【2巻発売中】TSしたから隠れてダンジョンに潜ってた僕がアイドルたちに身バレして有名配信者になる話。~ヘッドショットロリがダンジョンの秘密に迫る配信~   作:あずももも

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254話 【嗅がれるハルちゃん】

『すんすんすんすんすんすん』

『すんすんすんすんすんすん』

『すんすんすん……あはぁ……』

『あへぇ……』

 

【今夜のサバト】

【見せられないよ!】

【いや、見えてるけどな】

【ノーネームちゃんが見てるからな!】

【ノーネームちゃんが見てる】

【ノーネームちゃん的にこれはセンシティブじゃないのか……】

【ハルちゃんじゃないから……なんだろうけど】

 

深夜、今夜の寝床にしている空間。

そこに持ち込んでいる、ドロップ品の毛布。

 

本来なら6人で並んで寝られるはずの、その布の上では……とんでもないことが起きていた。

 

「すぅ……すぅ……んー……」

 

子供たちに注がれるままに酒を呑み、やがて上機嫌で寝付いたハル。

 

……そんなハルの周りに群がっている5人が、「今夜も」カメラに映っていた。

 

【ハルちゃん、よっぽど良い匂いするんだな】

【良い匂いしそうだとは思ってたけど】

【まさかここまで……】

【子供たちが毎晩寝込みを襲うほどとはな……】

 

彼女たちは、暗がりの中――それでもカメラの置かれている岩の上からは視界が通り、かつ、カメラの性能でそれなりに見えてしまっている。

 

【JSたちのアヘ顔か……】

【ああ……】

【またひとつ、俺たちの性癖が開拓されてしまったな……】

【ああ……】

【この子たちの性癖も、もうだめだ……】

 

【俺たちはまだ良い  この映像が、耐性のない外国圏にクリティカルヒットしたらしいぞ】

【ああ、やつらもHENTAIコンテンツが好きだとは言っても、現地の濃さのはそうそうないだろうからな……】

【本来は禁忌とされてる子供たちの、ギリいかがわしくないとは言えこんなのを毎晩見せられたらなぁ……】

 

存分にハルの匂いを――髪の毛からうなじ、胸元や腹部と、思い思いに嗅ぎ尽くしている少女たち。

 

『すんすんすん……あへぇ……』

『あるてぇ……すんすんすんすん』

 

【悲報・異世界人たち、クンカーだった】

【それも重度のな!】

【子供でこれか……】

【文化圏で魅力的って感じる要素が違うとは聞いたことあるけど……】

【よりにもよって子供がここまでとは……】

 

少女たちは一心不乱にハルの周りにひざまずき、ハルや服に触れて起こさないよう慎重になりながらも――初日の夜からずっと、どれだけ嗅いでもハルが起きなかったことから、鼻息荒く嗅いでは酸欠と恍惚とで子供がしてはいけない表情を止めることもなく。

 

【これ……やばくない?】

【やばい以外に何があるとでも?】

【ハルちゃん……子供たちの性癖ねじ曲げちゃった……?】

【せめて、元からこうだったって思いたい……この世界の人類共通の性癖……いやなんか嫌だなそれ】

【草】

 

【そんなにいい匂いなんだ、ハルちゃん……】

【るるちゃんたち、良く無事だったね、ハルちゃんと一緒に居て……】

【異世界人だからなのか、そういう文化なのか】

【ハルちゃんに救われて崇めてるってせいなのか】

 

【それとも石鹸とかなくって、毎晩温泉に浸かってはいても匂いがあるからなのか】

【あるいは全部なのか】

【全部だろうねぇ、このアヘっぷり……】

【ハルちゃんが食べてるものもこの子たちと同じはずなのに……】

【なんならおしゃけの後だから酒臭いはずなのに……】

 

子供たちの嗅ぐ勢いは、止まることがない。

それは毎晩、光のない中――1時間ほど続くインモラルな儀式。

 

【ノーネームちゃん!】

【お願い! 止めてあげて!】

【低学年JSと高学年JS、あとショタのアヘっていうやっばいの見て喜んでたけど、冷静になったらやっぱ相当やっばいから】

 

