「金ちゃん、星ちゃん……いつ帰ってくるかなぁ……」
がらんとした教室を眺めながら、彼女は毎日そう呟いていた。
初授業をするより先に保守派のお偉いさんを叩きのめした生徒。
そのケツを拭く形で、元々上がりにくかったのが完全に希望が無くなった昇級。
担任としては何一つ勤めていないのに、何故か参加しなくてはならない会議。
────これは、2018年度の呪術高専3年生担任という笑えるくらい損な役回りを任された半人間のお話である。
| 第1話 二人は似たモノ | |
| 第2話 キャパオーバー | |
| 第3話 人としての意地 | |
| 第4話 足元の空 | |
| 第5話 翔ぶ |