の手を使うトリッキーなファイトスタイルの拳士(?)
つまりトキ=シユウの図式が成り立ちます(錯乱)

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