【あ、ノーネームちゃんいいのいいのこのままで】

【お前、この子たちの将来と俺たちのお得とどっちを撮るんだ!】

【草】

【ロリコンさんなヘンタイさんたちにもクリティカルっぽいけど、やっぱ止めさせた方が良いよね……】

【ハルちゃんへの気持ちがこれ以上カンストする前に】

【ノーネームちゃん!】

 

 

【無粋】

 

 

【草】

【えぇ……】

【悲報・ノーネームちゃん、やっぱり人外だった】

【価値観が……違う……】

【ノーネームちゃん? 人間はね、性癖で人生壊しちゃうのよ??】

【そういやノーネームちゃんは見てるだけね、この光景……】

 

延々と響く、鼻息と恍惚とした声。

カメラに映る、少年少女たちの……非常にいかがわしくなっている顔。

 

【これ、暗がりで分かんないけど……多分真っ赤よね】

【興奮と酸欠ですごいことになってそうだからな】

【あ、ロリとショタが脱落した】

【年少組は毎回最初に力尽きるか】

【まぁねぇ、こんなことしてちゃねぇ……】

【こんなことしてたら脳が溶ける】

 

【幸か不幸か性的な興奮じゃないだけマシ】

【えっちなのはいけないと思いますけどハルちゃん関係は別です!】

【草】

【おい、言おうとしてだだ漏れになってんぞ草】

【10歳前後の子たちが性に目覚めちゃったらやばいとかそんなレベルじゃないし】

 

ハルが来てからの恒例行事の途中、恒例のごとくにハル吸いをしながら気絶した年少組は、それを予想していた他の子たちによって抱きかかえられ、そっとハルの横に寝かせられる。

 

【優しい】

【でもこれ、ハルちゃんの上に乗っかっちゃって起こさないようにって言う、どう考えても私欲のためだからね】

【ハルちゃん、なんで起きないのぉ……?】

【カメラのマイクでもちょっと聞こえる程度の鼻息だけだしなぁ】

【お酒も入ってるから眠りは浅いはずなんだが……】

 

【でもハルちゃん、お酒の瓶何本空けてもけろっとしてるし……】

【もしかして:女神の肉体、アルコール耐性激高】

【あー】

【だからたくさん飲まないと人間みたいには酔えないと】

【で、たくさん飲んで熟睡しちゃってると】

【元から睡眠時間長めだったしなぁ】

 

子供たちは、それからも数十分嗅ぎ続け――全身汗だくになり、顔は真っ赤になり、表情は溶けきり、体は震えていた。

 

【これ……やばない?】

【低年齢なのに……】

【言うな  自覚するな】

【これ……配信しちゃって大丈夫なのぉ……?】

【大丈夫、ノーネームちゃんが放送してるから配信元でもストップできないぞ☆】

【それって大丈夫なのか?】

 

【ま、まあ、この放送元はどこの国の法律も届かない場所だろうし……】

【そもそもノーネームちゃんの強制配信を未だに止められてない時点でねぇ……】

【合衆国政府の要請で、数ヶ月前に一旦配信会社のサーバー落としたんだよな】

【でも止まらなかったって言うね……】

【なにそれこわい】

 

【ノーネームちゃん!】

【これはさすがにどうかと思うよノーネームちゃん!】

【あ、いや、最高なんだけど10歳前後に目覚めちゃうお兄さんお姉さん多発で地球の性癖がピンチって言うか】

 

 

【愛】

 

【無粋】

 

【♥】

 

 

【あ、はい……】

【草】

【もはや無敵のノーネームちゃん】

【正体を隠さないノーネームちゃん】

【ノーネームちゃんも大概よね……】

 

【あのハルちゃんに執着してる人外だ、やっぱりちょっとおかしいんだよ】

【これが……ちょっと?】

【ごめん、ものすごくだった】

【子供たちもハルちゃんのかぐわしさでちょっとおかしくなっちゃったし……】

【ハルちゃん、罪作りな子……!】

 

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