【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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151話 幼女のお買い物:服

「試着ですね! どうぞ!」

「はーい」

 

大学生らしいバイトの女の子……お姉さんだね、今の僕からは……に幼女らしいお返事をして更衣室に引っ込んでひと息。

 

「……ふぅ」

 

やー、子供服売り場って新鮮だなぁ。

こんなの、結婚して子供でもできなければ一生縁の無い場所だね。

 

でも今のところ、結婚できる見込みは

 

「……やめやめ、忘れよっと……」

 

別にいいじゃない、今どきなんてそもそも高校生ですら付き合ったこと無い男女なんて主流になりつつあるんだし。

 

ちょっと盛ったかも。

 

僕みたいなのが何割か居るんだもんね、とにかく焦る必要なんて無い無い。

 

けど……。

 

「……やっぱどきどきするなぁ」

 

こんな子供なのに女の子は女の子。

そう思ってるからなのかなぁ……。

 

だ、大丈夫。

大丈夫だから。

 

これは……そう、ゲームのアバター。

あれを作り込んでるときみたいな感じ。

 

男なら誰だって好きな見た目のキャラに好きな格好させて動き回らせたいじゃん?

 

そう、なんにもおかしなことはないんだ。

 

絶対おかしくないんだ。

 

「あ、いや、でもこれかわいいな……」

 

このまま続くのならいっそのこと、通報されない程度に写真とか撮ってネットのアイドルとかしよっかな。

 

「……………………………………」

 

やっぱ止めよ……特定とか怖いし……。

 

 

 

 

「あら、ちょっと大きかったみたいね。 今、違うメーカーので似たのを持ってくるから待っててね!」

 

「はーい」

 

僕は辛抱強く幼女を振る舞う。

 

「……………………………………」

 

……男のときはあり得なかったけども、女の店員さんって、下着とか「サイズはいかがですか?」って入って来るんだね……まぁこの見た目だし、「助けなきゃ」って善意なんだろうけども……。

 

さすがに服選びのときに隠蔽とか擬装しても困るしで隠蔽、解除してるから今の僕は本当の幼女だもんね……。

 

しかも「お母さんは別のフロアで買い物してます」ってウソまでついて。

 

僕の母さん?

 

今ごろ家でドラマでも観ておかし食べて体重増やしてるよ、きっと。

 

……母さんが今の僕見たらどうなるんだろうね。

 

まぁとりあえずで今とおんなじことにはなるだろうなぁ……そうだよねぇ、「男の子供なんて着せ替え甲斐がない!」って言ってたもん。

 

つまり?

 

……絶対着せ替え人形。

 

「うげぇ……」

 

嫌な思いをした僕は忘れることにした。

 

……とにかく僕だってバカじゃない。

 

1回くらいなら大丈夫だとは思うけども、こんな見た目で日中からうろうろしてたら補導とかされかねないし、通報もされかねない。

 

幼女な人生の行動半径は狭いし行動制限が厳しいんだ。

 

だから髪の毛とか肌とか目の色だけ変えて、電車で何駅の距離の適当なお店で買うんだ。

 

しっかしめんどくさいねぇ、女の子って……ブラジャーって言う下着が1個増えるんだもん。

 

別に必要ないし、擦れても痛くなかったけどもなんとなく付けてると気分良いし、お店の人も「とりあえずキャミ? それとも背伸びしてみる?」って聞いてくるから「じゃあしてみます」ってノリで。

 

そうか、これが女の子のノリかって感じでとにかくフレンドリー。

まぁ僕が幼女だからかもしれないけどね。

 

多分「自分でお洋服買いに来たおませさん」って見られてるんだろうし……実際この肉体的には間違ってないけどさ……。

 

で、でも?

 

普段着はシャツで良いけども、出かけるときくらいお洒落してもいいよね?

 

どうせ普段は隠蔽効かせてるから誰にも見られないけど、こういうのは自己満足なんだ。

 

それに、なんかこういうのって……こう、女装してるみたいでどきどきしてわくわくするし?

 

だから。

 

「……くぁ」

 

ん、もう体力が。

この体、移動時間だけで疲れるからなぁ……。

 

 

 

 

あのあとそこそこの買い物をした僕。

 

重い荷物と隠蔽とで疲れたから、家に着くなり着てたのを全部……じゃないけど脱ぎ散らかしてお布団にダイブ。

 

「……ふぅ」

 

あー、やっぱり良いよねぇ。

シャツとぱんつだけって言う解放感。

 

着飾るのも良いんだけども、やっぱりこうして薄着な方がいろいろと楽なんだ。

 

ひとり暮らしで狭いからって贅沢にもエアコン効かせて夏でも冬でも薄着でちょうど良い温度にして、その中で寝そべってだらだらお酒呑みながら本読むのが最高なんだ。

 

ほんと、家賃とかで数万飛ぶけども、家の中で開放的になれるのはひとり暮らしの最大のメリットだよねぇ。

 

これだけのために月数万がんばってひとり暮らししてると言っても過言じゃないもん。

 

「……………………………………」

 

僕の指がそっとぱんつに引っかかり、するっと下に――下ろそうとして慌てて離す。

 

……今、一瞬だけ「いっそのことすっぱだかで過ごせばいろいろお得」って思ったの、ちょっとやばいかも……?

 

こんな子供の体で興奮しちゃったりしたら僕の何かが砕け散りそうだし、そこまでは行かないでおこう……そもそもシャツとぱんつっていう下着でも充分やばいんだし……。

 

いや、でも。

 

「うーん」

 

……まぁいいや、こんな幼女に興奮することなんてないでしょ。

目の保養ではあるけども、それ以上にはならない。

 

なるはずもない。

 

良し。

 

ということで、ふとももの解放感は必要だからやっぱシャツだけは着とくとして……ぶらぶらするものもないから、ぱんつ……綺麗なときは脱いでも良いよね?

 

大丈夫、シャツ着てたら鏡見てもおまたは見えないし、でも見えないけどすーすーするっていう解放感と布団の感触が来るからなんか良いし?

 

これくらいならまだセーフ……セーフなはず……。

 




あと3話で時間が動き始めます。
るるちゃんたちと出会う、その日へ。
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