【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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209話 なんか膨らんでた

小さいノーネームさん。

 

指に張り付いてこっち見上げてきてて、無表情だけどもその目つきはあのノーネームさんで。

 

「ノーネームさん……やっぱりかわいいですね」

 

【おまかわ】

【おまかわ】

【かわいいハルちゃんがかわいいノーネームちゃんをつついている】

【かわいい】

【かわいいでいっぱい】

 

【※現在ブラックホール魔法的なのから全速力で逃走中です】

【大丈夫、ハルちゃん忘れてるから】

【それは大丈夫なのか?】

【大丈夫じゃないが】

【大丈夫じゃない】

【ノーネームちゃん! ちゃんと危機だって教えなさい!】

【ノーネームちゃんだけなんだぞ! ほら! 早く!】

【草】

 

そんなノーネームさんは、ときどき頭の上に文字を表示してる……どうやってるんだろ……から、一応何言いたいのかはなんとなく分かる。

 

まぁそもそも、あのトカゲ……魔王さんとの戦闘中からなんとなく言いたいこと分かるようになったけどね。

 

「……? なんか違和感……なんだろ、これ……」

 

そう言えば、うっかりブラックホールの中に寝落ちしかけた後から、なんか体の感覚、変なんだよね。

 

なんて言うか、こう……窮屈だったのがちょっと楽になって、でも特定の場所が窮屈?

 

ばっさばっさと後ろで羽ばたかせている羽は、どうやら脚で走ってるときみたいに無意識でもそれなりに動かせるらしい。

 

だから僕は、体を見ようと下の方を。

 

………………………………。

 

………………………………?

 

「……おっぱい……おっきくなってる……?」

 

【!?】

【●REC】

【ほんとだ!! ハルちゃんにおっぱいが!!!】

【マジか】

【マジだ】

 

【着てるワンピの胸元、さっきまでとは違ってはっきりと膨らみが】

【もしかして:ハルちゃん、幼女じゃなくなっちゃった】

【えぇ……】

【そんなことあるぅ……?】

【思い出せよ  ハルちゃんって、前はJK歳だぞ?】

 

【そういや声もちょっとだけ……】

【ああ  ちょっと年齢上がってるっぽいな】

【つまり?】

【悲報・ハルちゃん、戻っちゃった】

【朗報・ハルちゃん、戻っちゃった】

 

【朗報・ハルちゃん、金髪美少女JKに】

【悲報・ハルちゃん、金髪美少女JKに】

【あ?】

【お?】

【やるか?】

【受けて立つぞ?】

 

【ハルちゃんつるぺた幼女原理派VSハルちゃん貧乳・普乳・巨乳JK連合原理派の戦いが、今……!】

【なんでJK派はばらばらなの?】

【可哀想な男たちの可愛そうな派閥争いだ】

【絶対それ烏合の衆だって】

【絶対それ大きさで内部分裂するやつー】

【大丈夫、最終的にはおっぱいならどんなのでも良くなるから】

【男ってばかばっか】

 

ふにっ。

 

ノーネームさんがしがみついてる方の手に気をつけつつ、もう片手で膨らんでるそれを揉んでみる。

 

「んっ……膨らんでますね」

 

【●REC】

【何今のめっちゃエロいいいいいい】

【ノーネームちゃん! こんなときくらい良いじゃないかノーネームちゃん!】

【ハルちゃんのおっぱいいいいいい】

【ないないされてもいい! ないないされてもいい! ハルちゃんのおっぱい何カップププププププ】

 

【順調にないないされていく視聴者たち】

【何故視聴者たちは突撃してしまうのか】

【ばかばっか】

【しゃあない、完全幼女からいきなりJK?の胸元だからな】

【長い時間幼女ボディで安心していたところなんだ、察してやれ】

 

今はそんな場合じゃないからまだ良いけども……そっか。

僕、おっぱい生えちゃったんだ……じゃない、膨らんじゃったんだ。

 

……つまり、成長した?

 

でもなんで?

 

 

【解放】

 

【元】

 

【肉体】

 

【近】

 

 

「なんか解放されて、元の体に近くなった……? はえー」

 

よく分かんないけど、もしこれが男に戻る第一歩だとしたら。

 

こうしてちょっとずつ成長していって、20過ぎて25になれば……戻れる?

 

……んー。

 

それだとなー。

 

……一瞬でなれるならいいけど、そうじゃなかったら……さすがになぁ。

 

さすがに……こう。

 

「幼女だから!」って歯止めが掛かってたいろいろが……ね?

いくら僕でも……ね?

 

多分美人さんになるだろうこの子の肉体のまま、女の子な体つきで過ごすんだったら……ね?

 

………………………………。

 

自制心、がんばろ。

 

こんなところで女の子になっちゃうわけにはいかないもん……そしたらもう、あの魔王さんにされた未来とそう変わんないでしょ、僕の心的に……。

 

あ、けど、大きくなったにしては服とか、そこまでキツくない?

 

って言うか、

 

「……服……なんか変わってる……」

 

さっきまで着てた、一応ダンジョンドロップの動きやすいワンピース。

 

色も薄暗いダンジョンで目立たないものだったはずなのに……今は、真っ白でふわふわしてるのになってる。

 

【あっ(心停止】

【爺、お前もう画面見るな】

【おじいちゃん!】

【大丈夫、さっきも気合で戻って来たから】

【そういうことじゃねぇ】

【草】

 

【けど、ハルちゃんの服……】

【純白のドレス……】

【ああ……】

【これでハルちゃんの顔が見えたら……】

【マジで天使だな】

 

【金髪碧眼、推定Bカップくらい? のJKで、白い羽が生えてる……うん、もう誰がどう見ても天使だわな】

【もしかして:繋がっちゃった】

【繋がってしまったな……】

【まさか冗談とスラング的な意味合いの天使が、なぁ……】

【ここへ来て本当に天使になるとは】

【天使(物理】

【天使(本物】

【あ、海外のコメント欄、宗教的な天使か否かの議論で大炎上してら】

【草】

 

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